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さらばZOOM Q3

2009年の10月、池袋でやったライブの音源を店からもらったのだがライン録りだったものでバンランス悪く、というかベースが全く聴こえないものだったのでこれは外音を録音するためのレコーダーが必要だと思いました。

そこでmp3レコーダーを探したのですが、録画もできるmp3レコーダーを発見しました。それがZOOM Q3です。

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動画のサイズは640x480 30フレームと今で考えると小さいサイズですが、値段は普通のmp3レコーダーとあまり変わらなかったのと、いい画像で録画したいなら普通のビデオカメラ使えばいいと思い即amazonで購入しました。

(今ならスマホで全て賄えますが、2009年当時はまだiPhoneは普及していませんでした。iPhone 3Gが日本で発売されたのが2008年7月、しかもこれはSoftbankのみで、2011年にやっとauから発売された状態でした。)

このQ3のある意味一番面白いところはテレビに出力する事が出来たのです。ですので、ライブ終了後家に帰って即その日のライブの映像をテレビで見れるという機能も気に入りました。まあこれもスマホから出来ますけど。

翌年には後継機種ZOOM Q3HDが発売されます。

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動画形式はいくつか選べるようになり、1920x1080 30フレーム、1280x720 60フレーム、1280x720 30フレームが選択できます。カメラの性能も向上しましたが、今のスマホに比べると数段落ちます。

このZOOM Q3HDも即購入しライブ等の録画はこちらで行うようにしました。そして今でも使用しています。

では初代のZOOM Q3はどうしたかというと、その後もずっとmp3レコーダーとしてリハで使用してきました。ところが、今年の夏以降録音される音量が不安定な現象が起こり引退させる事にしました。

かなり乱雑に扱ったにもかかわらず11年間使えたのはZOOMの製品のすごさを物語っていると思います。

ところでそのZOOMですが今年の6月にちょっと話題になりました。

「ズームは一時ストップ高、米ビデオ会議システム会社と取り違えか」

[東京 5日 ロイター] - 音楽用電子機器の開発及び販売を手掛けるズームは連日の年初来高値更新。一時ストップ高、ジャスダック市場での値上がり率トップとなった。市場では「2日に決算を発表したビデオ会議サービスの米ズームと勘違いしている可能性がある」(国内証券)との声が出ている。

リモートワークに使用されるビデオ会議サービスのZOOMと間違えられて株が買われストップ高になったというニュースです。さすがにこれには笑ってしましました。


頑張ります!