新十津川の土できましたぁ_20161229
(この記事は旧「清水裕幸」公式ブログの2016年12月29日の記事です。)
こないだ濾して素焼き鉢に入れておいた土が少しずつ水分が抜けてようやくこのように作れる状態にまでなりました。
こうして見てもほんとに白くてきれいな土ですよね。
そしてこのように10センチのスティックを作りまして、収縮率を確認します。
乾燥でどのくらい縮むのか、さらに焼くとどのくらい縮むのかといった具合です。
前にも伝えましたように、このままでは収縮率が高すぎて乾燥で割れてしまいます。
なので、この問題を解決するために何か最善の策を講じなければなりません。
それで第一段階として、収縮率を調整して乾燥割れが入らないようにすること。
それがクリアされ作りに問題がなくなるなら、今度はこの土の活かし方つまりどんなものを作り、どんな焼き方をするのが最もこの土の持つ個性を長所に変えて引き出せるのかという課題になります。
これは収縮率を調整するより手ごわいことでしょう。
色薬を掛けてしまうならその土の特徴は消えてしまうので意味がない。
だから…何が…
可能性を探らねば
でも何かあるはず
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