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女ぼっち旅◼️金沢◼️2日目

自分の記録のためと金沢ツアーに行かれる方の参考になればと残します。

2日目、白川郷~五箇山ツアー

2日目はVELTRAで前もってオプショナルツアーを取っていた。なぜ白川郷へ行くツアーを見つけたのかよくわからない。美味しい店だの、お土産だの、観光地の見所だのと色々と調べていて人様のblogとかそんなんで金沢から白川郷へ行くツアーがあるというのをたまたま知ったような気がする。

白川郷へ行くツアーも、高山市内の古い町並み(関東で言う越谷的な)まで足をのばすもの、夜ご飯も含まれるもの、2泊3日で白川郷に泊まる?ものなど、何種類かあったけど、値段や時間と相談して本当にオーソドックスな昼食付きのこのツアーに決めた。一万円也。

7:50の集合時間に合わせてホテルの朝食を6:30の開始時間からスタートダッシュ。のんびり食べて金沢駅へ向かう。

ベルトラの申込時に英語ができるガイドが必要か?という欄があり、勿論私は必要じゃないので日本語にチェックを入れた。この海外旅行もままならない時期、英語ガイドさんはいらないのでは…?と思っていた。

集合場所には添乗員さんとバスがあり、名前を言ってどんどん乗り込む。参加人数は片手で足りるかと思っていたら思ったよりも全然いた。決められた座席に座っていると、日本と海外の子連れカップルが乗り込んできた。

あっ、なるほど…英語ガイドが必要なこともあるのだと理解。でも最終的に奥さん日本語しか話してないし英語通訳必要…?と疑惑の目だったけど(笑)ガイドさんは流暢な英語で感心しきりでございました。

途中休憩も挟んで1時間半くらいで白川郷に到着。

修学旅行の子達がグループ行動でわいわいやってて、やれアイス食べただの、食べ歩き系の話をしてたけど食べたい気持ちがあっても寒くてアイス食べる気になれない…。断念。もっと厚手のコートを着てくれば良かったと昨日から何度も思う。

でも天気が良くて本当に気持ちが良かったー!

行った人だけ分かる、この写真撮った人は同じツアーで同じガイドさん(笑)

この長閑な風景に心底癒された。
1人でトコトコ歩きながらこんな素敵な風景のところに住めたら…夢を馳せる。が、一瞬で覚める。住めない私に田舎暮らしは無理。閉鎖的な村社会は無理だ(勝手な想像です)たまに来るからいいんだ…急にどんよりした気持ちになる(笑)

長瀬邸。4階くらいまであった。高所恐怖症なので、下がしっかり見える横格子状の床は踏むとたわんでる感じが心許なく、足がすくんでちょっと震えた。
修学旅行の子達が上の階にいたけど、上見上げたらスカートの中身丸見えとかそのレベル。見上げるっていうか、真上感がすごい。

一応人の歩く部分は板があるけど…自分の頭上から大きな埃か砂利なんかが落ちてきそうで床板がきっちり張ってあるところまで退避。

囲炉裏もあって火が入って炭が明々している。博物館かなにかみたいに偽物の火かと思って手を近づけると暖かい。本物だった。

とにかく水が綺麗。見たことない大きさのニジマス?が泳いでた。

そこからお昼ごはんを挟んで再びバスにて五箇山へ。
途中、合掌造りの小さな集落がぽつりぽつりあった。思い返すとブラタモリで言ってた通り全部川沿いだわ…。
個人的にはバスの中から少しだけ見せて貰った現存するただ一つの流人小屋がものすごい興味を誘ったんですが、今回見学はなしでスルー。

五箇山の相倉集落到着。ここは新築、建て替えや増築なんかも厳しく管理されているらしく白川郷よりもひっそりとした生活感がある。

展望台までのぼって撮った一枚。
時が止まった村。そんな感じがするよね。

家っていうか、縦穴式住居みたいに見える江戸時代の様式の家。農家はこういう家に住んでいたらしい。ちなみに今はこの家には誰も住んでいない(と思う)

手前の家がその農民の家だけどこの造りで今、人がすんでたらそれはそれですごくないかい?ここだけ切り取ると何時代?という気持ちになる。カスリの着物どころか裸足の縄文時代の人が出てきそう。

白川郷と比べるとそこまで観光地化してる感じがなく、車はマイカー規制があるようで町の手前の方にある駐車場に停めて皆さん生活されているらしい。現代的なものは目隠しするように家の中に置いてあったので、この景観を守ってるんだというのがよくわかった。景観保守の募金箱へお金いれてくれば良かったと後悔している。

