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【音声配信42】「静かな退職」って知ってますか?

今回は、様々な考え方がある所に切り込みました。
そのため、聴く人によっては共感する・しないがはっきり分かれると思います。
ですが、私達の番組が「働くひとのたち話」である以上、「静かな退職」の話は、いつか触れるべきと思っていました。

様々な考え方があると思いますので、考えを押しつけたい訳でもありませんし、100%正反対のご意見こそ貴重だとも思っています。
色々な立場の方の、多くの意見や考えを聴くきっかけになれば嬉しいと思います。

(ここまでエピソード紹介)


色んな考え方がある

そもそも「静かな退職」という言葉自体の解釈も、明確な定義があるわけではないですし、理解の仕方もそれぞれであると思います。

ただ「静かな退職」自体の意味合いの中には、仕事中心の生活を望まない、と言う意思ははっきりあると思います。

ここでとてもややこしいのが、

・社会人になって、一生そのスタンス
・結婚等、ライフステージの変化から生まれたスタンス
・家庭内での出来事をきっかけとして生まれたスタンス

どちらかというと、一番最初の「社会人になって、一生そのスタンス」に対して、今回の話は述べているという感じです。

我が家もそうですが、子育て中などが理由になる、時短出勤やパート・アルバイトも、ある意味ではワークライフバランスを意識したものに、近いと感じてはいますが、必ずしも仕事に熱意がないとは限らないと思うからです。

また両親の介護などで、エリア限定でしか働けないなど、人には人の様々な事情があると思っています。

ですので、私の中で「静かな退職」という要素が強まる状況というのは、仕事にあてない時間を、自分自身のためだけに使うような場合に限定しています。


やりがい搾取

人聞きが悪いでしょうが、私自身は「やりがいを搾取されてきた世代」と感じています。

と同時に、若い段階で様々な経験をさせてもらえたとも思っています。でも「搾取」です。やりがいはあったものの、給料は安いし過酷な20代を過ごしてきました。おまえの代わりはいくらでもいるぞ、と言われながら。

氷河期でしたらからね…。


とはいえ、世代論にすると間違う

私自身、note内でも「世代論で語るのは嫌い」と、ずっと書き続けてきたつもりです。もちろん、その時代に生まれたからこそ共通に経験していたり、考え方が似ていることもあるはずなのですが、かと言って全部を塊として捉えるのは間違っていると思います。

だから、私自身が若者だった時に言われた「若いうちの苦労は買ってでもしろ」的な、お説教には、

「はい!わかりました!」
    と
「うるせえ!●●い!」

同じ世代でも、捉え方は一緒ではありません。

それに、誰に言われたか、どんな状況で言われたかでも違います。

若くして、自分で経営している方にとっては、静かな退職など思考の外でしょうし、年を取っているからこそ、静かな退職を選ぶ、それもあるモノだと思います。

ポイントは、それを誰かに否定される筋合いはないし、否定してはいけない。すべて自己責任だし、その人の権利。それでいいのだと思う。が私の考え方です。


今回の配信について

正直、ギリギリまで配信をするかどうか迷いました。

せっかく増えてきたリスナーさんを多く失う可能性だってあります。

なぜなら、このテーマで話した場合に、賛成派・反対派、肯定派・否定派、それぞれの顔が浮かぶからです。

今までのエピソードは「基本的に、自己中心的な話」も多く、何かを訴えかける要素よりも、私の考えを述べているという要素が強いものでした。

そこまで注目されている番組ではないかもしれないけど、3桁台のフォロワーさんがいる事だけは事実なので、せっかくフォローしてくれた方を傷つけたくはない、と思う所も強いです。

なかなか難しいですが、一生懸命は考えて話しましたので、今回のエピソードは是非お聴きいただけると嬉しいです。


ではでは番組のフォロー、よろしければ高評価、おたよりも、ぜひよろしくお願いいたします。


コジマサトシ/トナリコネクト

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