挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る
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世界で戦える日本企業を生み出し、日本の競争力を再び上げることを支援する総合金融機関になる
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★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(167)
<株式会社UPSIDER>
2018年に設立され、東京都港区に本社を置き、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションとして、法人向けクレジットカード「UPSIDERカード」やビジネスあと払いサービス「支払い.com」を提供する、フィンテックのスタートアップだ。
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同社の主要サービスである法人カードの「UPSIDER」は、独自の与信モデルにより、新規上場企業や急成長中の企業に対しても、最大10億円の限度額を提供する法人カードだ。1取引あたり1億円以上の決済が可能で、サブスクリプション決済や大口決済にも対応し、利用先限定機能を備え、不正利用防止をサポートする。また、決済データがリアルタイムにウェブに反映されるため、必要時に明細がそろい、月次決算の早期化にもつながるとしている。
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支払い.comは、株式会社UPSIDERと株式会社クレディセゾンが共同で提供する、ビジネス向けの後払いサービスで、法人と個人事業主が利用できる資金繰り改善サービスで、銀行振り込みや請求書の支払いを手元のクレジットカードに切り替えることで、出費のタイミングを最大60日延長できる。クレジットカードの利用実績をもとに審査を行うため、審査や担保は不要で、オンラインで手続きを行うことで、最短60秒で利用可能となる。手数料は業界最安水準の1.1%〜2.5%となっている。
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★ 同社の共同創業者の宮城徹氏は、東京大学を卒業後、2014年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに新卒で入社し、東京支社とロンドン支社で、銀行のオープンAPIなどのデジタル戦略策定、手数料体系や店舗配置の最適化など、大手金融機関の全社変革プロジェクトに携わった後、2018年に同社を共同創業した。
同氏が金融分野に興味を持つようになったのは、学生時代に白馬のロッヂの管理人を務めていた時に、帳簿の管理から数千万円の資金返済、活動費捻出のための資金調達まで、お金を生み出す難しさと金融の力を直接感じたことがきっかけだったと述懐している。
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◆ 宮城氏は、スタートアップ経営者としてのスタンスを大きく変えたターニングポイントが2021年8月だったと述べている。当時、同社は売り上げや決済額が順調に成長していたが、広告宣伝費は1円も使わず、人件費を抑え、オフィスは数人で満員の狭い部屋を借りていた。
ある時、支援を受けていた投資家に、「決済のあり方を変える新しいインフラをつくることを目指して創業したのに、このままだと小さいカード会社で終わるんじゃない?」と強烈なパンチを浴びた。一瞬、心の中で強く反発したが、うなずかざるをえなかった。その後、同社は大きな成長投資にシフトし、採用を拡大し、広告やキャンペーン施策、新規事業の立ち上げを急ピッチで進め、急成長の波に乗った。
❤ 2023年6月に同社は、AIを用いた生産性向上ツール「AI Coworker」のリリースと成長企業への融資を進める子会社「株式会社UPSIDER Capital」の設立を発表した。
既存事業である法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」は、売上ベースで、1年で5倍の成長を達成し、同年同月に法人カード「UPSIDER」事業の成長資金(立替資金)確保のためとして、日本のスタートアップ企業として最大規模となる80億円のシンジケートローン契約を締結した。 同社は、「カード会社」から、「世界で戦える日本企業を生み出し、日本の競争力を再び上げることを支援する総合金融機関」へと進化を目指し、日本の成長を牽引する世界的なユニコーン企業を複数社生み出すことに今後も貢献していくとしている。
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◎UPSIDER コーポレートサイト
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