見出し画像

「創作の街」のいま #noteフェス 不完全燃焼レポ

2021年の #noteフェス が終わりましたね。

10月15日〜17日はちょうど山(電波圏外)にキャンプに行っていてリアルタイムで視聴することはできませんでしたが、こちらのセッションを特別楽しみにしていたためアーカイブ視聴しました。自分がいる場所のビジョンとか世界観とかが気になるタイプなのです。

「創作の街」のいま

※ 引用記事内にアーカイブ動画があります。

見た。見ましたよ。ラーメンスープ用に鶏ガラを煮出していた時間を使って。ぐつぐつ煮込みながら見た。ラーメン美味しかった。

セッションの感想を率直に言うと、

内容浅くね??
アゾフ海ぐらい浅くね?????????

と思いました。加藤さん、深津さん、本当にごめんなさい。

noteの街のビジョンや「いま」を踏まえた未来への展望などが語られるのだろうと見る前はワクワクしていましたが、なんか、機能面のカイゼン紹介とユーザーを駆り立てるためのニンジンをぶらさげて終わった感。物足りぬ。私が変に期待しすぎてしまったのだろうか。


以下、特に強く「んー?」と首をひねってしまった箇所。

「創作を学びあう会」の説明

私がやってるイベント「呑みながら書きました」もそうだけれど、ムラサキさんの「ネムキリスペクト」とか、ダイハードテイルズさんの「逆噴射小説大賞」とか、みこちゃんさんの「THE NEW COOL NOTER賞」とか、たまごまるさんとか、ピリカさんとか、コミュニティってほど形があるものでもないけれどユーザー同士の交流を促進している企画や人って今やnoteにたくさん存在していて、おそらく「創作の仲間づくり」ならユーザーが今まで自発的にやってきたことで間に合ってる。「創作を学びあう会」にnote公式ならではの独自性が感じられず、ユーザーが作り上げてきた文化の後追いにしか聞こえなくて残念。

(「創作を学びあう会」サークルに私も入っていますが、今のところ固定メンバーによる「書きました報告」が上がる場所という感じでコミュニティとして機能していない感覚があります。noteフェスでの説明は、実態とかけはなれた綺麗なコーティングをされているなぁと思いました。)

「note創作大賞」に関する加藤さんのコメント

noteでの創作について、加藤さんはこうおっしゃっていました。

「どこに渾身の作品を投稿したら自分の作品はちゃんと世の中に出るのかなって、なにかいまひとつ分からないまま何となくみんなやってると思うんですよね」

あれ?そうなの? noteってクリエイターエコノミーを推進していくって言ってなかったっけ。クリエイターエコノミーを掲げるnoteにおいて、作品が届く範囲の広狭、売上の多寡はあってもnoteに投稿した時点で「世の中に出ている」のだと思っていた。

文脈から「『ちゃんと』世の中に出る」が意味することは分かりますよ。出版社やテレビなどの従来型大手メディアから認められるってことでしょ。

でも、個人と個人が双方向に発信・販売する経済活動がクリエイターエコノミーではなかったですか? 大手メディアの後ろ盾がなくても作品を世に出して売り買いできるのがクリエイターエコノミーなのでは? そしてnoteはクリエイターエコノミーを支えるサービスを目指しているのでは?

でもnoteのCEOは、従来型メディアを介在させて流通する作品が「ちゃんと世の中に出」ていて、そうじゃないのは「ちゃんと世の中に出」ていないって言ってる。明確にランク付けしとるよ。

んんーー、ああーー、よくわかんなくなってきた。noteの街のいま。新しい時代の概念を提唱しつつ礎石となる考え方が旧世代で、矛盾を内包しすぎじゃないだろうか。創作の街、地盤がイビツやで。

ちなみに私は「なんとなくnoteやって」ねぇぞ。へらへらやってるように見せてるけど、ちゃんとビジョンがあるのよ。


……辛口感想になっちゃった。でもだって、ほんとにほんとに不完全燃焼だったんだもの。

不完全燃焼ついでに自分で自分なりに『「創作の街」のいま』を語るか。イチユーザーが、noteの中枢である加藤さんと深津さんを差し置いてビジョンを語る。おい、マリナ油森、去年の妄想noteフェスに続きnoteフェス絡みでまた好き勝手やろうとしてるな? 好き勝手やるよ?? やるわ。


「創作の街」のいま 〜マリナ油森 ver.〜

近日公開!



(加藤さん深津さんごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい∞)

この記事が参加している募集

イベントレポ

♡を押すと小動物が出ます。