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税理士の選択

本日はお客様の不動産、相続に絡む相談に税理士を連れてジョイントしたわけだが…


不動産鑑定士の資格を持ち資産税にも相続税についても精通している税理士である。
約1時間、相談を受け来年確定申告の受注。
税理士にとってはビジネスになりました。

そこで以前から相談を受けていたもので相続人に重度の障がいの妹がいるのでその対策は私の方で対応していくのだが…

なぜかその話に税理士が口を挟んで来てしまった。
○○と○○では何が違うんでしょうか?
それなら○○の方が良いですよね〜

オイオイ、先生!何トンチンカンな事言ってるんだよ乁⁠(⁠ ⁠•⁠_⁠•⁠ ⁠)⁠ㄏ

そんな話、お客様の前でしないでくれよ。
お客様が逆に不安になるだろ?


先生はそれに関しては申し訳ないがドのつく素人ですよね?なんて事は言える訳もなく(笑)


こちらのお客様からの相談をわざわざ素人なんだから首を突っ込まないでもらいたいのだが、その場の空気はやはりわからないものなのか?

その場で税理士にいちいち説明するのは本当に場違いなのだよ。

お客様の相談に来てもらったわけだから税理士にお客様のまえでそれはこうでああで等言う必要もないのだよね。
税金の申告だけやってくれたら良いんだよ!

もちろん、それは今度説明しますねとかわしたが…

違う方向に向えば様々な税金の申告に繋がるのでこの税理士は自分のビジネスにいかに結びつけるかを考えているのがわかってしまった。

お客様を紹介した俺のこれからの対策としての解決策を違う方向に持って行く事だと認識してないのか?
俺を単なるお客を紹介してくれるヒトくらいにしか思ってないんだろうな。

6年前にもお客様の相続税の申告だけを請け負ってもらった事があったのだが何だか久しぶりに今日あったら雰囲気が違っていたんだよなあ。
何かこの数年であったのだろうか。
帰りの車の中で税理士に聞いてみた。

俺 「先生、お子さんおいくつでしたっけ?」
税理士「二人とも小学生です」
俺「あぁ〜まだ小さいんですね」
税理士「でもほとんど、死なないですよね」
税理士「僕の回りでも死んでるヒトいないですもん」
俺「ん?」

なるほどネ。こんな感情だから保険なんて別にいらないでしょって思っているヒトだと確信した。
そもそも自分のビジネスになったお客様を紹介した保険営業マンの俺の前で保険を見下すってどうなんだよ?

俺は大人の対応として…
俺「先生、何事もなくて何よりですよ」
俺「でもね、僕らは現場の人間です」
俺「先生が知らないだけで若くして幼い子供を残して亡くなる方もいるんです」
税理士「……」
俺「生命保険を軽く見ないでくださいね」
税理士「ぇ……でも…」
ダメだ。コイツ(心の声)

俺「旦那さんを亡くされた奥様が最後に頼るのはお金なんです」
俺「わずか数千円の少ない掛金でも突然亡くなった時にすぐに何千万円と大きなお金に変えられるのは保険しかないんです」 
税理士「…………」

まあ、残念ながらこの税理士にはもう二度とお客様を紹介する事はないだろう。



ジョイントする税理士にも今後は前持って言っておくべき事は言わないとせっかく築いて来た信頼からの案件がなくなってしまうリスクがあるとあらためて感じた出来事でした。

しかしお客様は初めて会った税理士より俺を信頼して今後の対策をお願いしますと言ってくれている。
当たり前と言えば当たり前ですが、何の事に対してもこの税理士のようにfor meのヒトは信頼を失うものです。

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