見出し画像

使いたい色があるときの+もう1色の選び方

色を選ぶとき、どんなことを考えるでしょうか。たとえば企業のバナーだったらロゴカラーを使用する、同人誌やグッズなどなら推しカラーを使いたい、など。色がぱきっと決まっていなくても、やわらかい雰囲気にしたいから、ピンクや水色のパステルトーンが使いたい、なんてこともあるのではないかなと思います。
使いたい色が1〜2色決まっている、けれどなんだか味気ない…そんなときに使える、色の選び方について紹介していきます。


色相環を使ってみる

色の組み合わせを考えるときに「色相環」という図を使うことがあります。一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
この図をよく見ると、隣合う色は色相が似通っていて、対局にあるものは色相に大きく差があります。この色の差を意識して、配色を考えていきます。

様々な色の組み合わせ

先ほどの色相環を使った、さまざまな配色方法です。
近しいものはやわらかく、まとまりやすい印象に。反対に、補色を使うとメリハリがつきます。ただ、補色はとても差が大きいので、アクセントに使われることが多いです。大きめの面に敷く場合は、対照色を使って少し和らげたり、色を薄めると良いでしょう。

使いたい色と+1色をどう組み合わせるか

一概には言い切れませんが、上記のようなかたちで組み合わせるのがおすすめです。また3色のなかでも、色相差の大きい色をアクセントカラーに使ったり、色相差の少ない色を広い面に使うなどすると、まとまりやすくなります。

使いたい色と相性の良い色を探せるカラーチャート「Colorbase」

でもやっぱり色で迷ってしまう、そんな方におすすめのアプリをご紹介します。

「Colorbase」スクリーンショット

使いたい色を選択すると、その色の補色や代替、色相環上で120°や90°離れた色などの相性のよい色をおすすめしてくれます。
Web版のほか、iOSアプリもあるので、デザインをするときや絵を描くときなどの参考にしてみてはいかがでしょうか。

トナリノのnoteでは「知っているとちょっと幸せになる」デザインの小ネタ情報をお届けしています。また、LINEでnoteの更新お知らせをしています。
LINEからはトナリノのデザイン相談を直接申し込むこともできます。ぜひ友だち追加・フォローしていただけたらうれしいです。

トナリノの詳しいサービスについては以下のWebサイトをご確認ください。
https://tonarino.co/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?