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相談事例 空き家をどうする?

お客様のお母様84歳
お父様は3年前に亡くなった。
母親が日中徘徊するようになり警察のお世話になった事によりグループホー厶に4月に入所。
権利証を確認すると自宅の所有は亡くなった父親2分の1、母親2分の1。

長女、長男(お客様)はそれぞれに自宅がある。

グループホー厶は月20万の費用がかかる。
遺族年金を聞いて見ると年60万と言う事。

母親の預貯金は長女が管理。不足分を通帳から引き出している様子。
長女にはまだ面談はしていない。
このままの状況が続けばいずれ貯金も底を着くのではないかと心配している。
長女は自分で本を読んで知識をつけているとの事だが、銀行に相談すると長男に言って来たようなので銀行に相談するとどうなってしまうのかを長男に話しをすると驚き、すぐに止めるように長女に連絡した。

このような状況の時に相談が来たのであるが、気がかりなのが母親の認知症の度合いである。
一緒にビジネスをしている司法書士に相談する。
まずは認知症と言う診断を受けているのか?
名前は書けるのか?
意思疎通は可能な状態なのか? 
自宅も亡くなった父親の所有にもなっているので他に相続人がいないのかを父親が産まれてから亡くなるまでの謄本を取得しなければならない。

このような相談は今後は必ず増えて来る。
いかに認知症になる前に事前に対策をするかが大きな鍵になる。

司法書士とはこれからまずはzoomで打合せしながら対策を考えて行く事になります。

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