見出し画像

2024-08-08: 最近買った服のはなし

イソノー! 最近服買ってるか?

私も今夏、多少意識的に買いましたので、今回棚卸ししてみます。


Ziggy ChenのオーバーサイズT

はじめてZiggy Chenを買いました。
2012年に上海で始動した、アルチザン系のブランドです。

かねてから気になっていましたが、この手の服は(ブランドの解像度が低いと)写真で見てもピンとこないことが多いので、スルーしてきたブランドです。

この夏はAraki Yuuを買おうかなと思っていたのですが、店頭で店員さんと会話していくなかで、「Ziggy買ってみようかな」と思った次第です。

アルチザンブランドの服は、アイテム単体の個性が強いので、セットアップで買ってしまった方が着る分には楽なのですが、今回は夏季に着られるカットソーを選びました。

価格は5万オーバー……。
昨今の原材料高騰や円安があるとはいえ、かなりハイプライスです。

MARKAWAREの石川俊介氏が言うように、正直私も5万円超えのTシャツに正義は無いと思います。

それでも買ったのは、Ziggyというブランドを理解したかったから。
服の性能以上のものが感じられるか? 次にジャケットやシャツを買いたくなるか?
そんな事を考えながら袖を通しています。

購入店は代官山のCONTEXT TOKYOさんでした。

Devoaのショーツ

Devoaもずーっと着てみたかった、しかし縁が無かったブランドです。

私が大阪に赴任した2015年に、心斎橋のFASCINATEさんで知ったブランドで、以降気にしつつも購入機会がありませんでした。
(The Viridi-anneなんかは結構買ってたのですが)

アーカイブのショーツが偶然販売されていて、かなり好みといいますか、履き込めそうなアイテムだったので即決しました。

本品がDevoaらしいのかどうかは良くわからないのですが、ストレスなく履け、とても気に入っています。

購入店は代官山のCONTEXT TOKYOさんでした。

Wright.のセットアップ

Wright.はここ数年ずっと気にしているブランドです。
非常に古着・テキスタイルに対して造詣が深いデザイナーが一着ずつ作られていると聞いています。

Wright.はシグネチャーアイテムといえるバスクシャツがとてもかっこいいのですが、一切伸縮しない生地感で着脱がかなり大変です。
私も1着持っているのですが、肩が通らず観賞用になっています。

かなりスリムな奥さんがマイサイズといった感じだったので、着る人を選ぶアイテムだと思います。
私はショップオーダーのサイズ4でも無理でした。

今回オーダーしたのはOversized stand collar shirtとConvertible baggy shortsのセットアップ。
それぞれ個別で注文できるアイテムでしたが、合わせで試着して「これはセットアップで着たい」と思いました。

やっと着られるWright.の服が手に入る……という喜びが強いです。
個人的には、エクストリームなアルチザンブランドであるIS(イザベラステファネリ)的な世界観も感じられるブランドだと思ってます。
まだ手元に届いてないので、手に入ったら着倒そうと思います。

購入店は銀座のListerさんでした。
カセドラルからListerになって、はじめて行ったかもしれません。

おわりに

言うてあまり買ってないですね。
金額的には結構飛んでるのですが。

私はあまり細かく服を買わないといいますか、「ちょっとユニクロ寄って、なんかあったら買おう」といった服の買い方はほぼしません。

「買うぞ」というモチベーションが高まった時に、「ここなら何か面白いものがあるかも」という店舗に足を運んで、店員さんと会話して決めることが多いです。
FarfechなどのECサイトを利用したネット通販も、近年あまりしていません(家族へのプレゼント買う時とかは結構使ってます)。
体験として面白くないので。

背景や素材の情報を知ることで立体的に服が立ち上がってきて、袖を通すことで完成するようなアイテムが好きです。
もともとアルチザンブランドが好きでしたが、「趣味で買う服」はいよいよそんなのばっかりになりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?