見出し画像

ジョン・ウィリアムズを聴いて人生変わった人は見た事は無いが初音ミク聴いて上京したやつはいる

昔ギターマガジンの何かの記事で「ジミヘン聴いて人生変わったってヤツは何人かいるけどジョン・ウィリアムズ聴いて家出したって話は聞いた事ないぞ」と書かれていたのを思い出しました。

これはジョン・ウィリアムズ氏がジミヘンに劣っているという話では無く、音楽の衝動性を語っているのと、多分大袈裟に言ってるのだと思います。ジョン・ウィリアムズ氏の音楽聴いて衝撃覚えた人も絶対いるはずです。スターウォーズとかハリーポッターとか。

それはさておき、音楽を聴いていてもたってもいられなくなったり、腹の底から熱いものが出ているのを感じたりする、所謂初期衝動を覚える音楽はロックミュージックに感じる人が多いのだと思いますが、どの音楽にも衝動性は多かれ少なかれあるものもあります。

この衝動性というものは音楽が呼び起こす感情の中で1番やばいもので、文字通り人生変えてしまう事が少なくありません。

あまり有名な曲ではありませんが、2009年、ボカロ黎明期に作られた「トウキョウト・ロック・シティ」という曲があります。(“トウキョウ”ではなく“トウキョウト”)

こちらは元々ニコニコ動画に投稿されたものなのですが、そこのコメントに「この曲を聴いて東京に行きたくなって今東京で暮らしています」というものがありました。

聴く人によってはこの曲のどこにそんなパワーがあるのか疑問に思う人もいるとは思いますが、この人はこの曲で人生が変わったわけです。

誰かの心に衝動を与える音楽を作りたいと思うところもありますが、それが目的になってしまったら本末転倒なので、やはり地道にやっていきたいと思います。

頑張ります!