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私の不妊治療 〜不妊症の原因〜

私は息子を授かるまでに
3年の不妊治療を経験しました。

子どもを授かることは思っているよりも
簡単なことではありません。

「将来子どもを望むのであれば、
     結婚のお相手探しも、
        妊活も早いに越したことはない」

これが私の経験に基づく想いです。

将来子どもを望むあなたに届け!
と願って書いています。

最後までお付き合いいただけたら幸いです。


▼ 著者の自己紹介はこちら


不妊症とは?

男性不妊、女性不妊に関わらず、
1年間夫婦生活を営んでいても、
妊娠しない夫婦を不妊症といいます。

最初にこの定義を聞いた時、
とても驚いたことを今でも覚えています。

なかなか妊娠できないなとは思っていたので
基礎体温を測っての妊活はしていました。

それでもなかなか上手くいかなかったので
ネット検索している時に知りました。

「え。たった1年で不妊症なの?
 そしたら私たちも不妊症ってこと…?」

「いや…そんなまさか…」

この時私は20代。

過去に大きな病気もしたことなく、
夫婦そろって幼い頃から運動が得意な
健康・活発なタイプです。

正直ショックでした。


けど、2021年の調査*によると
私たちと同じように不妊を心配したことが
ある夫婦は39%
もいることが分かりました。
夫婦全体の3組に1組以上の割合です。

また、実際に不妊の検査や治療を受けた
(受けている)夫婦は22.7%
いて、
夫婦全体の4.4組に1組の割合です。

(*出典:国立社会保障・人口問題研究所
 「2021年社会保障・人口問題基本調査」)

私が知らなかっただけで、
子どもを授かるのは
簡単なことではなかったんです




不妊治療の病院探し

子どもを望んでいた私たちは
不妊治療をするために病院を調べ始めました。

・通院できる距離
・実績のある病院
・信頼できる先生がいるところ

不妊治療の知識は0だったので、
最初の病院探しの条件はこれくらいでした。

この条件に合う病院を夫が探してくれ、
そこに決めました。
家から電車で30分ほどのところでした。


▼ 仕事と両立するため、のちに病院を変えています。
   詳しくはこちらから



検査だけでもかなりの費用負担

病院に行くと不妊症について色々と説明され、
まずは原因や今後治療を始める上で
必要な抗体などがあるかを知るための
検査が始まります。

・血圧、身長、体組成分析(自費約1,650円)
・クラミジア抗原検査(保険約1,100円)
・子宮頸がん検査(自費約3,700円)
・妊娠前検査(採血)(自費約6,200円)
・甲状腺機能検査(採血)(自費約4,300円)
・抗酸化ストレス検査(採血)(自費約5,000円)
・感染症検査(採血)(自費約7,500円)
・風疹検査(採血)(自費約2,500円)
・抗ミューラー管ホルモン検査(採血)
  (自費約6,000円)
・抗精子抗体(採血)(自費約7,600円)

全ての検査を覚えていたわけではないので、
通っていたクリニックのホームページで
改めて確認して書き出しましたが、
初診時の検査だけでこれだけありました。

血液検査がほとんどなので、
検査の数だけ何かしたということはないですが、
合計費用は45,550円です。

最初の説明で検査とおよその費用について
聞いた上でやると決断しましたが、
検査だけでこんなにお金かかるとは衝撃でした。

しかもクレジットカードが使えない病院で
この後も毎回通院前はATMに寄るのが
必須になります。

近くにコンビニがあるので、
会計を聞いて一旦外出して
お金をおろしに行く方も見たことがあります。

そして検査はこの後も続きます。
今度は夫の検査で、

・精液検査(保険約1,200円)
・クルーガーテスト(自費約9,000円)
・感染症検査(自費約7,500円)

WHO(世界保健機関)による、
不妊症の7,273カップルの調査によると、
不妊症の原因がどこにあるかは下記の通り。

・女性のみにあり 41%
・男性のみにあり 24%
・男女ともにあり 24%

・原因不明    11%


つまり男性に不妊症の原因のあるカップルが
約4組に1組

男女ともに不妊症の原因のあるカップルも
約4組に1組
いるということです。

なので、不認症の検査は夫婦ともに受ける
必要があります。

ちなみに、
この時私が通っていたクリニックだけでいうと
男女ともに不妊症の原因があるカップルが約40%
もいるそうです。

不妊は年齢を重ねた女性に原因があると
思い込んでいる方も多い
と思いますが、
全くそんなことはなく、
私の周りだけでも男性にも原因があり
不妊治療をしていた方が何人かいます


男性不妊についてはまた改めて
記事にしたいと思います。


ここまでの検査では
夫婦共に異常は見つかりませんでした。


この結果をもって
いよいよ不妊治療に入っていくことになります。

ー つづく ー



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