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カードを出す基準

世の中の人が知らないサッカー審判員のこと

イエローカード、レッドカードを出すのは
明確な基準がある

これは競技規則に書いてあるんです

12条ファウルと不正行為

この中に
不用意、過剰、無謀な力と3つ規定されていて

不用意はカードなし
過剰はイエローカード
無謀な力はレッドカード

主審は、ファウルかどうかの判断も含めて
試合中にそれぞれの場面で一瞬で判断しています

フィジカルコンタクトはこの7つ

チャージする
飛びかかる
蹴る、または蹴ろうとする
押す
打つ、または打とうとする(頭突きを含む)
タックルする、または挑む
つまづかせる、またはつまづかせようとする

これと
不用意、過剰、無謀な力の組み合わせ

ファウルは他にもあるので
その都度、一瞬でどれを適応するか判断します

言葉だけだと大変そうですが
できるようになるとこれが楽しいです

今日は書きませんが
不用意、過剰、無謀な力という言葉も
それぞれきちんと競技規則の中に
言葉の定義が書いてあるので
迷うことはありません

そんでもって、当然ですが
感情的にカードを出すこともありません

カードを出す時は、
これこれこういう理由で過剰だからイエロー
無謀な力だからレッド
と言葉できちんと説明ができます

それに、カードを出したら試合後にちゃんと
カードを出した理由を報告書に書いて
提出しないといけないので

何番の選手が嫌いだからカード出したとかはないです(笑)

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