NARU8563のコピー

レコード大好き!

クルクル回ってる、ピカピカの黒いレコードが大好きです!

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でも、このレコードって機器の調整で音が悪くもなるし、とても良くなる!実にデリケートで面白いものなんです。まずちゃんとレコードプレーヤーが水平に設置されているか?水準器を使ってしっかり調整設置します。

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次に針が何グラムの圧力でレコード盤に接しているか?これは、カートリッジごとに適正な数値が決まっています。僕の大好きなこのオルトフォンというデンマーク製のカートリッジは、通常の一般的なカートリッジは1.5g近辺が多いのですが、なんと3.5gとちょっと重目が適正なんです。電子針圧計という文明の利器を使って計測しております。

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こんなトーンアーム付属のゲージを使って、適切な位置にカートリッジがあるかどうかもチェックします。中央の丸いポイントに針を落としてラインと平行になっていればOKです。

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ハウリングのチェックは、レコードを乗せたターンテーブルを停止の状態で外周から 2cmくらいのところに針を落として、ゆっくりアンプのボリュームを上げていきます。スピーカーからブォーンという音が出てきたら、すぐにヴォリュームを下げます。このブォーンという音がハウリング現象です。スピーカーからの音圧で、プレーヤーが振動して針に伝わり出てきます。通常聴いているボリュームの位置とハウリングが発生するボリュームの位置がハウリングマージンということです。理想は、ボリューム位置が最高の位置でも、ハウリングが発生しない!のが理想です。

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プレーヤーの足の部分に振動を吸収するソルボセインなどを挟んだり、プレーヤーを置く台を重くてしっかりした材料のものに変えたり、設置場所を変えたりしてハウリングマージンをできるだけ、かせぐように調整します。

あとはちょっと面倒ですが、レコードに針を落とした時に、横からトーンアームを見てレコードとアームパイプが平行になっているか?アームの高さ調整機能を使って調整します。重量盤と通常盤では、レコードの厚みが違うのである程度は仕方がないのですが・・・僕は少しアームの後ろ側が高い方が良いかな、と思って調整しています。

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そして、肝腎なのがレコード自体のクリーニングです。僕は大阪 堺市の南野さんが販売しているOYAG(オヤッグ )レコードクリーニング液とOYAGブラシを2個使ってブラッシングしています。さらにVPIというアメリカ製のバキューム式のクリーニングマシンを使うことでさらに効果的にレコードを綺麗にできるようになりました。中古で手に入れたレコードもかなりノイズを抑えて楽しむ事ができます。

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しっかり調整が決まって、いい音でレコードが再生できると、とても機材やレコード、音楽への愛着が増して、豊かで幸せな気持ちになれますよ!

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まだまだ、お知らせしたいノウハウはいっぱいあるので、また投稿しますね!

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