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バスケ初心者のシュート練習に最適!「3ジャンプシュート」

低学年の子がミニバスの体験に来た時には、ドリブル、パス、シュートの基礎練習を一通りやって、最後にミニゲームに参加してもらうのを基本としていましたが、やはり一番目を輝かせる瞬間は、何といっても初めてシュートが入った時です。

これまでに何人もの初ゴールの瞬間に立ち合ってきましたが、最初好きなようにシュートを打ってもらってなかなか入らなくて、少しコツを教えてあげてシュートが決まった瞬間は、シュートを決めた子も、それを見ている親ももちろん嬉しそうに喜んでくれますが、自分がかかわることで子供が成長してくれることを実感できる、とても貴重な時間でもありました。

そんな瞬間に何度も立ち会えるというのは、ちびっ子担当コーチの何よりの楽しみでもありました。

始めてミニバスの体験に来る子は、運動神経のいい子もいれば、そうでもない子もいます。なんでも積極的な子もいれば、恥ずかしがりやで中々声を出してくれない子もいます。

でも、全員に共通することは何かしらでバスケットボールに興味を持ってきてくれているということで、そんな子供たちが一番やってみたいことは、やはりシュートを決めたいという気持ちが一番だと思います。

なので、体験に来た子にはどんな子でも、少なくても1本はシュートを決めて帰ってもらうことを一番の目標にして指導していました。

前置きが少し長くなりましたが、その時に役に立つ練習メニューがこの「3ジャンプシュート」です。

教えることは簡単で、

  1. ゴールの斜め下に立つ。

  2. 薬指をボールの中心線にかけ、親指と人差し指で三角形を作ってボールを持つ。

  3. あごの前くらいでボールを持って3回ジャンプする。

  4. 3回目のジャンプの時に腕をバックボードの黒枠の角に向かってまっすぐ伸ばしてシュートを放つ。

の4点です。
1年生の力の弱い小さな女の子でも、このやり方でタイミングよくシュートを放てば、ほとんどの子は何回も打っているうちにシュートが入りました。

ポイントはジャンプのタイミングと腕を伸ばすタイミングを合わせること。1回のジャンプで合わせるのは難しい子もいますが、
「イチ・ニの・サン!」と声をかけながら何度も練習するとだんだんタイミングがあってきて、力の弱い子でもリングに届くようになります。

1本目が決まるまでの時間は個人差がありますが、1本でも決まれば「もう1本もう1本!」と自分から何本も練習するようになるので、右から入ったら今度は左から、両方入ったら今度は正面からと、その子のレベルに合わせて少しずつ難易度を挙げてあげれば、子供は勝手に感覚を掴んでいきます。

最後のミニゲームでも先輩チームメートに協力してもらって何度もシュートを打たせてあげて、入ればそれでよし、入らなかったとしても、
次は決めたいという向上心が芽生えるはずです。

そうやって最初の体験会でバスケの楽しさを体感してもらえれば、きっとその子の素敵なバスケ人生がスタートすること間違いないでしょう(^^♪

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娘が所属していたミニバスチームで、元日本代表選手のヘッドコーチの元で、お手伝いとして帯同審判員・分析班・低学年担当コーチを務めていました。…

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