見出し画像

マスクでかき消される子どもたちの呟き

いつか乗った飛行機の窓から見た太陽。
次に飛行機に乗れるのはいつだろうな。
去年の夏は、あんなに乗っていたのに。

2020年6月15日。いよいよ今日からほぼ完全な形態での学校再開。分かれていたクラスも一つになり、2週間の分散登校での経験を踏まえながら、感染予防体制を敷き、本当の意味でのリスタート。

朝は、子どもたちから教室に入る前に、検温のチェックをするので、廊下に机といすを出し、学級通信を書きながら、子どもたちの登校を待つ。検温を忘れ。記入不備は、図工室に行き、あらためて養護教諭の元、検温と体調確認をしてから、教室に入る。

朝の10分間読書の後、朝の会のかわりに、朝のスタートのさせ方について、話をする。

1時間目は、書写だったが、清掃指導などの変更があったり、完全再開に伴う新しい生活様式についての話。その後、新しいグループ内でのナンバーを決め、当番を割り当てる。最後は、プリント類などをフファイリング作業。

2時間目、3時間目は書写。「きずな」。ポイントを3つだけに絞り込み、全体指導。2時間目を練習にあて、3時間目を清書。個人指導の時間があまりとれず、申し訳なかった。それでも、みんないい字を書いていた。

中休みは、グラウンドでの看護。学校再開後の初の中休み。いろいろ制限がある中、子どもたちは楽しんでいたようだ。遊ぶ内容も大事かもしれないけれど、友達と、ただ外の空気を吸いながら一緒に過ごすというのも、特に高学年は、楽しくて、安心感をうんでいるようだ。

4校時は、算数。対称な図形。TT。子どもたちがマスクをしていると、子どもたちが呟く声をなかなか拾えない。そう思った時に、あらためて自分は、そういう声を頼りに授業を進めていたことが分かる。

給食、清掃は、ほぼ通常通りの戻った。

5校時は、総合。5年生のために委員会紹介を書く時間。ボクの学校の総合は、人とのかかわりが大きな柱になっている。
ただ、三密を避けるということで、紹介する項目を事前決めて置き、それを委員会のメンバー内で分担し、カードに書き、それを貼り合わせて、5年生に見てもらうという形式にした。

画像1

本来なら、そもそもどんなことを伝えるかということも、話し合い、5年生の前でプレゼンもしてもらうのだが、今年は、難しい。

6時間授業だが、今週は5時間にして、家庭訪問。うーん。これには、あまり納得がいっていないが(学校体制的に)、保護者と直接話ができる機会は貴重ではある。

家庭訪問が終わり、学校に戻ってきたのは、もう勤務時間終了前だった。高学年ブロックで雑談をした後、いくつか連絡をする。

実は、今日はとてもうれしいことがあった。詳細は書けないが、かなりうれしいことだった。
でも、その反面、初日だというのに、配慮がないかかわりをしてしまい、未だに尾を引いてる。こうやって少し言葉にしたのだから、今日は早く寝て、気持ちを切り替えて、子どもに声を掛けなくちゃ…はぁ…。

今日のアルバム。活動再開したようだから、楽しみだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?