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ライター交流会にライターじゃないけど行った話

・1/26阿佐ヶ谷ロフトAで行われたライター交流会に行った時の日記?レポ?です。
あっ! 私はウェブライターになりたく無いわけではないし、興味があるかと言われたらもちろんあるんだけど、私の今のこの…自己満?的な?文章力で?「ライター志望です!!! たのもー!!!」って言うのもなんか尺に触るっていうのと、ライターじゃなくても行って良いという噂を聞いたから、あくまでも素人が社会科見学的に行った感想です!何卒!!!(でも来場者の半数はライターじゃないただのインターネット大好きマンだったから許されるよね…?) あと今回は登壇者の顔が写っている写真はSNSに上げるのは駄目だったのでバッッッッッッッツリカットだからそれ目当ての方いらっしゃったらごめんなさいね。


・開演。まずは今回のライター交流会について、といってもライターの未来を~とかそういう硬い感じではなくこの記事いいよね〜それな〜!というノリでワイワイと編集者視点で2010年代のインターネットの記事を見ていこうというねという、ある一種の新年会みたいなものであるらしいことが司会の方から説明された。

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・そのとき登壇者のトークが終わった後に交流会があるよというアナウンスがあって、それは事前に告知もされていたし名前にライター交流会って書いてあったからまぁあるんだろうなぁとは思っていたが、登壇者の方々の話たい内容が多すぎて当初45分ぐらいあったものが10分ぐらいになっていて笑っちゃった。インターネットなんて無限に語れるから仕方ない…


※ここで一旦CMです(デイリーのこれ全人類好きでしょ?)

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今回のイベントはARuFaさんとかも宣伝してたエナジー飲料のRAIZINさんが協賛していて、終わった後私も一本貰った。みんな!飲もう!!


・登壇者のもぐもぐさん原宿さん古賀及子さん、そして杉本吏さんが登場し軽い自己紹介があって、…これ読んでる方の中には初めましての方もいるだろうからちょっとだけ書いた方がいいかな、書こう。
もぐもぐさんは 大学時代に軽い気持ちで書いたケータイと共に育ってきた女子大生がiPhoneに思うことが大いにバズりにバズって、そっからかな?新卒でウェブ業界に就職されて、今もライターとして活躍されている方で、
原宿さんは ゆるく楽しめるおもしろコンテンツを提供しているサイト「オモコロ」の編集長を2012年からしてらっしゃる方で、
古賀さんは 役に立つことはそこまでないけど、愉快な気持ちになれるオルタナ系ポータルサイトデイリーポータルZの編集部に2005年から所属している方で、
杉本さんは 様々なジャンルを幅広く取り扱っている ニュースサイトねとらぼの中でより深堀りしたりライターコラムを取り扱っているねとらぼアンサーの創刊編集長をされている方で、原宿さんの昔使っていたハンドルネームを全部知っているくらいの深いインターネット愛を持っている方です!!! 

・まず前半は、2019年に掲載された記事の中で登壇者の4名が3記事ずつ紹介してくださったんですが、これ多分全部載せるとそれだけで日記のくせにとんでもない長さになって皆さんの人差し指が棒になっちゃう気がするので、ライター交流会の公式ツイッターTogetterから飛んでくだされば全部見れるのでそこから飛んでもらっても…イイスカ…?そっち行けばちゃんとスライドとかも載ってるんで…

・でも登壇者4人全員が推した記事だけはちゃんとここで紹介しよう。

これっすね。この記事は今年の2月に格闘ゲームの世界大会EVOJapanで全くの無名だったパキスタン人の若者が優勝して、その時に「パキスタンにはまだ強い奴が沢山いる」と言いバトル漫画みたいだと話題になってそこから生まれた記事なんですけどもね、すごく面白いんですよ。
古賀さん「2000年代は単に面白いものや変なものがインターネットでウケていたけど2010年代になると身近なものを高解像度でえがかれているものが多く人気を集めるようになっていった中で、こういう遠いところ(パキスタン)の話をここまで高解像度でゲーセンという共感性の高いものがたった2ヵ月で出せるのって、世界中に支局があるオールドメディア(新聞とか古くからあるマスメディアのこと)ならでは強みで、こういうのには私たちはなかなか勝てないですよね」
杉本さん「基本記事はネタ自体のおもしろさと書き手の文字のうまさの掛け算なんですけど、この記事はどっちも満点に近いですし凄いですよね」
原宿さん「グル(宗教指導者)もいますしね」

