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マーケティングとイベントのお話

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グローバルイベント開催情報メディアEventGlobeがお届けするイベント関連のオフラインマーケティングのお仕事とメディア作成のお話しです。
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#イベント

日本でグローバルイベントがうまくいかない現実

札幌開催のテックイベント不発か?TechBBQというデンマークで開催されているテックイベント。 昨年、札幌で開催されて注目したわけです。  札幌ではNoMapsとか、ちょっと熱めでエモいイベントが開催されてます。海外からの投資も多く、日本で最も注目されている街のひとつある都市で開催されて期待はしていたのだけど・・・・・  一応本家TechBBQのサイトにも2024年開催の記載はあるのだけど、全く盛り上がりが見えてこない。検索してもメディアにも取り上げられていないということ

海外イベントって、どうやって探すのか?

 海外のイベント情報を集める毎日ですが、最近はどんなイベントに参加したら良いのか?という質問増えてます。  新型コロナウイルスが再流行の話もありますが、以前よりは海外に出ることへの抵抗はなくなって来ているので、海外イベント出張が増えているのは確かなんですが、やはり予算が限られてるみたいですね。以前ほどは出張回数が多くないみたいです。  とはいえ、新しい市場を開拓していかないと会社の、そして日本の未来がないということで、以前参加したことのあるイベントではなくて、新しいものを

2020年の答え合わせ:イベントのオンライン化

◆予想通り主流にならなかったオンラインイベント 2020年7月のnoteの答え合わせになっちゃうけど、オンラインイベントがスタンダードにならなかったいうおはなし。  コロナ禍にあって、様々なオンラインプラットフォームが開発されたわけで、2020年当初から、 これからはオンラインが主流! みたいなお話しが一杯。  当然の結果なのですが、2023年になってオンラインイベントプラットフォームで目立った成果を残しているものは無し。 ほら見たことかと  まあ、ちゃんと事象を

2023年に注目されそうな海外イベント

イベントグローブで記事公開してます。2022年のログから予測する2023年に注目されそうな海外イベントです。 2020年から続くCovid-19のパンデミックのおかげで、イベント業界も大打撃な訳で、ここ数年全く海外イベントに参加できてないです。 ちょうどラスベガスではCESが開催されて、2019年以前のレベルに戻っているという話なので、来年こそは行きたいなと。 実を言うと、今年のCESは某クライアントから相談を受けていて、数十人のツアーを組みたいとのことで、私も参加するつ

Social Media Weekってなんだっけ?

このタイトルをどうするべきか考えたけど・・・・何を言いたいかといえば、毎年どれだけの数のイベントが生まれては消えるのか?残るモノとそうでないモノの違いは何か?です。 当時はワクワクしたのです例として上げたSocial Media Weekって当時日本でも騒がれた訳で、私の回りではどんなイベントになるだろうね?と皆ワクワクしていた。 実際、当時の記事を検索するとIBMのPachiさん(偶然、友人の弟さん)の熱量の高いポストなんかも残っているし、特に中に入った人には面白かった

イベントのオンライン開催は流行らないかもしれない?

新型コロナウィルス(COVID-19)の影響でオンラインイベントが明らかに増えているのだけど、本当に今後の主流になるのだろうか?ちょっと考えてみた。 現状ではオンライン開催が台頭している海外のB2Bイベントの動向を見ていると、明らかにオンライン開催が増加しているように見える。これは、感染リスクに対応するイベントの未来を体現する動きであって今後の主流と取る向きもあるけど、本当にそうなのだろうか? 確かにオンラインでの開催は、物理的な移動や時間的な制約を取り除き、参加者の負荷

このイベントは開催するのだろうか?

今年は1月のCESこそ開催されたが、2月のMWC Barcelona、3月のSXSW、6月のMWC Shanghai/CES Asia、10月のMWC Los Angelesなど、テクノロジー系のイベントがすべて中止。企業は予定していた新製品・サービス発表や商談の機会を失い2021年以降のプランニングにも大きな影響を与えています。 物理的な移動を伴うイベントへの参加、特に業務で海外で開催されるイベントに参加する場合には、社内への説明から事後のレポートまで多大な業務が発生し、

イギリスがなぜイベント業界でも強いのか?

世界の経済に壊滅的な打撃を与えているCOVID-19の流行は、当然イベント業界にも大きな影響を与えている。正直、先が見えないのは事実であって、エネルギー、通信、流通、食料のような人々の生活に直接結びつく産業には国も自治体も具体的な施策を公表しているが、直接的な関連が見えにくいイベント業界は二の次。そんな中イギリスのジョンソン首相による具体的な発表は業界には好感を与えている。 要点は 1.10月からスタジアムにおけるの観客参加のイベントを許可、カンファレンスやその他のビジネ

ランキング記事の功罪

 ちょっと外出した時にクルマのラジオで聞いたJ-Wave。  米津玄師の感電がTopと言うことで、先週までのレディ・ガガとアリアナ・グランデのRain on Meが3位に落ちたわけですが、こんなランキングもどれだけ純粋なリスナーの意思を反映しているのやらと。  単純に意図的に操作されているという事ではなくて、民主的に計測されるアナリティクスにすらバイアスを生む温床はあるなぁ〜と。 ランキングはマッチポンプ 結局、多くの人は同調圧力にさらされていて人と同じであることに安心感