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栗原康「魂にふれるアナキズム講座」第4回「管野須賀子のニヒリズムアナキズム」(動画)




開催当時のフライヤー

近年再注目される「アナキズム」。
「国家や権力による支配に反対し、自由と平等を追求する思想」…説明はできても、その思想的な実態や実感、また実際にアナキストととして生きた人物やその功績を知る人はあまり多くないのではないでしょうか。
今回、『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(KADOKAWA)『村に火をつけ,白痴になれ 伊藤野枝伝』(岩波書店)、「超人ナイチンゲール(シリーズ ケアをひらく)」(医学書院)など数々のアナキストを現代に浮かび上がらせ、また自身もアナキスト、アナキスト研究者として生きる栗原康さんによる「アナキズム」入門講座が始まります!

そもそもアナキズムとは何なのか?どのような経緯で生まれてきた思想なのか?アナキストとはどのような人物なのか?今なぜ「アナキズム」は必要なのか?

現代ではケア、相互扶助、友愛などとも関連づけられ、今まさに進行形で生き続ける「アナキズム」の思想、運動、その歴史的経緯と現代社会における意義について栗原康さんが解き明かします。
ぜひご参加ください!


●栗原康さんから本講座へのメッセージ
「どうして税金をはらわなくてはいけないのか。どうして腐りきった政治家のいいなりにならなくちゃいけないのか。どうして選挙にいかなくてはいけないのか。悪法も法だ? おまわりさんの言うことはなんでもききましょう? 罪を犯したからといって、なんのためらいもなくひとを監獄に閉じこめていいのか。
どうして天皇を陛下とよばなくてはいけないのか。どうして戦争をしたいやつがいるのか。どうして女より男のほうが偉そうにしているのか。会社の上司にペコペコしてしまうのはなぜか。ちゃんとはたらけ? はたらかないやつはろくでなしだ? どんなにつらくてもがまんするのが大人なんだよ?
 この講座では、アナキズムの思想と歴史にふれながら、そんな疑問におこたえしていきたいとおもいます。やりたいことしかやりたくない。はたらかないで、たらふく食べたい。あらゆる支配にクソといいたい。」

第4回のテーマは「管野須賀子のニヒリズムアナキズム」

★出演者プロフィール★

●栗原 康(くりはら・やすし)
1979年埼玉県生まれ。
早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。
東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。
著書に『大杉栄伝 永遠のアナキズム』角川ソフィア文庫、『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』岩波現代文庫、『死してなお踊れ 一遍上人伝』河出文庫、『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』岩波新書、『サボる哲学 労働の未来から逃散せよ』NHK出版新書、「超人ナイチンゲール(シリーズ ケアをひらく)」(医学書院)ほか。
趣味は長渕剛、錦糸町河内音頭。
好物はビール、最近は日本酒もちょっと好きです。

(本講座は2024年7月21日(日)隣町珈琲で開催されました。)


イベントの様子

※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。


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