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乳がんのセルフチェックしていますか?

こんにちは。女医ワーママのあおです。


突然ですが、乳がんのセルフチェックをご存知ですか?

私は数年前から、1ヶ月に1回、簡単なセルフチェックをしています。
妊娠・授乳中はなぜか自分のバストに触るのが嫌になってしまい、お休みしていましたが、先日、息子が卒乳をしたのを機に、1年半ぶりに再開しました。

今日は簡単にできる乳がんセルフチェックをご紹介したいと思います。



なぜセルフチェックが必要か。

乳がんは若い方でも起こりうる病気です。20歳を過ぎれば誰もが乳がん年齢と言われています。その一方で、乳がんは早期発見によって死亡率を下げることができます。

この早期発見のために、セルフチェックがとても有用です。



セルフチェックはどうやるの?

やり方は簡単です。

①見て
②触って
③つまんで
④横になって

の4つのステップで行います。

図1

(画像はNPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)よりお借りしました)


さあチェックするぞ!と意気込む必要はありません。
1つ1つは10秒くらいでできるので、隙間時間でチェック完了です。


私はこんな感じでやっています。

【実践例】
・お風呂に入った時に①少し手を組んで観察する。
・着替えるとき、ブラジャーの隙間から②クルクルと手を回すようにして触る。
・同じく着替えるとき、③乳頭を軽くつまむ。
・夜、寝る前に枕を入れて④しこりがないか、軽く触れる

本当は裸でやるのが一番いいのですが、服の上から軽く触って終了することもあります。また、「今日はセルフチェックをしよう!」と意気込むより、休憩中のトイレや更衣室などで「あ、触っておこう」と思い立ち、確認することが多いです。



続けることが大切。

セルフチェックを続けることで「以前の状態との比較」ができるようになります。

1ヶ月前にはなかったしこりがある。
1ヶ月前とは少し形が違う気がする。

そんな変化を捉えることが、このセルフチェックの目的です。

ですので、1回やって終了、ではなく、1ヶ月に1回のペースで構わないので、定期的に続けることをオススメします。



乳がんは「知らないまま」が怖い病気。

J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)のサイトでは、このように書かれていました。

乳がんが「見つかる事」が恐い事なのではなく、「知らないまま」が恐い事。あなた自身の身体と生活を守りあなたを愛する人たちを悲しませないために、「自分でできる事」と「ちょっと勇気があればできる事」を知り実行しましょう。
——NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)より

自分を知るのは簡単ではありません。
でも、簡単にできる方法も、確かにあります。

1ヶ月に1回。数分のセルフチェックで体の変化を見逃さない。

定期的なおっぱいケア、よかったら一緒に始めませんか?





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