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Remember me

どうもです。

先日たまたま観ることになった、ディズニー映画「リメンバー・ミー」が、予想をはるかに超えてよい作品だったので、
ちょっとだけここに書き記しておきます。

映画の日本版予告編はこちら

正直、ちょっと甘くみてました。笑
ひまつぶしになるかなくらいにしか思ってなかったのですが(失礼)、
全然そんなことはなく。

2017年の映画ということで、当時話題になってたのかもしれないけど、
全然ノーマークでした。

リメンバー・ミーって曲だけたまたま聞いたことあったくらいで、
予告の映像もテーマの前情報も特に触れてなかったんですが、
今まで観たディズニー映画の中で、私史上ダントツ1位になったと思います。

ちなみにいままで好きだなと思った作品は、
「ライオンキング」「トイストーリー」「ラプンツェルの塔」など。
今回、それらを超えました。

何がよかったんだろうなぁ。

ぜひまだ観ていない人は直接観てもらいたいので
ネタバレにならない程度に書きますが、思ったことを4点ほどだけ。


①映像美
これ映画館でも観てみたかったなと思いました。
物語の舞台である死者の国が、幻想的な夜の空気を纏いつつ、でも色とりどりな空間っていうのがとってもよかった。
小さい頃は、死後の世界とか骸骨とか多分怖かったと思うけど、
こんな楽しい雰囲気の世界ならちょっと気持ちが軽くなりそうだなーとか思いました。
映像ほんと、きれいだったなぁ。
(ちゃんと読んだことはまだないけど、えんとつ町の○ペルになんかちょっと雰囲気似てるなとも思いました。笑)

②夢を持つこと
主人公はミュージシャンを夢見る少年。
映画の中で”音楽”が重要な要素としてもあるので、ギターの音色とか実際にそれがでてくるところはやっぱ楽しいっていうのはもちろんあるんだけど、
改めて、夢を持つことって素敵だなって思いました。
どんな小さなことでも、どんな大きなことでも構わないから、
なにかこうしたい、こうなりたいってものがあるって、素敵。
変わらず持ち続けても、途中で変わっていくのも両方あるけれど。
どっちがいいとかではなく、そーゆー純粋な気持ちって、いくつになってもあるっていいよなって思いました。

③”死”というテーマ
”家族の絆”もテーマだと思うけど、”死”というテーマも大きいなと。
この映画は死生観にも響きそうな感じがしました。
人はみないずれ死が訪れるけど、だからこそ”生”に前向きになれるような、そんな希望がもてて、暖かい物語だなと。
あと、こういうのって小さな子が見るとどんな感想をもつのか気になりました。いつか一緒にみてみたいな。
ご先祖さまからのつながりがあって、いま自分たちがここにいるのだから、そういう遠い遠い人のつながりにも、
感謝の気持ちが改めて芽生えるんじゃないかなぁと思いました。

④記憶にのこるということ
人は忘れてしまう生き物だけれど、記憶に残るってやっぱ大事。
人は誰しも自分が生きていた証をのこしたい、誰かに見届けてほしい、
と心の奥底では思ってたりするのかな、とか。
だれかひとりでもいい。多くの人に記憶に残らなくてもいい。
なんかそんなことも考えたりしました。
・・・こぼれ話ですが、中学の部活の時、わたしすごく下手くそだったのですが、引退試合のとき部活の顧問の先生に、
「おまえは記録には残らないけど、記憶に残る選手だ」
って言ってもらったことがあって、今までの努力が認められた気がして号泣したことがありました。笑
そういう一言や出来事って、やっぱり心に残るし、大事な思い出。
ねらってするものでは決してないけど、
そんな風に思い出を重ねていきたいものですな。


といった感じで、全然うまくことばにできてはないですが、
映画を観て特に思ったことをつらつらと要点だけ記してみました。

これは色んな世代の人がみてほしいなと思うような作品。
観てほこほこしてます。

「あーよかったな」と素直に思えて、静かに胸に響く、
素敵なエンターテイメントでした。


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