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#04 サイトM&Aと、費用詳細

どうも、とにーです。

前回の記事で触れた、サイトM&Aでの初期投資について今回は掘り下げていきます。純粋なWebサイトの価格以外に、どんなものがあるのか見ていきましょう。


①手数料・利用料

サイト所有者との繋がりがあれば、もちろん直接の取引でWebサイトを購入することもありえます。が、初期の段階ではサイト売買を行なうプラットフォームを使ったり、仲介会社を介するパターンが9割以上でしょう。

それらの仕組みを利用する最大の利点は、リスク軽減です。リスクにも色々ありますが、Webサイトが無事に自分の資産となるまで(売買契約が無事履行されるまで)のプロセスにおいてのリスク要因を減らしてくれます。

具体的には、Webサイト売買に化した文言の契約書フォーマットが用意されていたり、手織り引きフローが確立されていたり。初めての取引でもガイダンスに沿っていけば、問題なく売買を完了できることへのサポート料ですね。

サービス内容によって異なることもありますが、手数料の相場はサイトの売買価格の10%前後となっています。

マンションや家を買う際に仲介会社を介するのと同じく、契約毎や法律が絡む事柄は自力でやろうとすると手間(というか非現実的)なので、直接の売買取引でなければまず利用することになるでしょうね。

②サイト移行費用

次に、サイトを購入した後に必要なシステム移行費用について。

サーバーやドメインの移転にあたっての、新規アカウントでの受け入れ体制構築などがそれらにあたります。この辺りは、Webサイトの構築・運営に慣れている人であれば自力でも充分できるかと思います。

初めてのサイト購入だったり時間をお金で買いたい人は、サイト売買のプラットフォームだと有料オプションで対応してもらえる部分です。

サイトの規模や複雑さによりますが、サイト移行に伴う費用は数万円~十数万円程度が目安と想定していればいいでしょう。

③デューデリジェンス費用

次に、デューデリジェンス費について。一般的なM&Aの文脈でよく耳にする言葉ですね。

サイトM&Aにおいては、Webサイトの状態や価値を詳細に調査するプロセスです。不動産を買ったことがあれば経験しているかもしれませんが、購入前に行われる物件状況調査に似ていますね。

サイトのトラフィックデータや収益情報、SEO評価などの調査が含まれます。費用は数万円~数十万円と幅があり、調査の範囲や深さによって異なります。

正直、Webサイトの価格が3桁万円後半にでも届かない限りは使うことがないと思います。(安いサイトだと購入価格が1.5~2倍になることもあり、費用対効果が悪すぎる)

④法務費用

サイトM&Aには、契約書の作成や法的な手続きが必要になります。

サイト売買のプラットフォームで用意されている雛形などを使うのでなければ、自分で用意する必要があります。インターネットで転がっているのは一般的な売買契約書で、Webサイトの売買に特化したものは珍しく探すのは難しいです。

専門家に依頼する場合は、契約書の作成費用や必要に応じて契約内容の確認費用が含まれ、数万円~十数万円ぐらいが一般的です。

①の手数料・利用料に法務対応のサービスが含まれている場合は、そちらを支払って済ませるのがベストと言えます。

おわりに

今回はあくまで初期投資の部分を掘り下げるということで、解説させて頂きました。

晴れて自分のものとなったサイトを運営していく上での費用に関しては、また別の記事で解説したいと思います。

それでは、また次回。

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