ここでこの記事が掲載されているwithnewsの奥山編集長から記事誕生の経緯と反響についてが紹介されたので、少し引っ張ってくると

きっかけは深夜何となく見ていたTogetterでバトル漫画みたいだと言われているところを目に入って、さっそく国際報道部にいる同期に直接取材をお願いしたらとんとん拍子に取材が決まりました。
嬉しかったのは読者がパキスタンのお国柄への説明で盛り上がってくれたことで、ゲーマーのアルスラン選手から入らなかったら、普通の新聞記事みたいに教科書っぽくなって誰にも読まなくてダメだったと思います。
あとグルはゲーセンにたまたまいて、本当は目を合わせられないほど鬼怖いので、写真は居眠りしている隙に撮ったそうです。グルは滅多に会えないわけではなくて、人が集まるところによくいるらしくゲーセンにもよくいます。

とのこと。こういう貴重な話がここで聞けるとめっちゃお得感ある。


・他にもオススメの記事いっぱいあったけど全部ぶっ飛ばして休憩時間。隣でほげ~っとしていたら隣の机の方がどうやらウェブメディアでご飯食べている方々だったらしく、名刺交換とか真面目なINTERNETの話をしていた。ほぇ~。


・後半は、2010年代の名作&ターニングポイントとこれからのネット記事についての話。これも話題に上がった記事はツイッターとかから見ておくれ~


・まず話題に上がったターニングポイントはSNS(3.11以降のツイッターが筆頭に?)とスマホが普及したことによってバズるという概念が生まれたことで、元々は記事がどれだけ読まれていて支持されているのかは読者は知られないPV数だったり、せいぜいコメントがいっぱい沢山ついているな~ぐらいしか分からなかったのに、拡散され具合で大体面白いものがまわってくる(1万リツイートとかされていたら大体面白いのが分かっちゃうでしょ?)ようになってからはバズると爆裂にPV数が増えるようになって、ライターの書く文章だったりタイトルの付け方が大きく変わったことが挙げられていた。それと最近(2019年)はそこから一歩進んでツイッター上の画像だけで記事一本分の内容があるようなチャート図も流行っていたことも触れられていたな。


・あとはヨッピーさんとかARuFaさんとかネタ出しから何までできる上に面白いライターさんが出てきたことで、ライターの仕事の幅が大きく広がったことも挙げられていて、それ関連でいえばオモコロライターの方々みたいに個性的なキャラクターを出していくと一定のファンの方々がついて安定したPVにつながるし、そういった方に憧れて新しい若い世代が入ってくるから良いよねっていう話もしていた。


・他にはオールドメディア(特にNHKとか)は最近インターネット上で力を付けていて元々ギャップがある分ずるいとか、 不正確な医療情報で問題になったWELCとか漫画村とかの問題がすぐにいろんなメディアに取り上げられるようになってインターネットがクリーンになったけどその分松屋でウナギを食べた記事を書いただけで炎上(みんなスーパーとかで買って食べてるじゃん!)するようになって息苦しくなったわけだし、インターネットはこれから有名な人ほどクローズドになっていきそうだけど無名な人とかは不特定多数が見る機会が多くなっている今どうするべきなのかね、マツコの知らない世界みたいな一個にマニアにいまからなるのはしんどいしどうなるんだろうみたいな話をしていた気がする。

・最後に登壇されている方の2010年代の名作を紹介されてトークは終了。その時点で4時の10分前だった。ワーオ

・帰る前にいつもインターネットでよろしくしてくださっている方に軽く挨拶して帰ろうかなと思っていたら、今回同伴してくださった方が初対面の方に話しかけられていたので、せっかくだから私もやあやあどうもー!って感じで話に混ぜてもらった。お話を聞くにその方はどうやら私にもよくわからなかったけどインターネットでパワーワードを作るのが仕事の方らしい。いいな、パワーワード製造業。私はノーマル学生なので名刺とかもなかったから交換とかもできなかったけど、偽りでもライター名乗って名刺とか作ってくればよかったな。

・そう思った矢先出口で主催のノオトさんが作られた「ライターのなり方」という同人誌が売られていたので、思わず買ってみた。まだペラ見しかしていないけど内容が結構マジなのでこれちゃんと読んだら本気でライター志望になりそうで怖いぞ。でも最初に「ライターへの第一歩は名刺作り」って書いてあるから名刺だけでも…?作るか…?



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・帰り食べたCiQUE(チキュウと書いて最高と読む)の塩ラーメン

・あでゅ~

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