読書メモ『「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して』はじめにと刊行に寄せて
やったぜ!2日連続(昨日書いたことを今日の分とする荒技!笑)
#読書メモ
#「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して
「はじめに」と「刊行に寄せて」のメモ
教師は、教えるプロという認識はまだまだ強いが、果たしてそうなのか。
じゃあ何のプロになるのか?
確かに1つは教えるプロなんだと思う。でも、それだけじゃなくて大きく言うと学びのプロ?環境を整えるプロであったり、学ぶ場のコーディネーターであったりする。が、もはや何のプロでもないのかもしれない気も。
この辺り本書を読んで、具体的な教師の役割を知りたいと思う。
さらに、「子どもは有能である」ということを丁寧に説明している。子どもは僕たち大人では気づきにくいことにも気づく。
いや、こう書いていて、そうじゃないな。
本来、大人も子どもも有能なんだよね。でも、子どもは特に、その有能さよりも経験が不足しているので"できない"を評価されがち、できないことがあるのは当然。大人もそうなのに。子どもだからって変に下に見ないで、対等な人として、子どもたちのそういう部分を改めて評価していこうぜ!みたいなことなんだと思う。
「刊行に寄せて」の部分では、学習指導要領の全文が添えられていて、ちゃんと文部科学省の思いを汲み取れてなかったなあと反省する。
この文を丁寧に読み取れば、学校の中には手放さなければならないことがたくさんある。教師が、子どもたちとの本当の意味での信頼関係を作り出すためには、自分で説明し切ることのできないルールなどはやめるべきだし、子どもたちが納得のいかないルールは、改めて改善・調整していく余白が必要なんだろうな。変えることは、指導力不足ということにはならない。
教師の学びについても面白い記述がある。令和答申の審議まとめでは、
学ぶ時間があれば、先生たちは何を学ぼうと思うのか気になる。そこに、教師の信念が関わってくると考えられるし、経験からくる教師の専門性を導き出すことができそう。教師も学びたいことも、学び方の多岐にわたる。だからこそ、同僚性を高めて学び合い、対話のある教職員集団をつくりたいと思う。
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