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おかん留学/文化の違い 日本&another country(食事編)


「遠慮のかたまり」はマズいもの

マルタの料理は一人前でもすごく量が多いです。一人では食べきれないので、よくみんなでシェアします。そうすると大皿に最後の1個が残ります。いわゆる遠慮の塊ってやつです。でもこれは海外では「まずいから残ったもの」と捉えるようです。マズいわけじゃないからね。だから残らない、残さない。面白い。「遠慮」という言葉は日本人しか使わないのかもしれない。


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こちらは美味しいから結局残らなかったOkanおすすめのレストランPeppinos。スピノーラ湾を一望できる1階(日本でいう2階)の小さいバルコニー席は二人だけの特等席になります。

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日没前と日没後。この景色を独り占め。二人占め?



味付けは全てあなたのために…

例えば、誰かがご飯を作ってくれたけど、食べてみたら味がしなかったとします。日本人なら「何も言わず耐える」or「味、薄くない?」となりますが、海外では違います。

イタリア人とフランス人の友達が言うには、味の薄いご飯が出てきたらそれは「あなたの健康を考えて、この味付けなのよ」と言う風に捉えるんだそうです。もし、甘すぎたら「あなたが疲れているように見えたから甘くしておいたよ」と考えればいいし、塩辛かったら「あなたはしょっぱいのが好きでしょ」みたいな感じに考えるそうです。でもそれは本当は嘘で、結局ただ単に味付けを間違えただけなんです(笑)。でも味付けを間違えたことは指摘せず、「ああ、私のためにこの味付けなのね」と言う解釈をするらしいです。日本では考えられない。作った人を攻めないこのジェントルマン的な考え、私は好きです。


これもオススメ。超可愛いAmorino(アモリーノ)のお花のアイスクリーム。バレッタとスリーマにお店があります。この日は暑すぎて、すぐに溶けちゃうので慌てて食べました。

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こちらは人生初のヌテラ&バナナのクレープ。甘すぎて中年の胃袋には無理でした。そもそも海外のスイーツは日本のスイーツに比べて甘すぎ。パンチが効きすぎで一口で胃袋にズシーンときます。なんでこんなの食べてみんな太らないんだ?と思ってしまいます。ま、太ってる人もいるけど。

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