「高校野球」を取材して

夏はすぐそこ!高校球児にとって最後の夏!新潟県内の雑誌「高校野球・新潟大会2021展望号」と、「Standrd新潟高校野球特集」にライターとして関わらせていただきました。

昔・・・高校球児をテレビで観て「野球をやりたい」と幼い頃に夢を抱いた私。この歳になって「高校野球」に取材で関われるのは本当に幸せです。

雑誌には書き方、書くルールがあり、それに合わせて限られた文字数でおさめます。監督さんに取材を始めると、次から次へと選手への想いやエピソードが溢れてきます。本当は全てを載せたい。でも、戦力分析が優先となる為「あれも書きたかったな」と心残りになることも多いです。

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私は、県立高校6校担当でした。私立には50人超えの部員数を誇るチームもあるなか、県立高校は時代の流れもあり部員数の減少に苦しんでいます。連合チームも増え、単独で出る難しさを語る監督さんもいます。それでも県立の監督さんたちは決して後ろ向きではありません。

・人数が少ないからこそ、意思の疎通はとりやすくチームワークが出てきました。
・少ない人数だから、一年生も貴重な戦力で、先輩たちが必死に指導をする姿もみられます。
・強豪私立にも互角に戦えて、グラウンドで輝ける!そんなうちの選手達の姿を中学生に知ってもらいたいです。

等々・・・監督さんたちは、真っすぐに選手達を見ながら語ってくれました。今の時代だからこその県立高校野球部の悩み、そして必要性。ひとりでも多くの選手に「野球」を通じて様々なことを伝えたい!そんな想いが伝わってきました。

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今は、多様性も求められる中で、部活動も必須ではなくなりつつあります。「絶対にやらなければいけないもの」ではないのに、練習もきつい野球部を選び、レギュラー争いをしながら3年間頑張る!今の時代、それだけでも本当に貴重な経験。そう、部活動は貴重な経験の場なんだろうなと感じました。

何が良いでも悪いでもないです。それでも大人になるまでに「貴重な経験」は多くしていたほうがいい。強豪私立で頑張る選手達もかっこいい!人数が少ない県立で全員野球で挑む姿もかっこいい!ぜひ、中学生には自分の目で先輩たちの野球を見てもらって、そのうえで「こうなりたい✨」と夢と目標を持ってもらえたらなと思っています。


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