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「生きやすさ」を加速させるカウンセリング #わたしのcotree習慣 vol.2

「いま元気な人に美容院や健康診断に行く感覚でカウンセリングを受けてほしい」がコンセプトの企画 #わたしのcotree習慣 にお誘いいただき、昨年末からカウンセリングを受けています。元気代表「つよつよマリナ」2回目のカウンセリング体験記です。

PR記事ですが、今回もヨイショ無しで率直な感想を綴ります。


前回のおさらい

1回目のカウンセリングでは駐在員配偶者にとって定番の悩み「キャリア」について相談しました。カウンセラーさんとお話しして出した当面の方向性は、悩みを「保留」すること。

さて。
困った。

キャリア以外の目立った悩みがないんですよね。2回目の相談内容が思いつかない。

子育てや海外生活、感染症対応のストレスは人並みにありますがメンタルの調子を崩しそうってほどでもないし。うーん。前回のカウンセリングから2ヶ月以上経ってしまったので(初回の体験記を書いたのは12月末ですが、カウンセリングは11月末に受けていました。サンクスギビングとクリスマスに浮かれて書くのが遅くなった。)相談したいことは決まっていないけれど、とりあえず予約しよう。

予約

前回のカウンセラーさんと相性がよかったので同じ方を指名しました。

予約フォームには相談内容を記入する項目があり、私のように「悩み……思いつかないな……」な人向けの選択肢が用意されています。

以下の項目の中で、今回のセッションの相談内容に当てはまるものがあればチェックしてください

□ 特に話すテーマは決めていないので、セッションが始まってから一緒に考えたい

「一緒に考えたい」のチェックボックスをONにして、「相談内容を具体的に教えてください」欄には「健康診断の定期検診として受けたいです」と書き予約完了。

相談内容を決めないままカウンセリング開始

お久しぶりですーとカウンセラーさんと挨拶を交わしカウンセリング開始。初めましての緊張感がないので初回よりも2回目の方がスムースに話し出せました。

開始時間になっても相談したいことは決まっていませんでしたが、とりあえず前回の悩み「キャリア」について今考えていること、やってみたことを報告することに。うんうん頷きながら聞いていただけて、これでいいんだなぁと安心感をゲット。
また「体力づくり」にジャグリングを始めたことを報告し、技を見てもらって、カウンセラーさんの「すごーい!」を頂戴して意気揚々。カウンセリングでジャグリングを披露したユーザーは私が初めてじゃないだろうか。


和やかな雰囲気で雑談していたら、ぽろりと悩みが口から出ていました。
トピックは「夫とのケンカ」。

夫と私は仲が良く、2人とも比較的「ご自愛上手」「他人との線引きがうまい」タイプだと思います。しかし、子どもが生まれてからは主張の食い違いや育児疲れからイライラしやすくなり、それに加えステイホームが続くことでケンカの頻度が上がりました。(といってもまともにケンカになるのは月に1回程度なので少ない方かも。)

我が家の夫婦ゲンカの流れを公開。特にこうしようと夫婦で決めたわけではないのですが、だいたいこうなります。

1.どちらかがイラっとする発言をする!
2.イラっとするけど言っていることは正しい!論理的には分かるけど感情的には受け入れがたい!相手は間違っていないから余計に腹が立つ!
3.イライラ!!
4.ヒートアップする前に夫か私のどちらかが仕事部屋 or 寝室に引きこもる!
5.子どもが来ても「ごめん、いま疲れてる……」と引きこもっていない側にパス!
6.数時間好きなことをする or 寝る!

