2024-7-22: 初北海道旅行のレポ
北海道に行ったんすよ。
人生初。入道。
旅程は3泊4日。
成田から新千歳へ空路で移動し、札幌、登別、美瑛で1泊ずつ。
現地の移動はすべてレンタカーだ。
なかなか慌ただしいスケジュールだけど、初北海道なのでいろいろ見てみたかった。
1日目
朝6時に自宅から自家用車で成田空港へ。
締切が極めて近い仕事が終わっておらず、ほぼ徹夜状態。
機上で寝られたらいいなと思いつつ、飛行機で眠れたことなんて一度もないんだよな。国際線含め。
車や電車と違って、飛行機の座席ってなんか眠れなくない?
そういや、新幹線でも寝られた試しがない。
あの手のシートが苦手説ある。
で、新千歳空港に到着し、預けていたキャリーバッグを回収しようとしたらいつまでたってもコンベアーで運ばれてこない。
結論、ロストバゲージした。
嘘だろ。国内線でもロストバゲージするんだ。
コンベアー前で一人立ちすくむ私。
内心「と゛お゛し゛て゛た゛よ゛お゛お゛お゛!」って感じ。
その場で倒れ込んで「誰か助けてください!!!」とか叫びたかったが、新千歳が世界の中心という確証が持てず、それはやめた。
子供が見てるし。
幸い(?)、私の荷物は誰かが間違って持っていったらしく、その人の荷物がコンベアーに残置されていたので、航空会社のスタッフがすぐに持ち主へ連絡してくれた。
待つこと15分程度で、無事荷物は手元に戻ってきた。
航空会社のスタッフが「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝ってくれたが、航空会社には何の落ち度もないので逆に恐縮してしまった。
私に全く落ち度がないわけではなく、キャリーバッグに分かりやすい目印を着けてなかったのは良くなかったな。
久しぶりに手荷物を預けたので、要領を完全に失念していた……。
レンタカーは基本的にニッポンレンタカーで借りている。何十回も全国で利用しているから勝手を知っているし、利用して不満に感じたことがないから。
驚いたのは、新千歳空港からレンタカーの店舗まで市バスみたいなデカいバスで送迎してくれる点。
普通、レンタカーの送迎ってマイクロバスじゃないですか。
しかも、レンタカー各社が寄り合っており、さながらレンタカー屋の独立国家みたいになってた。
ガチで信じられないくらいレンタカーの車両が駐車されていて、これからタンカーで輸出されるのかと思った。
借りた車もヤリスクロスで、こんな車借りられるんだとちょっと驚き。
ヤリスクロスは積載よし取り回しよしですが、電子パーキングブレーキの掛け方にちょっとクセがあって、油断すると掛け損ねる。
レンタカーを受取り、空港近くの回転寿司屋「北々亭」に凸るも、平日なのに超満員。待ち時間がMOTTAINAIため、泣く泣くSkipして札幌へ。
地元でも有名なのかなーやっぱ。認識が甘い。
上道で千歳→札幌。
札幌市内は道が片側4車線でビルの背もめちゃくちゃ高く、少し丸の内や仙台に似ている。
立体パーキングになんとか駐車し、「六花亭 札幌本店」へ。
ここの喫茶室も待機列が形成されていたが、昼も食べてないのでダンコたる決意で座して待つ。
六花亭でやたらと色々甘味を食し、そのまま近隣のホテルへ移動。
札幌を色々見学したかったが、時間なし。舐めてた。
大規模な温水プールが併設していたが、疲れ切っていたのでスルー。
子供と温泉に入り、ビュッフェの夕食を食べて早々に床につく。
2日目
朝食はつけなかったので、即チェックアウトし上道を使って白老町へ。
今回の旅行で結構驚いたのだが、北海道の高速道路は覆面でない普通のパトカーがかなり巡回している。
とくに札幌周辺はマジで多い。小田原厚木道路くらい監視されてる気がする。
この旅行で走った北海道の高速道路はほとんど片側二車線で、パトカーが本線にいると周囲の車がピターーーッとその後ろにつき、さながらセーフティカーのようだ。
誰も追い越し車線から追い越さないし、もちろん私にもそんな度胸はない。
おそらく全車両のドライバーが「どっかいけ……」と念じていただろう。
白老町はウポポイ(民族共生象徴空間)へ。
奥さんがゴールデンカムイのオタクなので。
上図のキャラクターはオオウバユリの女の子、トゥレッポん。
なんで最後だけひらがななんだ。
ウポポイの国立アイヌ民族博物館は、単に展示物を見学できるだけでなく、子供が触って体験できるような体験型展示も数多くあり、幼児も楽しめる要素があって良かった。
ゴールデンカムイファンは言わずもがなだろう。
