旧工房解体_20161213
(この記事は旧「清水裕幸」公式ブログの2016年12月13日の記事です。)
当たり前ですが、ご存知の方はご存知ですが知らない方は知らないですよね。(笑)
これが旧工房です。
もう40年近くたつ物件なのですが、ここをお借りして仕事してました。
その昔は下はレストラン、上は民宿みたいなことをしており結構大きな建物でした。
お借りしてからは二階に父や母そして妹たちなど家族が住んでおり、一階が工房となっていました。
見ての通り鉄筋コンクリートでして大きな建物でしたから仕事はしやすかったと思います。
なのでこの大きなところから今度の小さい工房への引っ越しはことのほか大変でした。
荷物のほとんどを処分することに
まぁこんなことでもなければなかなか整理できないので、いい機会になりました。
ここは夏はよかったのですが、冬はとにかく寒い。
大きなストーブを最大にして焚いていても夕方近くにならないと部屋が温まらず暖房費が桁外れでした。
でも今回は部屋が小さい分仕事はしにくい面もありますが、もはや私一人になりましたし、なんといってもストーブを焚くとすぐ温まるのがいい。
寒いのが苦手な私には助かります。
もちろん灯油代もこれまでと比べるとただみたいなもんです。(笑)
なんでも悪いことばかりでもないし、いいことずくめということもないですね。
一長一短とはこのことですね。
今年、父が亡くなり、その同じ年の間に父の住まいと工房も無くなるというのは何か一つの時代が終わったような気になり感慨深いものがあります。
代替わりして10年近くになりますが、本当の意味で屯田窯の新たな時代を迎えたような気になります。
景気が低迷する中でいつまでこの窯に火が続くのか先のことは知る由もありませんが、40年続いたこの窯の火を絶やさないようできる限りことをしていく所存です。
改めて皆さま、今後とも屯田窯をよろしくお願い致します。
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