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生年月日が同じなら鑑定結果も同じ?

観命学では、生年月日(と、わかれば生まれた時間)によって「命式」を算出して、その人の「命=mission」を理解します。

ということは、生年月日、生まれた時間まで同じなら、鑑定結果も同じなのでしょうか?

答えは「鑑定」の範疇をどう捉えるかによって異なります。

生年月日、生まれた時間まで同じなら、命式は全く同じです。
一方で、同じ時間に生を受け、同じ家庭で育てられた双子であっても、それぞれに違った個性があり、人生があります。
さらに、偶然同じタイミングでこの世に誕生した他人の場合、遺伝や生育環境も異なるわけですから、その後の人生は、双子以上に異なることが多いでしょう。

「命式が同じである」ことと、「それぞれの個性、人生が同じではない」ことは、矛盾しません。

「命式」は、ただ一つの可能性(点)を示しているのではなく、その人の可能性の範疇(範囲)を示しているのです。

「命式」の意味するところを説明し、その人の適性や可能性の範疇についてお話しするとき、その内容は、生まれた日時が同じなら、同じものになります。

けれど、鑑定を受けに来られる方には、それぞれに異なる関心ごとやお悩み、成し遂げたいと思っていることがあります。そのため「命式」のどこに焦点を当てて掘り下げるのか、が異なってきます。

その人が知りたいと思っていること、抱えている問題に寄り添おうとするとき、同じ命式であっても、お話しする内容は自然と異なってくるのです。


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