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改めて、「Chromebook」についてご紹介
学校でも、一人一台PCが配布されることになりそうです。
ご存知の方も多かと思いますが、米国や欧州では、教育用端末として「Chromebook」がかなり普及しています。米国では数年前にMacの出荷台数を超えており、ウォールマートなどの小売店でも普通に買える商品となっています。
今回は、私が日常使用しているChromebookについてご紹介します。
※ 日本の学校でChromebookが使われると決まったわけではありません。 (既に使っている学校はたくさんあります。)
私のChromebook
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19686128/picture_pc_e26c4b15b0c1ac4728b24015948a1d96.jpg?width=800)
HP Chromebook x360 14 です。FullHDの14インチモニター、Core i5、8GBメモリ、64GBストレージのややハイエンドなChromebookです。
これ以外に、ASUS C423NA、ASUS C101PAを所有し、モバイルや拠点に配置して使い分けてます。
何に使ってる?
主にTwitterです。Twitterに、一眼レフで撮った写真をたくさん投稿しています(プロフィール参照)。詳細については後述しますが、画像の編集や整理などにも使用します。
あとは、noteの記事執筆はもちろんChromebookで行っています。
Linuxを使って、プログラミングの勉強をすることもあります。Linuxなので、C/C++、PHP、Python、Ruby等各種言語を利用できます。monoというアプリを使えば、C#も動かせます。
出来ないことは?
ごく簡単にいえば、
・光学メディア(CD、DVD等)の再生と書き出し、リッピング
・Windowsドライバが必要な周辺機器の利用
・プリンターを直接つなぐ。ただし、最近はメーカーや機種によっては対応している場合があります。
・当たり前ですが、Windowsアプリケーションのインストールと利用
他にもあるかもしれませんが、私が普段意識する「出来ないこと」はこのくらいのような気がします。逆に言えば、ブラウザでできることであれば何でも出来ます。
アプリケーション
アプリケーションは3種類あります。
・Chrome 用のWebアプリ
→ ブラウザで利用するWebアプリです。
・Androidアプリ
→ 機種によっては利用できないものもありますが、概ねAndroid用アプリは、Chromebookで利用できます。
・Linuxアプリ
→ 内蔵されているLinuxを有効にすると、各種Linuxアプリをインストールして使用できます。GUIアプリも使用可能です。日本語環境を整えるには多少工夫が必要です。
どこが好き?
なんと言ってもキビキビ動くことです。メインのx360 14も7万円ほどのマシンですが、Core i7搭載のWindowsハイエンド機に劣らない軽快さで動作します。
Googleドライブが、ローカルドライブと同様に利用できます。なので、どこにいてもGoogleドライブさえつながったら同じデータで同じ作業を行うことができます。Androidスマホとの相性も抜群です。
アプリがウェブ化されているので、データが端末に残りません。編集中のデータを、別の場所の別のマシンで簡単に継続して編集することができます。もちろん、オフラインでの作業が可能な場合もあります。
マシンを交換しても、初期設定で必要な作業はWi-Fiの設定とGoogleログインくらいです。設定情報は、インストールアプリやブックマーク等もGoogleに同期されているので、すぐに以前の作業を継続できます。
アンチウイルスソフトが不要です。HDD暗号化ソフトを使用する必要もありません。セキュリティはかなり高レベルです。
軽いし、バッテリーの保ちがよいです。その割に値段も安いです。
写真とChromebook
僕は写真が趣味なので、写真の処理をChromebookで頻繁に行います。静止画像については、Chromebookはそれなりに強いです。主に利用するアプリは、
・Lightroom(Android版)
・Polarr(ウェブ版)
です。時々、Linuxのペイントソフトを利用することもありますが、まれです。
動画についてはよくわかりませんが、CyberLinkの製品が対応していたような気がします。
学校とChromebook
最後に、学校とChromebookということで、日本エイサーさんの事例動画のリンクを貼っておきます。
余談
大抵のChromebookは、キーボードにプリントされているアルファベットが小文字になっています。これは、子どもたちがプログラミング教育を受ける上で、とても大事なことだと思います。大文字だと、まず、大文字と小文字について理解する必要が生じるためです。
まとめ
Chromebookは、安価で、軽快に動作し、障害にも強いです。日常で行う作業は大抵可能で、むしろいままでより「快適に」利用可能とさえ言えます。
Googleや、海外のパソコンメーカーも、日本でのChromebook普及に力を入れ始めたようです。NECも、自社の教育ソリューションの端末にChromebookを採用しました。
今後は、強みである教育機関に普及して、子どもたちの創造的な学習の支援や、学校の先生の業務改革に役立つようになればいいな、と思っています。
興味がありましたら、ぜひ、Chromebookを手にとってみてください。
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