ウポポイの焚火ダイニング「ハルランナ」でジビエを食べ、ケラ・ピリカというペールエールスタイルのクラフトビールを飲む。
私が旅行で一番楽しんでいるのは、自然を感じるロケーションで飲食する時なのかも。最近気づいてきた。
信州は蓼科湖畔を望みながら酒を飲んだ「蓼科BASE」の時間も良かったし。こっちもまた行きたい。
酒を飲んだので、ここからは奥さんの運転で登別温泉へ。
ワンチャン、クマ牧場に行けるかなと思ったが、時間がタイトそうなのでSkip。
かわりに、「白老たまごの里 マザーズ」でゆで卵やソフトクリームを買う。
ついでに車中で雑にサッポロクラシックを飲む。
人の運転中に飲む缶ビールが一番うまいからね。
登別温泉では宿にチェックイン後、ここでも併設されてた温水プールに妻子とIN。
何気に子供とも、奥さんともプール来たのは初かも。奥さん海とか好きじゃないから(クトゥルフ的な何かを嫌っているらしい)。
ホテル併設の温水プールなのにかなりガチなウォータースライダーが実装されており、内心かなり小学2年生くらいの気分で子供を誘って何度も滑る。
なぜか私が滑ると、他の親子の3倍くらいの速度で滑走していた。
私が競泳用水着を履いて(これしか持ってなかった)寝転んで滑ったからかもしれない。
ボブスレーみたいになってた。
私が小学生なら一生こればっかりやってただろうな。
案の定激疲れで、飯食って即死。
奥さんは夜にラーメン食べに行って温泉街も探検したらしい。タフい。
3日目
登別温泉で朝食をとってチェックアウト。
今日は旭山動物園へ行くぞ!
ところがこれが大誤算(ゴチ)。
登別温泉から旭山動物園までは200kmくらい離れている。
事前にNavitimeでだいたい把握していたつもりだが、いざ到着予定時刻を見てことの重大さに打ちひしがれていた(ラビュー・ラビュー)。
仕方ないのでヤケクソでゲルマン大移動を実行する。
基本的にめんどくさい運転は私が全部担当し、奥さんには体力を温存してもらう。
旭山動物園は大盛況だったがいかんせん暑すぎる。
直射を避けられる場所が乏しいし、そもそも北海道も夏ってこんなに暑いのか? 車の温度計見ると外気35度とか平気で表示してくる。
シロクマとかマジで辛そうだった。
やはりオオカミやヒグマなど極地に近い動物の展示が多く、寒い時期に来たほうが活発な動物たちの動きが観察できたかも。
ヒグマのケージの中に川が流れてて、魚が泳いでたのが印象的だった。
さすがに激暑すぎて厳しくなってきたため、早めに車に戻り富良野の「ファーム富田」へ。
ここもマジで人混みがすごい。
一面ラベンダーで素晴らしいのだが、なにしろ暑すぎてSHINと繋がってもいないのに頭がフットーしかけている。
ラベンダーは気温が高すぎるのか、種類によっては花が終わりかけているものもあり、時期的にギリギリだったかもしれない。
暑さから逃れ、美瑛の宿にチェックインし風呂→食事の流れをこなして即気絶。
ていうかこのホテルにも温水プール併設してたんだけど。すごくない?
北海道はプール付きがマストなのか?
4日目
起床飯チェックアウト。
昼過ぎに新千歳からフライト。
美瑛から新千歳に戻る時間計算を完全に失敗しており、リアル水曜どうでしょうみたいになってしまった。150kmくらいあるんだぞ。
東京駅から前橋に行くより遠いのに。舐めプすぎる。
大泉洋が同行していたら絶対に後席で一生ボヤいている。
死に体で新千歳に戻るも、再度北々亭にチャレンジする余裕などなく、高速でお土産を買って搭乗。
成田からさらに1時間半くらい運転して帰宅。死。
この日の夕飯何食べたのか記憶ないわ。
奥さんが「明日は仕事せず休むわー」と言ってるのを羨みつつ翌日普通に仕事。
まとめ
特にまとめも何もないんだけど。
今回は(私が)初北海道ということで、各地を転戦するような動き方をしてしまった。
たとえば道南に行動範囲を限定すれば、もっとゆったり構えられたのだろうが、次いつ来られるか分からないし……。
支笏湖とか行けなかったので、次はもっと自然を感じられる旅程にしたいな。
ちなみに、美瑛で「青い池」に寄ろうか悩んだ結果、時間的都合でSkipしたのだが翌日こんな報道が。
輩とニアミスしていた……。
あと、北海道の飲食店ではサッポロクラシックがどこでも置いてある。
道外だと見ない銘柄なので、こればっかり飲んでしまった。
ちょうどゴールデンカムイコラボしていたので、このラベルが欲しくて通販してしまったし。
なので今、家に大量にサッポロクラシックがある。サイコー。
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