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2024-08-15: ぎっくり腰入門論

ぎっくり腰になった。
くそったれが。

実は何度も経験しているのだが、今回は今までで一番痛かったかもしれない。
幸運にもこの最悪な経験をしていない人に向けて、ぎっくり腰のなんたるかを概説したい。

なお、本稿は個人の感想であり、なんら専門的知識に基づいていないため、実際に腰痛を発症した場合はすみやかに医療機関を受診してください。

どんなもんか

ぎっくり腰はクソ痛い
思わずサンジの口癖が伝染るくらい痛い。

痛みを言葉で表現するのは難しいが、筋肉痛系のジンジンと継続する痛みではなく、脱臼系の瞬間的な痛みが近いと感じる。

慢性的に常に痛むのでなく、特定の姿勢をとった瞬間に悪魔が腰の中の骨かなにかを引っ掴んでくるような痛みだ
マクスウェルの悪魔みたいなのが腰にいる気がする。
「魔女の一撃」なんて呼ばれるぎっくり腰だが、「一撃」の瞬間に力が入らなくなるため、階段等の高所で痛んだらそのまま落下転倒してしまう恐れもあり、バカにできない。

私の場合、椅子に座っているとほとんど痛みはないのだが、寝転ぶととたんに大変痛む
とくに仰向けが厳しい。なぜだろう。

仰向けは負荷が全身に均等分散されるので、腰へのダメージは小さいと思われる。
しかし、反り腰の人は仰向け時に腰と布団(床)との設置が失われ、腰(患部)に負荷がかかって痛むこともあるそうだ。個人差があるわけか。

なったらどうすればいいのか

ガチで安静にするしかない。
ぎっくり腰は炎症を伴う場合が多いようなので、温湿布系でなく冷湿布系を貼る(ノクチル)。

とりあえず脳死で整形外科を受診するのが良いかと思う。
たいてい、レントゲンを撮って骨に異常がないか確認され、異常なしなら鎮痛剤や湿布が処方される気がする。
即座に回復する方法はないので、数週間付き合うつもりで挑むしかない
コルセットをするのも良いかもしれない。

正直、痛すぎると動くってレベルじゃねえぞォなので、最悪7119相談で救急車要請まで検討するしかない。
タクシーなどを利用して通院してほしいが、そもそも微動だにできず、家族等の介助も望めない場合、無理はしないでほしい。
この時期、屋外で行動不能になったら熱中症等の別のリスクを伴ってしまう。

つらいこと

ね、ね、寝れないんだよ!(OOIZM)

横になると腰が痛むのが最悪で、我慢するようなレベルではないため寝るどころではない。
仮にうつ伏せなどで腰が傷まないとしても、寝返りを打てないため長時間の睡眠が難しい。

寝ているとどんどん腰にダメージが入ってくるので、横になる前よりも腰痛が悪化したり、体勢が悪いと倒れたまま微動だにできなくなる。

単身者はとくに気をつけて

行動不能になると、トイレすら行けなくなるし、夏場などは悪くすれば熱中症など別の病気になってしまうかもしれない。

家族やパートナーがいれば家庭内で支援も受けられるだろうが、現状アテがない人は、早期に医療機関を頼むなど、悪化する前に手を打ってほしい。

僕からは以上。

参考


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