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BRIDGEというゲームのこと(3)

東京ゲームメイカーズのハイパー西田です!

わーわー

西田の発案した、BRIDGEというゲームの制作過程です。

前回までの話は、マガジンに纏めてますので、ぜひ御覧ください!

このゲームは、「縦横斜めに盤の端から端まで、駒を連続でおいたら勝ち」というルールです。「5目並べ」「まるばつ」「ビンゴ」みたいな感じです。

モック作りで気をつけたこと

前回は、モック作りの過程を紹介しましたが、今回はモック作りで気をつけたことを紹介したいと思います。

それは、ずばり、「つまらないと勘違いされないこと」です。

音楽を省略したのは前回お伝えしましたが、「これはモックです」と渡して音楽が鳴らなくても、プレイした人は「たぶん、モックだから音がならないんだな。」と納得できます。

でも、2人用のモードだけで、1人用のモードが用意されていなかったらどうでしょう?

「2人じゃないと遊べないんだな(1人で遊べないならつまらないなあ)」と、勘違いされるかもしれません。

それって、マイナスですよね!

面白くみえる工夫

あと、もうひとつ、面白く見える工夫をいれました。プレイした方はわかると思いますが、宇宙です。

宇宙を背景に入れることで、世界観が広がりますし、「間」が生きてきます。

タイトル画面からプレイ画面への移動の際に、単純にエフェクトで画面を遷移させるだけでなく、星のスクロールスピードを調整しています。

これにより、宇宙空間をワープしているような気持ちになります。

プログラムを知ってる人からすれば、どうってことない星のスクロールですが、入れる前と入れた後では、「間」の体感が全然違いますし、速度を変更するだけで、ワープという体験をさせることが出来ました。

完成したBridgeのモックはこちらです。いちおう遊べるので、まだの方はあそんでみてください!

一度遊んだことがある方も、今回と前回の話を聞いた後に遊んでもらえたら、なにかひらめくことがあるかも!・・・どうですかね?

Bridge

http://bridge.tonosamart.com/

次回は、いよいよアナログゲーム編です!

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