新十津川産陶土精製_20161218
(この記事は旧「清水裕幸」公式ブログの2016年12月18日の記事です。)
昨日、新十津川陶土研究会の副会長である田中さんと共に水に漬けておいた土の精製を致しました。
一番上の写真は水に漬けてあるだけのものです。
攪拌機で攪拌するうちにだんだんクリィーミィになってきました。美味しそう(笑)
だいぶだまがなくなってきたところで漉します。この工程を水簸といいます。
約この一樽濾してみましたが、なんと残った不純物はたったこれだけです。限りなく100パーセントに近い歩留まりです。とっても優秀な土です。
いろいろ天然の土を同じ方法で水簸して使ってきましたが、これほど純度つまり粘土成分が多く不純物の少ないものは初めてです。
また意外と溶けやすく水簸するにも扱いやすいのも大きな利点です。
濾したものはこのように素焼きの鉢に入れて少しずつ水を抜いていきます。
出来上がるのが楽しみです。
ご覧ください。きれいな白い土でしょ?
なかなかこんな土はどこを探してもないと思います。
これが、例の新十津川焼きに一部使用された土なのです。
土ができるのが楽しみですね~
また報告します。しばしお待ちを
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