見出し画像

社会課題をビジネスの力やステークホルダーとの共創・協働で解決する



ビジネスと社会構造の循環の間に入り、社会の課題を解決したい


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(136)

<株式会社クラダシ>
 2014年に設立され、東京品川区に本社を置き 「日本で最もフードロスを削減する会社」のビジョン実現を目指し、フードロス削減×社会貢献型の仕組みづくりを軸に、食品などのオンラインショップを運営する、資本金3億1千万円の東証グロース市場に上場する流通業だ。
 

同社の運営する「KURADASHI」は、フードロス削減に取り組む社会貢献型ショッピングサイトで、フードロス削減への賛同メーカーより提供いただいた商品を安価に販売し、売り上げの一部で社会貢献活動を支援する日本初・最大級のソーシャルグッドマーケット※だ。

※ソーシャルグッドマーケットとは、賞味期限が近い食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などが要因で消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、安価に消費者に提供するサービス。

「KURADASHI」での購入金額の一部は、社会貢献活動の支援になる仕組みで、買い物の際に、自分が応援したい社会貢献団体を選ぶことができる。環境保護や海外支援、動物保護、災害支援など、SDGs17の目標に当てはまる団体を支援することで、社会貢献の輪が広がる。

.
★ 創業者の関藤竜也氏は、阪神淡路大震災の被災経験と、商社時代の中国での駐在経験から、フードロスという社会課題を解決するビジネスを始めるきっかけを得た。特に、中国での駐在中に、規格外の食品が大量に廃棄されている現状を目の当たりにし、これが将来的に大きな環境問題・社会問題になると感じたと述べている。
同社は、これまで余り物を廃棄するしかなかったメーカーが、SDGsやCSRの観点から商品を提供できる新しい市場を作り出すことを目指すことで。メーカーと消費者双方にとってwin-winな状況が生まれ、社会全体のフードロス削減につながると考えている。
_

◆ 以前紹介した インシュアテック企業のレモネードの仕組みと似ている。レモネードの場合は、加入者が支払った保険料の25%分を運営の費用や再保険のために支払われ、残りの75%が保険金支払いのためにプールされ、プールされた資金のうち、保険金を支払って残った分はすべて社会貢献のために寄付される。加入者は自らのリスクを担保しながら、社会貢献にも加担するというソーシャルグッドな仕組みだ。

❤ さて、「もったいない」と言えば日本語だが、 思い浮かぶのはケニア出身の女性環境保護活動家で、MOTTAINAI運動を主導してきたワンガリ・マータイさんだ。2011年に若くして辞世されたが、「MOTTAINAI」は、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉として世界共通語となっている。

ワンガリ・マータイさん

.

時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

.
◎株式会社クラダシ コーポレートサイト
https://corp.kuradashi.jp/
◎「KURADASHI」ショッピングサイト
https://kuradashi.jp/
◎「MOTTAINAI」運動サイト
https://www.mottainai.info/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?