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SDGs 「海の豊かさを守ろう!」

こんにちは!とんびです!

今年の冬は去年に比べて寒いですね(>_<)

前回書いたSDGsの記事。

今日はSDGs 17の目標の内、14番目の「海の豊かさを守ろう」に焦点を絞って書きたいと思います。

私は海が大好きで、海の近くに引っ越して来ました!見ているだけで癒されます♪

遠くから見ると「綺麗だなー」と思う海でも、海岸やビーチに目を向けると落ちているのは貝殻についでプラスチックゴミの多さに驚きます。

目で見えるプラスチックゴミは、氷山の一角であることを考えると、見えるだけでこんなにあるのだから海に沈んでいるものや砂浜に埋まっているものも含めると想像を絶する量です。



海洋プラスチックゴミ問題


皆さんは気にしたことがあるでしょうか?


この本を読んで海洋プラスチックゴミ問題について勉強してみました。


私たちが日頃使っているプラスチック製品。包装や容器など色んなところでプラスチックが使われています。

そのプラスチックが適切に処理されず、雨や風などによって河川から海に運ばれます。

そして、海を漂うのです…。

世界のプラスチックゴミ流出量は年間3億トン。
ちょっと想像できない量ですね。
日本は世界30位の2万トン〜6万トン。(2010年時点)

プラスチックは自然分解されずに半永久的に海を漂い、その過程で細かくなります。

細かくなったプラスチックをマイクロプラスチックといいますが、マイクロプラスチックになると、全てを回収するのは不可能であると言われています。

では、どうすることもできないのでしょうか?


全てを回収することは不可能ですが、未来に豊かな海を残すためには少しでも回収することが必要です。

一度海にプラスチックゴミが流出してしまうと、人が回収しない限り取り除くことはできません。放置すれば餌と間違えて食べてしまった生き物を苦しめたり、食物連鎖を通して人間が食べたりします。

※ マイクロプラスチックには、海中の有毒な物質を吸着する働きがありますので、有毒な物質も摂取する危険性があります。

回収するのと同時に発生源についても考えなければなりません。

海に流れ着くプラスチックゴミは、どのように海に流れ着くのでしょうか?

ポイ捨てをする一部の人間により、陸地から河川や下水を通じて海に流れ着きます。

ただポイ捨てが全ての原因ではありません。


○人工芝の一部が劣化や損傷で剥がれ、雨によって海に流れ着く。

○他にも工業地帯からプラスチック製品を作る過程で使われるペレットが配送の際に落ちる。

○ゴミをカラスが荒らして散乱したものが台風などで河川に運ばれる。

○漁業で使用する道具が破損して海を漂う。

様々な原因でプラスチックゴミが海へと運ばれるのです。

ところで、3Rはご存知でしょうか?

☆リデュース
☆リユース
☆リサイクル

リデュース=発生抑制
ゴミの発生を減らす。いらないものを貰わない、買わない。長く大切に使う。
リユース=再使用
使えるものを繰り返し使う。必要な人へ渡す。
リサイクル=再資源化
適切に分別し、資源として活用する。


この中で1番大切なことは、リデュースです。

リサイクルは有名ですが、ゴミの発生を抑制することがとても大事なことです。リサイクルには限界があります。ゴミを発生させないような仕組みが必要です。
企業努力や個人の行動次第でゴミを減らすことは可能です。
みんなで知恵を出し合いましょう!!

ゴミを出さないように使い捨ての考えから、「大事に長く使い続ける」を心がけることが必要です。

ビニール袋が有料になったり、プラスチック製のストローが紙製のストローになったり、持続可能な社会に向けて舵を切り始めました。

「大量生産、大量消費、大量廃棄」時代から、「持続可能な循環社会」の時代になりつつあります。

そういった考えを持つことが、ビジネスに置いても、生活においても必要であると感じます。

一人ひとりできることはあるはずです。

私は教育を通じてゴミ問題について伝えていきたいと思います。
また、雀の涙かもしれませんが、ゴミ拾いの活動を続けていきたいと思います。


みんなでより良い環境にしていきましょう(^^)






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