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循環型社会を構築する次世代の人材を共創する



資源としての廃棄物を提供する企業と環境ワークショップを共催する企業を仲介する

★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(113)

<株式会社サティスファクトリー>
 1996年に創業し、東京都中央区に本社を置く、産業廃棄物処理やリサイクルなどの環境事業を行い、食品リサイクルや廃棄物マネジメントなどのソリューションを提供している、資本金1億円、従業員数約120名の、環境コンサルティング企業だ。

同社は、廃棄物マネジメント事業と環境コンサルティング事業を基盤として、企業が抱える産業廃棄物処理・リサイクルなどの課題解決に取り組むサービスを提供している。 ・廃棄物処理をはじめとした顧客が抱えるさまざまな環境問題を解決する、最適なソリューションの提案。 ・食品リサイクルなどのごみを削減するスキームの構築。 ・国内の法人から原料、材料、機器の買取りを行い、需要のある法人に売却するBtoBリユースマッチング支援。 ・カーボンオフセット事業を通じて、温室効果ガスの削減への貢献。 ・海外事業として、ベトナムで埋立地再生事業のビジネスモデルを構築し、開発途上国のごみ処分場問題を解決。

ベトナムでの埋立地再生事業のビジネスモデル

廃棄物マネジメント事業は、廃棄物の処理・リサイクル・再資源化などを行う同社のメイン事業で、廃棄物の種類や量、処理方法などに応じて、最適なプランを提供する。 環境コンサルティング事業は、廃棄物の発生抑制や削減などを行う同社の付加価値事業で、廃棄物の発生源や流れを分析し、環境問題の解決策を提案する。つまり、廃棄物マネジメント事業は廃棄物の後処理に重点を置き、環境コンサルティング事業は廃棄物の予防に重点を置いている。

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★ 同社は廃棄物マネジメントからの派生事業として「eduCycle」=”環境教育”を事業化している。 資源としての廃棄物を提供する企業と環境ワークショップを共催する企業を仲介し、「企業向け環境ワークショップ」をCSRやイベントへの集客活動の一環としての付加価値を提供する。また、学生向けの環境教育として「エコクラフトパックプロジェクト」を実施している。
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◆ エコクラフトパックプロジェクトは、企業から提供の、製品として市場に出回ることなく廃棄物として処分される「サンプル品・不良品・端材」等を子ども達の環境教育教材として提供するプロジェクトで、事業を通じて子どもを楽しませながら循環型社会を構築する次世代の人材育成をすることを目指している。また、小学校等で高まる環境教育の重要性において、「工作を通じて楽しく学ぶ環境教育」の新しい試みとしている。
東京都のモデル事業として、2016年にエコクラフトパックプロジェクトは、東京都環境局『持続可能な資源利用』に向けたモデル事業に採択され、企業で発生した廃棄サンプル品等を、大学生のアイディアで、子どもたちの環境

教育教材に変える一大プロジェクトとして、都内の小学校で実施している。

❤ さて、「eduCycle」事業は、なんと当時新卒1年目の社員が中心となり始まった、同社オリジナルの環境教育事業で、アパレル企業や製造業等で、普段は廃棄されてしまうサンプル品を使用し、ワークショップを開催したのが始まりだそうだ。ワークショップではテキスタイルメーカーの生地サンプルを使用してポケットティッシュのケースを作ったり、アパレルメーカーのサンプル服のデニム生地を使用して、子供用のハンガーを作ったり、エコクラフトパックプロジェクトでは、企業から提供された「サンプル品・端材で「あずきカイロ」を作り、児童が自分の作品を商店街で販売するなど、「社会科 +図工」の特別授業を通じて循環型社会について実践的に学ぶことでの次世代の人材を育成しているようだ。

・・・なんだか 楽しそうだなぁ・・・
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社サティスファクトリー コーポレートサイト
https://www.sfinter.com/
◎環境提言や情報提供
https://www.sfinter.com/seminar-event/
◎〜eduCycle編〜
https://www.wantedly.com/companies/sfinter2/post_articles/189580

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