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おかん留学/まだまだ続くフリーズの日々

授業が開始して4日が終わりました。最近は分からなくても、初日ほど恐怖はなくなってきました。分からなかったら「私は意味がわかってないからねー」という表情を画面越しにしっかりと伝えて、逆にわかったときは「わかったよ!」という大きめなリアクションを(ダチョウ倶楽部・出川並みに)しっかりとっています。わかったと言っても合っているかどうかはわかりませんが、それでもまぁOKかと。

分からない時は「I don't know.」もしくは得意技のフリーズです。そうすると「Don't worry.」という声が聞こえてきます。全然Don't worry.じゃないけど、まぁいいかな。

ようやくテキストの何ページをやっているのかがわかるようになって、得意げに「このページだよね」と画面越しに見せると、みんなが褒めてくれます。(←赤ちゃんのよう)。同じクラスの日本人に「2週間は大変だけど、それを超えると、言っていることがわかるようになるよ」とか「文法は合っているからすごいよ」とか、とにかく温かい言葉をもらって、乗り切れています。ほんと助けてもらってばっかり。日本人は優しい(あれ?日本人ってこんなに優しかったっけ?と思うくらい優しい)。あ、そして日本人以外の人も優しい。

でもまだ私はみんなの英語が理解できず、誰かが面白いことを言ってみんなが笑っていても、私一人だけが眉間にシワを寄せて、真顔のガン見で画面を睨んでいる状態。ああ、いつかみんなと同じタイミングで笑えるようになりたいなー。いつかなー?


赤ちゃんのように日々進化する48歳

語学力はそんな早くは進化してくれないけど、日々の生活は進化しています。道を歩くのも、横断歩道や信号のないところで渡る(飛び出す)ことにも慣れてきました。スーパーで買い物も出来ました。学生証の登録や学生用のバスカードの登録も出来ました(←当たり前だけど全部英語)。道は迷うけど、迷った道も楽しいので遠回りしながら歩いてます。毎日が大冒険で、日テレのはじめてのおつかい!のような感じです。そして勉強も授業についていけるように予習・復習をしています。勉強するのに予習と復習が大切だということをこの年で学びました。おそ!

道に迷っても猫ちゃんとそこらじゅうで遭遇できるから楽しい。


ふと思うのが、マルタにきて、自分が中年だということを忘れがちになります。クラスメートは30歳以上だけど、道端出会う子達は27歳、24歳、19歳、17歳・・・・我が子より若い。そんな子らと色々話をしていると、自分が48歳であることをすっかり忘れて28歳くらいの気持ちになってしまう。ありがたいことに年齢を気にせず話してくれるから中年の留学も悪くない。ポジティブバカな私にちょうどいい。

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