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あたまのなか@想

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あたまのなかでおもっていること、考えていることを書いています。ちょっとエモい。やけどに注意です。
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#エッセイ

「女性としての幸せ」は、「人間としての幸せ」

「女性としての幸せ」 私はこの言葉に違和感しか感じない。 レスリングの吉田沙保里選手の引退について、連日ニュースで取り上げられている。そこでよく聞くフレーズだった。 あとは、「女性の先輩として聞いておきな」というフレーズもどこか引っかかる。「女性ならではの悩み」に、結婚、(出産ばかりはどうしようもないが)子育て、キャリアとプライベートみたいな類のことが、カテゴライズされることに疑問を感じる。どこか引っかかる。 *** 「女性としての幸せ」ってなに?結婚して家庭を築く

ことばの魔法〜たった一言が世界を180度変える〜

私は「ことば」の力を信じて止みません。 「たった一言で、人生が変わる」そう信じてます。そこまでに至った、7つのストーリーです。まずは前編から。 もくじ 1 望まれて生まれてきた子じゃない 2 たった一言で人は心を閉じる 3「小さな出版」をくり返してた中高時代 4 いつまでも銅メダルランナーじゃいられない 1 望まれて生まれてきた子じゃないこれは、私の心の真ん中にあるものだ。 「アクティブだね」「エネルギッシュだね」と言われるけど、たくさん動いて、いくら周りを仕事や

23歳で遊びのメニューを食べ尽くした話

私は、もうすぐこの世に生まれて満23年が経つ。けれど、遊びのメニューを食べ尽くした気がする。飲み会とか、オシャレとか、メイクとか、カラオケとか、ドライブとか、遊びのバリエーションに飽きたのだ。だから私は早く結婚したいし、早く子どもを育てたい。 下の言葉たちに出会ってから、”今の手持ち無沙汰感”が「遊びのメニューを食べ尽くした」という表現で言語化されていてしっくりきたし、早く子どもを育てたいとより強く思うようになった。 人生は80年もあって暇だ。子どもでも育てないと暇だから

社会に適合するのではなく、適合する社会を見つける、つくる。

立命館アジア太平洋大学(APU)を卒業して、半年以上経ちました。 就活のときや卒業してから、会った人からAPUの学生について、 「一見変わった子が多いけど、いい子が多いよね。」 「社会の適合性低そうだよね。」 (ポジティブかネガティブかは不明。笑) とたまに言われます。 今年6月に開かれた清家ゼミin Tokyoの冒頭で、清家先生が、 「何でこんなに学生が育つかというと、日本の社会規範が薄い環境のなかで、自分たちで社会規範をつくっていくからだ」 とおっしゃっ