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子どもたちに寄り添う【学級づくり】

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#小学校教員

「保護者の声を集めること」と「読み格差」

今年度、学校が異動して変わったことをきっかけに、保護者からの声を集めて、学級通信で紹介していこうと思った。風通しのいいクラスにしたいなと思っていたし、子どもたちに「共に」関わり、「共に」向き合うという土壌づくりのためにも、やってみようかなと思った。 そこで、こんなお願いの文を綴った。 さっそく声が届けられた。 若いころのボクだったら、そりゃもう、めっちゃ喜んで、すぐに掲載していただろう。そう、ボクは、以前にもこうした取り組みをしていたことがあったから。 でも、今回は、

3学期2日目~書初め大会開催

3学期2日目。書初めをした。 まず始めに教室で、書初めの由来を共有した。  ・江戸時代ぐらいから庶民もやる年中行事になった。  ・1月2日にやるのが基本。 そして、「決意の気持ちを込めて、いい字を書こう」という、共同の目標を設定する。 それから机を下げ、スペースをつくる。密を避けるために、一部の子たちは、空き教室に移動。 書初めは、恵方に向かって詩歌を書いていたという習慣が由来になっているので、恵方に向かって準備をする。 今年は南南東らしい。南南東は、iPhoneコ

3学期こんな風に過ごしたい~「しるらないカード」を使って

今日から3学期。 3学期、どんなふうに過ごしたいかを「しるらないカード」を使って、表現してみた。 ①教室でインストラクション ②空き教室に、しるらないカードを散らす。 ③しるらないカードを見ながら、インスパイアされながら、こんな風に3学期を過ごしたいと思えたカードを1枚選ぶ。 ④友達と重なった場合は、話し合いで解決。 ⑤カードを教室に持ってきて、そのカードをそばに置いて、A5の用紙に、好きなように、「3学期こんな風に過ごしたい」という思いを表現する。 ⑥言葉にし

42回…

明日から3学期。 新学期と言えば、黒板だ(笑)。 SNSには、子どもたちを迎えるものが描かれた、ステキな黒板の写真が アップされていく。 絵が下手なボクは、そんな黒板を見て、ため息をつく。 でも、そんな黒板は、きっと子どもたちは喜ぶだろう。初日から笑顔があふれることはステキだ。 黒板アートにはいろいろと言われている部分もあるし、ボクも思うことがあるけれどど、少なくとも、笑顔で子どもたちに初日を迎えてほしいという思いをもち、そのために自分の持ち味や、自分の努力を注ぐことは