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小説

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通勤中の電車で読みきれるような 短編小説です。 読んで頂けると嬉しいです📚
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最後の1本が消えても

相談があるのは僕の方なのに コーヒー代を払って貰った事に 申し訳なさを感じながら お礼を言…

夢を叶えた私へ

実家に帰るだけだから 今ある家具は別に何も必要ない。 本当に捨てられないものだけを カバン…

君とみた海

ドアが開くと, 懐かしい海の匂いがした。 1番線のホームからは家と家の間に静かな海が見える。…

約束のクエレブレ

僕以外に2人だけ乗せたこのバスは 彼奴の元へ向かっているのだろうか。 少し硬いシートに頭を…

パリに向かえば

予定時刻になったがまだ電車は来ない これからどこに行くか まだそれは決めてはいない ただ…