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2回目の気分障害を。 そしてヨガ。

2回目の気分障害は1回目から15年くらい経っていました。

振り返ると1回目から2回目にかけて、

自分自身や周りのライフステージの変化に振り回されながらも

自分なりに楽しく過ごそうと努力をしてきた

ように感じます。

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私はもともと、頑固でプライドが高い性格です。

そしてそれが外に漏れないようにいい人であることを纏う。

友達が多く、交流も広く、フットワークも軽いということを強調したいがためにそう繕ってきたし、

そうであることで『いい人、親しみやすいい人』として接されますし。。。

周囲は私の印象を『いい人』と認識していたのではないかと思います。

病気になる直前まで私が『したいこと』はたくさんあり、

倒れるまでは『何もしないこと』や『ゆっくり過ごすこと』が無駄でもったいなく生きているという感覚もありました。

結婚直後、周りはまだ独身が多かったため、付き合いいいよアピールで出歩くことは多かったんですが、徐々に周りも結婚し、出産ラッシュが続き私自身、子どもがいないことに負い目を感じ、付き合いが遠くなっていきました。

周りは幸せに溢れている中、プライドの高く、頑固な私は遅れをとったと感じ、素直に喜ぶことができず、先に結婚した私がなぜこんな惨めな思いをしないといけないんだとさえ思うようになりました。

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そんな中、身体が人並み以上に固かったことを思い出し、ヨガでもしてみようかなと思い5年ほど前よりヨガを習い始めました。

はじめは柔軟なボディーを得る目的のためだけでしたが、ヨガは私へ柔軟なボディーよりも、

『自分自信の客観的な捉え方』を伝えてくれています。

それが瞑想でした。

それが幸か、現在、気分障害2回目真っ只中ではありますが不思議と

『死にたい。』、『楽になりたい。』という希死念慮(自殺願望)がなく、

『あ、今は何も考えたくないな。休みたいな。』や『身体はきついけど心は落ち着いている気がする。』、『まだ今は頑張れないな。』と自分の状況を客観視できるようになっていました。

職場の上司からは『自己分析ができててすごいね。』なぁんて褒められるくらいです。

見た感じは気分障害風(?)ではないため、入院対象ではなく、内服もなし。3ヶ月程度の自宅療養を促され、現在は3ヶ月目に入りました。

症状は落ち着いている日が多く、おそらく回復していると実感しています。

今では『症状』の体験だったり『考え方』の変化の過程だったりを体験できているので貴重な体験ができているじゃん!!とさえ感じています。

ヨガと出会い、私の元々の頑固でプライドが高い性格は、年々少しずつ解放されていき、その空いたスペースに少し落ち着いた自分が育ってきているとまで考えられるようになってきました。

2回目の気分障害になって、1回目より回復が速いことと、その回復の過程をヨガとともに実感できている、、、

現在はそんな感じで休養しながら気分障害の症状を楽しむことも覚えました。


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