ごめんね、大人も間違うんだ

自分たちが小さな子どもだった頃、大人ってどんな風に見えていたっけ。

こうありたい、こういうことはしない、という姿はあるんだけれど、親自身の体調が悪かったり、忙しすぎたりすると、つい、子どもを怒鳴ってしまったりすることがある。感情のままに。理想とは全然違う。

もし、自分の心に余裕があったら、さっきの状況で怒鳴ってた?もし、膝をついて子どもの目線に合わせて話していたら、怒鳴ってた?

絶対に、怒鳴っていない。

絶対に、あんな言い方してない。


お父さんもお母さんも、頑張って頑張って頑張って、頑張りすぎて、いっぱいいっぱいになって爆発してしまうことがあるんだ。

キミが良くないことをしたからって、あんな言い方、なかったよね。ごめん。

キミが憧れるような、理想の大人じゃなくて、ごめん。

ごめんね、大人も間違うんだ。

大人も、悲しくなったり、疲れたり、不安になったりするんだ。うまくいかなかったり、傷ついたり、落ち込んじゃうことがあるんだ。

5歳のキミと、全然変わらない。同じなんだ。

だから、お父さんが疲れて大変なときは、キミとお母さんで優しくしてあげよう。できることをやってあげよう。お母さんが大変なときは、2人に頼むよ。キミが大変なときは、お父さんとお母さんに話してよ。

私たちは、チームだから。助け合って、力を合わせて、悲しみは分けて減らして、喜びは掛けて増やしていこう。

仲直り、してくれる?

ありがとう。

ねえ、お父さん。私たち、未熟者で、どうしても時々間違えちゃうことがあるけど、でも、絶対に間違えちゃいけないことは間違わないようにしようね。絶対に。

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