布団を愛して自分を愛す
「あーーーーー。やらかした。」
「なんて自分はダメなやつなんだ」
「こんな自分で、大丈夫かなあ」
と、こんなことの連続である。
就活なんて、そんなことばかりだ。驚くほどに。自分はなんてだめなやつなんだろうの繰り返し。
最初から完璧になれたことなどないのに、完璧主義という極めて理不尽なこの気質が、私をいつも苦しめている。
そうやって、落ち込んで自分の行く末を心配して心配して、布団に潜り込む。私を包み込む布団が、私を少しだけ愛してくれる気がして。
別になんの慰めにもならないけど。
でもちゃんと、私には私の良いところがあるはずだから。
たまたま、ちょっとうっかりさんなだけだから。
きっとなんとかなる。大丈夫大丈夫。
そうやって、少しずつ自分も自分を愛していきたい。