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「5秒ルール」やっぱすごいかもしれん

最近、酷暑のせいか本当に何に対しても腰が重い。
ベッドから起き上がるのがまず辛いし、できることと言えば枕元に置いてあるスマホを触ること。

仕事の日はギリギリ間に合う時間に起きて、日焼け止めを塗って眉毛を書く。
朝ごはんを流し込みながら朝ドラ「虎に翼」を観る。(観るな用意しろ)
駅まで小走りじゃないと不安な時間帯に家を出る。
食べたばかりのお腹は小走りのせいでさらに苦しくなる。

1日の始まりからこのドタバタさ。
電車より少し早く駅についたころに全身から汗が溢れ出て憂鬱に。
涼しい顔して横を通り過ぎる綺麗な人に目を剥く。
あの綺麗な方たちは汗全くかいてなくない?なんで??

これでも仕事がある日はまだ人間らしい生活だと思う。
お休みの日なら、ベッドの上でスマホを触ることしかできない。
この吸引力はいったいなんなんだろう。
エリート中のエリート達が生み出したスマホの吸引力。
また、全く外に出る気の起きない外気温。

時たま「あれやらなきゃ」と脳にいろんなことが浮かぶが
なんだかんだスマホに思考が吸引されてしまいすっかり忘れる。
そしてまた「あ〜あれやってないな」と少し嫌な気持ちになる。

これはまずい。と、私は思った

ちょっと色々と「暑いしダルい。みんなしんどいよね?ね〜。」を言い訳に
やらなければならないことを後回しにし過ぎている。

すぐ行動するにはどうすればいいんだっけ…と私はスマホで検索した(吸引力恐るべし)
「5秒ルール」なるものが表示された。

私の解釈では5秒ルールとは、「あれやらなきゃな」と頭に浮かんだ時に
「5、4、3、2、1」とカウントをして5秒以内に行動を起こすというものだ。

シンプルすぎる。でもそれがいい。

以前も何かのきっかけで知ってしばらく活用していた気がする。
なぜ今使ってないのかは思い出せないが
お金もかからないし心の中でカウントするだけなので
いつでもどこでも使える最強ルールである。

今日、私にはあるタスクがあった。
電話をしなければいけない用事だ。
とある理由からその電話はすごく気が重たく、1週間ほど寝かせてしまっていたタスクだ。

もうなんならこのままこの用事があったことすら忘れたい。
無かったことにしたい。無かったことにする?そうする?
とサボるように脳内会議が活発に行われていた。
ただ、翌日になると「昨日の自分やっとけや」とムカつくことになる。

5秒ルールを調べた時に、まずこの電話のタスクが浮かんだ。
いや〜なんて言おう?てかいつかけよう?今電話して大丈夫そ?
あ〜〜嫌だな〜なんて言われるかな…てかだれが出るかな電話
それによってだいぶ変わってくる(心持ちが)どうしよう

と、タスクを頭に浮かべただけでモヤモヤした言葉がどんどん溢れ出た。
どんどんタスクが嫌になる。

そのとき数え始めた。
「5、4、3、2、1」
1のときにスマホの受話器アイコンをタップして電話をかけはじめた。

かけちゃった。
コールは2回鳴らないうちに相手が出た。

出ちゃったよ。

あとはもうなんとかするしかないので
声を出し名乗った。そのまま用件を伝えた。
想像していた嫌なことは特に起こらず、タスク完了した。

できるじゃん!!!!

え、私あんなに1週間もやもや「あ〜やだな」「いつかやんなきゃな」「昨日の自分オイ」とか考えてたのに5秒カウントダウンしたら終わった。

これすごい!!
荷物を手放せたようで、気分がすっきりした。
一旦続けてみようと思う。



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