就職活動、学歴やスキルしか価値がない説への挑戦

こんにちは、Your Verseの長谷川です。

このnoteは、現在の国内における就職・転職シーンに対する問いかけです。
なぜYour Verseが成功報酬が固定の人財紹介サービスを始めたのか？についてのコラムにもなっています。
しかし、あくまでも、この問いをみなさんにも共有したくて書いてます。
サービスにご興味ある方は、ページ下に記載してあるので覗いみてください。

・就職活動や転職活動をしている方
・人材紹介業界に関わる方
・もちろん当社サービスのご利用をご検討している方
ぜひご一読ください。（エージェントをやっている方々を非難したいために書くのではないですが、ご気分を悪くされたらすみません・・・）

開始30分で終わったエージェントとの面談。

「あつっ！」
待ち合わせ場所に指定されたカフェで頼んだホットコーヒーで少し舌を火傷した。
数分後、人の良さそうな雰囲気の男性、細身で明るい紺色のスーツが似合っている。
自己紹介もそこそこに、面談開始、開口一番
エージェントさん「最終学歴はなんですか？」
僕「早稲田大学の人間科学部です。」
エージェントさん「なるほど〜そうなると、ここら辺が妥当な線ですね〜（数社の求人を提示される）」
はい、以上。
もうちょっと僕の話させてもらえませんか…涙

内訳＝自己紹介＆ヒアリング5分＋求人の説明25分
みなさん、僕の人生、これまでの経験、5分で査定可能でございます！
ズバリ示された妥当ライン、これまた胸が痛いですね～舌など軽傷、心は大火傷でございます！

これは僕の転職活動中に実際に起きたワンシーンです。

色々なことを教えてもらったし、コレが社会の厳しさか…とその時は納得せざるを得なかったのですが、どこかモヤモヤ。

その後も、様々な転職支援サービスやエージェントさんに会いましたが、よくて、何をしたいのか一緒に考えましょう！と、willの部分を一緒に考えてくれた程度。（むしろそのエージェントさんには今もお世話になったと感じてます）

新たなエージェントさんと会うたび、僕の心は千々に乱れたけれど、バチっとジェルで固めた髪が乱れるほど親身になって考えてくれる人とはいよいよ出会うことは出来ませんでした。

本来就職や転職支援って、その人の価値を見つけて、活躍できることを探す仕事のはず。
しかし、実際は、職種の枠にはめる仕事になっていないか…？
もっと就職活動をクリエイティブな機会にできないかな？そう思うようになりました。
※お会いしたエージェントさんたちが悪かったわけではなく、業界構造から生じる負の連鎖だったことは後日、もう少し真面目なトーンで書かせていただきます。

企業が採用決定直前に最も気にしている事は、本人の人間性やこの会社でやりたい事だった

その後、転職はせずに起業したのですが、様々な会社の支援をする中で見えてきたことは、エージェントさんとの面談で言われていた事とは、少し違う事実でした。

「たしかに学歴やスキルは頑張った証で大事なんだけど…
それ以上にその人自身が、今まで何をして何を感じたのか？どうしてそうしてきたのか？つまり、いい奴かどうか。そして、これから、ウチの会社を使って何をしたいか？が最後の決め手ですよね。やっぱりそういう人の方が、結局活躍するんですよね〜」

ある経営者の方との会話で出てきた一言。
そう。本人の人間性やこの会社でやりたい事を最終的には気にしているのだ。
（ここ大事！就職の面談で最大のポイント！テスト出るかも！？）

そして、もう一つ。

スキルは副業や業務委託で、お金を払って経験を持った人にお願いした方が早い。本当に力を入れて採用したいのは、将来、経営に関わる可能性のある人材です。
まさに「人財」ですね。
つまり、企業の採用は、大量採用を行い、その中から1/100でも活躍したらいいや、と思っていた時代から、その人の可能性に期待したいという1/1にシフトし始めているということです。

ここで採用シーンの矛盾を感じますね。

いまだに企業は、学歴やスキルでフィルターをかける、大量採用時代と同じ方法で候補者を探しているんです。
歪な形だけど、その企業にはピッタリ合う人を知らず知らずに切り捨てているのではないか？本当に合うべき人に会えていないのではないか？
もしかして、フィルターで落とされてきた人たちって、原石だらけじゃない？
100カラット以上のダイヤしか引っかからない方法をそろそろ変えませんか？

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
あくまでも私の経験を通して感じた個人的な感覚、そして、仮説です。
しかし、就職活動を経験した人は、同じような経験や同じような違和感を覚えていませんでしょうか？
また、これからの労働人口が少なくなっていく中で、超大手を除く日本企業はこの問題に立ち向かわなければならないシーンが増えていくと感じています。（別のnoteでも書く予定です）

このような違和感や、歪な就職活動シーンを、個人と会社にとって少しでもいい方向に変えられるような挑戦ができればと思っています。
少し手荒な挑戦ですが、共感していただいた個人、企業の方、よければコメントやメッセージをいただけると嬉しいです！

【当社サービス】
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こんな方、ぜひどうぞ。
新卒でも既卒でも。中途でも再雇用でも。
・今の会社にやりがいがない。正直自分じゃなくてもいいのでは？と思っている
・もっと本気でやりたいけど、制度や会社の雰囲気的にできない
・自分 の成長もなんだけど、それ以上に、社会のためになったり、誰かのためになったり、誇らしい仕事がしたい
・共感した！このムーブメントを推進したい！と思う方

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