楽しかった観光も終わり、帰り道に手焼き煎餅体験。というか、出来てるのを少しあぶるみたいな。所要時間5分くらい(笑)最後にタレをつけてくれて美味しかった。

行きも帰りも大体爆睡だったけど、目が覚めて外を見たらまだ高速道路で、標識の上に標識くらいある巨大なぬいぐるみがたまたま目に入った。走り抜けた瞬間行政ってなかなか面白いことするなぁって思ったけど、次からの標識にはぬいぐるみはなかった。あれはタカだ…あんなところに止まるんですね。物凄く大きくてフォルムが愛らしかった。いいもの見た~

少し早めに金沢駅に着いて解散。
ホテルに帰ってなに食べるか考えよーっと。とホテルに直帰。早速、かに面を食べられるオデンやさんを検索。昨日行列してたホテル横のあの店…今日は休みかいっ!と言うことで、自分で調べてもらち空かないとコンシェルジュデスクへ。

この時期、かに面は予約されてないとなかなか…

やっぱり…。ツアーがあったので食事の予約はあえて入れなかった。ブラブラして入ればいいかくらいに思った。

おでん屋さんは当日なかなか難しいと言われ、おでんもやっている居酒屋なら予約取りましょうか?と言われたので、ブラブラしながら何となく探してみますと周辺地図をいただいて(東急ホテルはスタッフの方が作ったという各種周辺地図が充実。これがまたすごくよくできている!)ホテルを出た。

その後1時間以上あてもなく金沢の町をさまようことになろうとは。

有名おでん屋さんを数件歩いて巡ってほぼすべての店が定休日だったときに今回の旅ではおでんは諦めることを決定。
せめてカニ…と思ったものの、蟹を食べられるというネットで調べて入った分煙されていないお店で食べる気になれず店を出た。
かといって金沢まで来てイタリアン…?今はないなあ。別に今食べなくても。割烹料理店の前でメニュー見たけどいまいちピンと来ない。
店先にカード払い、クレーマーお断りと張り紙のある店…ひどい目にあったのかしら?と思ったけど、注文の多い料理店では美味しく食べられる気がしない。一時間以上ブラブラして予約をしていないのは完全に考えが甘かったことを思い知った。

諦めてホテル帰る…?とホテルに帰る道すがらそうだ、ハントンライス!とグリルオーツカ(東急ホテルからすごく近い)の存在を思い出す。その後また飲み屋に入ろう!そうだ、そうしよう!

昼は行列とかあるのかな?よくわからんけど…
もう、驚くくらいスッと入れました。

ハントンライス(小)

隣のカップルの席や、男の子集団席をチラ見。普通の大きさは結構量が多そう。というか、味に飽きるのと普通サイズでも大きいというネットの書き込みを見ていたのでちょっと警戒。現にお腹一杯なのか飽きたのか皆あんまり最後は進んでない感じがしたので小を注文。半分くらいまではめちゃくちゃ美味しかった。けど、私には何かが物足りなかったです。量は小で充分足りました。グラタンとかも食べたかったなぁ。
隣で女の子グループがハントンライスの通常サイズ頼もうとしていて「多いよ~」と心の中で訴えた。

これ食べ終わったら飲みに入ってみようという店を見つけたので、すでに気持ちがそちらへ行ってしまい、さっさと食べようと掻き込んでしまいました。しかしこの時点で腹八分目…。

お店を出て、あたりをつけていた飲み屋にイン!

割烹料理屋?客は私一人、急に上級者。途中でお客さん2人組が入ってきたけれども、飲み物メニューの少なさ?で一杯飲んで出て行ってしまった。香箱蟹を食べていた。金額は非表示だったけど多分3200〜3500円というところ?かな…食べ方選ぶこともできない感じだったので頼まなくて良かったかも、と思った。蟹を食べるなら刺身やミソ、蒸し、焼きとか選べる方がいいもんね。

加賀料理の治部煮やかぶら漬けをいただく。写真は大根の炊いたのといかの漬けたもの。美味しい。お酒すすむー!かぶら漬け(店のは大根だったけど)お土産リスト入り。

お腹一杯なので店を出て、ブラブラ。やめときゃいいのにジェラート。マルガジェラートのプロデュース?
野々市まで食べに行かなくていいの!?と欲をかいてトリプル。(マスカルポーネとオレンジだったかな?とミルクとピスタチオ)一口サービスしますよ、とイチゴを選択したので結局4つの味を楽しめた。わーい。しかし、冗談抜きでお腹がはち切れそう。久々にここまで食べた(そりゃそうだ)

消化の助けになれば…とお風呂に長めに浸かる。
…全然変わらなかった(笑)

明日は自由行動するぞ!と意気込んで2日目終了。

私の長い文章をここまで読んでくれてありがとうございます。何か感じていただけるものがあったら嬉しいです。それがプラスのことならもっと嬉しい!