7.頭が冷えたらノソノソ出てきて「ごめんね」と言う。
8.引きこもっていない側のフリータイム。

以上です。
結構あっさりしているかもしれません。

実は、友人と「夫婦ゲンカ」の話をするのが苦手です。モヤモヤを聞いて欲しいなぁぐらいのノリが、いつの間にかパートナーに対する不満大会になるのが嫌。そもそも我が家は大したケンカをしていないので、もし話したら「全然いいじゃん!うちなんてさー。」っていう流れになりそう。

「夫婦間に問題は無いのだけれどたまにボタンの掛け違いが発生することもあるから、掛け違いの瞬間の話を聞いてほしい」という温度感が友人との会話では共有しづらいところですが、カウンセラーさんとはちょうどいい温度でお話しできました。


カウンセリングを受けた結果:印象的だったこと

ここ最近のケンカのほとんどは、疲れからくるイライラが原因だと感じています。自分や相手に問題がある(モラハラなど)とか致命的なすれ違いがあるとかじゃないのはお互いに分かっているので、ケンカを掘り下げない。相手を追い詰めない。
※ 解決すべきことがあるときはちゃんと掘り下げてケンカします。不満な点があるときは飲み込まずに言う。カウンセラーさんも「旦那さんに言い返せなくて黙ってしまう、ということではない?」と確認してくださいました。

今のところは問題なくこのやり方で夫婦ゲンカは収束しているけれど、果たしてこの対処法でいいのか?という疑問はあります。

私の「ご自愛」「他人との線引き」スキルレベルは若い頃はかなり低く、いまのスキルに到達するまで苦労したんですね。私の「生きやすさ」は親に教えてもらったり専門的な勉強をして習得したのではなくて、対人トラブルに勇気を出して踏み込んで、たくさん失敗して、たくさん泣いた末に獲得した「生きやすさ」。野生の人間関係を生き抜いて身につけたものなのです。

何言ってるかわかんねぇな。野生って。
言いたいことはですね、私の対人スキルは実体験の積み重ねから導き出したものであり、メンタルのプロから見て適切な行動を取れているかは正直なところ自信がない、ということです。

そこで、私たちの夫婦ゲンカのやり方はカウンセラーさんから見てどうなのかを聞いてみました。


カウンセラーさんいわく。
「ケンカのときにはね、時間と距離を置く、空間を分けるというのがとても大事なことなの。1人の時間を持つことが必要。マリナさんご夫婦はね、それがちゃんとできてる。」

わーー!よかった。
自分で「ケンカのときには引きこもる」選択が最良とは思っているものの、話し合いを切り上げてすぐに撤退するのは子どもっぽかったりするかなぁと思っていたので、まさかの全肯定にホッとしました。

さらにカウンセラーさんからのアドバイス。

「子どもたちにもね、言っていいのよ。ママいま疲れているから遊べないの、って。子どもの前で完璧な親でいる必要はないの。それから、〇〇くん(長男・次男)も疲れたなって思ったらこうやって休んでいいし、みんなそういうときがあるよね、って伝えてもいいのよ。

目ん玉ポーーーーン。


不機嫌を撒き散らすタイプの親の元で育った私は親に心の疲れに寄り添ってもらった経験がなく、メンタルコントロールの方法を親から子に伝えるという発想がありませんでした。目から鱗。

これは……私が親からして欲しかったことかもしれない……。しよう。

現状の肯定にとどまらず、私だけでなく家族の「生きやすさ」につながる提案をしてくださって本当にカウンセリングを受けてよかったと思いました。

まとめ

「生きやすさ」を作るための道具を探し出してくれる職人。今回の相談で、カウンセラーさんにそういう印象を持ちました。「生きやすさ」を作り上げるのはあくまでも自分だけれど、自分に合いそうな道具をカウンセラーさんが探してくれて、これを使うと「生きやすさ」を作りやすいかもしれませんよと教えてくれる。そんなイメージ。

私が経験だけで作り上げてきた「生きやすさ」も、実はこういう道具を使って作られたものですよ、だから大丈夫、寄りかかっても壊れないしっかりした「生きやすさ」になっています、と解説していただいたような気持ち。

経験則の「ケンカ対処法」が理にかなったものであると言っていただけたことで、今後ケンカしても安心して引きこもれるし、合理的にリカバリできると思えば心の余裕ができて、気分の乱れが原因のケンカ自体が減りそうな気もします。

カウンセリングは「生きづらさ」を抱える人のものだと思っていましたが、「生きやすさ」を加速させてくれるものでもあるんですね。


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2ヶ月半ぶりにやってみたところ、相変わらず性格タイプ「- 気さくで楽しいことが好きな情熱家 -」でした。

♡を押すと小動物が出ます。