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子どもたちの将来の選択肢・未来の可能性を拡げたい



「多様化への対応」のために教育に変革を!子どもたちの生きる力を、eラーニングで解決する

★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(119)

<株式会社すららネット>
 2005年にeラーニング教材の企画・開発を開始し、2007年より学習塾・学校市場向けに販売開始。2008年8月に設立後、2010年にMBO※で親会社より買い取り独立。東京都千代田区に本社を置く、eラーニングによる教育サービスの提供及び運用コンサルティング、マーケティングプロモーション及びホームページの運営を行う、2017年に東京証券取引所マザーズ市場に上場(現グロース市場)、資本金298百万円(2022年12月現在)、従業員数90名(連結)のEdTechスタートアップ企業だ。
※MBOとは、企業の経営陣が投資ファンドや金融機関から資金調達を行い、既存の株主から自社の株式をを買い取り、経営権を取得するManagement Buyout(マネジメント・バイアウト)を略した言葉。

日本のeラーニング企業で、アダプティブ※な対話式ICT教材「すらら」を開発・販売している。同社のシステムは、学校、学習塾、家庭学習において多数の教育機関に提供されており、約2,600校の塾、学校等に導入されている。 また、発達障害児のためのパソコン・タブレット学習教材としても、全国の放課後等デイサービスへも導入されている。

※アダプティプラーニングとは、一人ひとりに最適な学習内容を提供して、より効率的に学習を進める方法のこと。アダプティプラーニングによって、学習者それぞれによるきめ細かな学習指導が可能になります。文部科学省でもアダプティブラーニングの推進を唱えている。

同社が提供する「すらら」は、小学生から高校生までの幅広い年齢層に対応した対話式ICT教材で、生徒ひとりひとりが自分の学力に応じた演習問題に取り組める。また、「無学年方式」を採用し、学年を超えて苦手なところを勉強できるようになっており、国語・算数・英語・理科・社会の5教科に対応している。問題をクリアすると宝石の色が変わったり、主人公のキャラが技を覚えたりするなど、頑張りに応じてご褒美が貰えるようになっている。また、「すららドリル」は、AI型のアダプティブドリル教材で、「トークンエコノミー方式」という頑張るとよいことがある体験の積み重ね、目標達成するごとにポイントをゲットし、貯まったポイントで欲しいアイテムと交換することができるなど、「ゲーミフィケーション機能」を採用している。

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★ 創業者の湯野川孝彦氏は、飲食店を中心に約40業態、約4000店舗のFC事業展開をコンサルティング支援の「ベンチャー・リンク」で、事業開発担当常務として、FC事業立ち上げのプロフェッショナルというべき経歴の持っていた。 ある時個別指導塾からの依頼に対し、これまでのFC展開とは勝手が異なることから、自ら塾運営を始めることにしたが、生徒の “学力が上がらない”ことに直面した。何をどうしたらすべての子どもたちがわかるようになるのか、後に「すらら」の開発を一緒に行うようになる創業メンバーとの出会いがあり、学習のつまずきを見つけられる仕組みのヒントが得られ、「問題を間違えたら、間違えた原因となる内容を特定し、戻って学習しなおす。この仕組みならきっと誰でもわかるようになる学習が実現できる。それらをデジタル化できれば、教える側の技量に左右されずに高品質な学びが届けられる」と可能性を感じ、研究開発を推し進めた。

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◆ その後、2012年「日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞」、2016年「日本ベンチャー大賞 社会課題解決賞」を受賞するなど、すららネットの事業そのものが高く評価され、2017年には東証マザーズ(現.東証グロース市場)への上場を果たした。そのころ、政府は教育業界のDX化を打ち出し、経済産業省では実現のための実証実験を開始し、「未来の教室実証モデル」として「すらら」が採択され、長野県のスタンダード校との共同事業が始まった。

❤ 同社は、「所得格差と教育機会格差の負のスパイラルを断ち切る」という理念を掲げ、2014年にJICA民間連携事業で採択を受け、スリランカで教育格差是正プロジェクトの開始を皮切りに、インドネシア、エジプト、フィリピンの子どもたちに、「すらら」の海外版として算数コンテンツ「Surala Ninja!」を開発し提供している。子どもたちの教育の場を作るため、現地の教務経験のない女性が教育支援者として活躍できるよう、現地のパートナー会社とすららネットが協働して研修も行い、雇用の創出にも寄与している。

・・・「AIx人」の可能性を追求するEdTechの取り組みは、良くも悪くも怖くなってきた「AI」のイメージをいい感じに変えているのかな・・・
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社すららネット コーポレートサイト
https://surala.jp/
◎2020すららネット会社案内
https://youtu.be/fYbBI8rxHo0?si=NdHOo_2aPjwfWoby
◎第3回すららアクティブ・ラーニングイベント「長崎市の小中学生「ごみ問題」でプレゼン日本一に」
https://youtu.be/0h-jw0OjOFI?si=EJIS_nO6oVQvn-A1
◎〔おしえてすらら〕対話型のレクチャー
https://youtu.be/1Co3RqTzaew?si=6TgdoqLPBXlC9wOa
◎ゲーム感覚で学ぶ!最先端教育の可能性 JICA
https://www.jica.go.jp/Resource/publication/mundi/1701/201701_04.html

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