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父との語らい 母のプライド

旧年中から新年明けてもえらいことになっております。
改めまして、お久しぶりです。

再始動

まず、職場が変わったことにより、転居いたしました。
と、いうバタバタを言い訳に、noteでの発信が出来ない状態でした。
それに加え、ツイッターでの発信をやめました。
なので、一身上の都合により、中中中は死にました。
とにぽろりの屋号で再出発しますので、よろしくお願いいたします。

年末は30日から地元・神戸に戻り、2日まで両親の家で過ごしました。

父との語らい

母とふたりだけの暮らし。息が詰まるのでしょう。
まともに話せる相手ではないので。

松本人志の件。
父は「何をいまさら」「女も、のこのこ行くなよ」派でした。
さすが戦中派の化石。外国人を毛唐と呼ぶだけのことはあります。
男色ジャニーは気持ち悪いけど、女相手のまっちゃんは許せる。

父よ、もうそんな時代ではないのです。
どっちも大アウト。
ジャニーは死に逃げできただけ。

山川穂高に坂本、中田翔……
あぁ、あいつらはあかんなぁ。
じゃあ、大谷翔平は?そんな報道でると思う?
翔平はほんまによくやってるなぁ。

報道の確かさは本人の知るところでしかないですが、
まっちゃんも決して身綺麗じゃない。
プロ野球選手は野球にフォーカスした生活をする。
それで結果を出しているのがSHOHEI OHTANI!
さすがに芸人は遊ぶのも大事だと思うわけですが、
横山やすしを信奉する父に、
もうとっくに「芸の為なら女房も泣かす」時代は遺物であることを懇々と。

父相手に「不同意性交」という言葉を発するとは。
書面で契約してからコトに臨んだ方が安全よ、有名税とか言われるくらいなら。
なんだかなぁ~いやな時代やなぁ~

最終的に、昭和20年生まれの父と昭和60年生まれの娘が至った結論は、
テクノロジーが発達する時代=人間自身が賢くならないと、なろうとしないと、カモられる

でした。

あと、伯父が亡くなっていたをさらっと知らされ、
よくよく聞くと、伯父の死を知った経緯がなんとも複雑。
大正の時代、祖父方は土地、財産、祖母方は地位のある家だったので、令和でもその状態をキープしていたら、財閥系韓国ドラマを地でいくことになっていたと思います。
うまいこと没落してくれていて、ありがとう。


母のプライド

いつもは父が仲良しおじさんズで鯛を焼くのですが、
場所を貸してくれているおじさんの体調が悪くなり、鯛のないお正月になりました。

孫娘に鯛を送れないことを嘆く父。
それが寄る年波、みな平等に、時には不平等に老いていく……と、私はうとうと紅白までお昼寝。

と、「白だしが足りない!」
母の声で覚醒。

父が高野豆腐を買ってきたらしく、それも付属の出汁がないもの。
予定のお煮しめより、ぎゅんぎゅん出汁吸う高野豆腐の加入で、愛用の白だしが足りないと。

「お父さんのせいでいつもと味が違う。変でも知らん!」
父も私も、それなら高野豆腐入れんでええて。げんなり。
昔からそう。外出したら誰かの機嫌が悪くなって、帰宅する頃には口論していた。
「ええよ、別に……」
「お母さんのプライドが許さへん!」

おい、母よ。
あなたが枕崎の鰹節、羅臼の昆布、国産丸大豆しょうゆにこだわって、
一から出汁をひいてるならまだしも、その白だし自体が市販品やん。
なんとまぁお手軽なプライド。

そこを指摘したら「てへへ」
悪なった雰囲気、どないしてくれるねん。

これでもかというくらい、限界突破、ひったひたの高野豆腐。
味も変じゃない。逆張りしてんちゃうぞ。
もし数年前だったら、私か母、それかふたりともが流行り病の可能性があったわけで。

たまにぞわっとした両親との年末年始。
国内外ともにぞわぞわしておりますが、私自身は精力的に動いていきますので、何卒よろしくお願いいたします。



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