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2020年ロサンゼルス・エンゼルス プロスペクトランキングTOP30

はじめに

ハロー、トナカイだよ。

いよいよ2020年シーズンが始まろうとしています。今日はMLB公式が発表した2020年開幕時のエンゼルスのプロスペクトランキングを参考に僕が適当に収集した嘘かまことかな情報を少々加えてまとめたものを発表します。というつもりでしたがそれは面白みがないなと思ったので僕のランキングにすることにしました(日本時間2月10日までの新人有資格の所属選手が対象になります)。特に明かしてはいませんでしたが完成から公開までが若干遅れました。ベッツトレードの影響です。

僕の中にいくつかある基準を数値化しそれを合わせたポイントのランキングをそのままここでは採用するよ、と言いたいところですがそんな数値化できるほど全選手の映像をチェックしてませんし、何よりチェックしたところで細かく数値にできるほどわかりません。要は簡単な成績と僕の中での印象とでランキングを作るわけです。いくつかのランキングは参考にしているので突拍子のないなんでこの選手が高評価みたいなのはないと思います。よろしくどうぞ。

人数はそれなりに挙げてますが基本的にはトップ30です。トップ30以降はランキングではなく適当に配置しているのであしからず。

発表前に予備知識として僕たちのエンゼルスのファームシステムを
AAA - Salt Lake(Pacific Coast League)
AA - Rocket City(Southern League)
A+ - Inland Empire(California League)
A - Burlington(Midwest League)
A(Short season) - なし
Rookie - Orem(Pioneer League)
Rookie - Arizona League
Rookie - Dominican Summer League
以上になります。
なお、AAは2019年シーズンまでMobileにチームがありました(アフィリエイトの変更ではなくチームの移転)。

では1位からカウントアップしていくよ。

1位 ジョー・アデル(Jo Adell)

1999年4月8日生まれ
2017年ドラフト1巡目(全体10位)
外野手 右投げ右打ち
身長190.5cm 体重97.5kg
2019年最高レベル:AAA

MLBトップ100の6位にランクインした説明不要の僕たちのトッププロスペクト、マイナーリーグのマイク・トラウトことジョー・アデルだ。高卒で入団した5ツールタレントは入団後は順調にマイナーを駆け上がり、2020年はいよいよMLBデビューを果たす年になる。

去年はスプリングトレーニング中のケガで2ヶ月出遅れたもののAAAまで上がりオフにはアリゾナフォールリーグに参加、プレミア12ではアメリカのオリンピック出場を賭けて代表メンバーとして活躍した。2年連続でフューチャーズゲームに出場したチーム唯一のトッププロスペクトはみんなのワクワクを背負ってMLB昇格間近。そしてその後のMLB定着からエンゼルスの未来としての目覚ましい活躍に世界中のファンが期待している。

2019年はリハビリも含めて3階層のレベルで出場。305打席に立ち.289/.359/.475のスラッシュラインに10本のホームランを放った。三振が計94個とその多さが気になるもののそこは今後の課題として対応してほしい。四球は計30個選んでいて盗塁は7個。単純に盗塁数では分かりにくいが足の速さは武器にしているし、アームも評価されている。

そんな2019年シーズン、AAAでのホームランは0本だったが実際は2本打った試合がある(雨天のためキャンセル)ので2本にしてほしい、と言いたいところだけどそんな数字は関係ないです。これから見せてくれれば良いのだ。

↑2019年11月に開催されたプレミア12での打席の動画です。

アデルよ2020年のアクーニャになれ。

2位 ブランドン・マーシュ(Brandon Marsh)

1997年12月18日生まれ
2016年ドラフト2巡目(全体60位)
外野手 右投げ左打ち
身長193cm 体重97.5kg
2019年最高レベル:AA

アスレティシズム溢れるアスリートタイプのマーシュは高校ではアメフトもやっておりワイドレシーバーとして活躍した。同じく高卒で入団しアデルと同じようにエンゼルス好みな選手。僕も好みです。体型も好きです。僕の中では例年以上に文句なくこの順位ですね。印象は良くなってます。

ドラフトイヤーから細々とケガがあったりしたものの2018年は600近い打席に立ち2019年はAAに定着し.300/.383/.428の成績を残す。やっぱり三振が多い若者ではある。足が速く盗塁は18個記録した。2019年のアリゾナフォールリーグに参加しアデルを超えるくらいぽんぽん打ちに打ったり猛アピールし株を上げました。もう少しパワーが欲しいところか。ホームランはAAで7本だけだった。しかしアピールできたAFLでは2本打っている。将来的に20本打てる存在になる可能性は充分に秘めていると思います。

外野手プロスペクトは飽和気味なのでみんながみんな未来のエンゼルスメンバーで居られるとは限らない。マーシュのさらなる価値の高まりに期待。

次に行く前に2019年アリゾナフォールリーグでのアデルとマーシュの動画を貼り付けます。

仲良しいいね。

3位 ジョーディン・アダムス(Jordyn Adams)

1999年10月18日生まれ
2018年ドラフト1巡目(全体17位)
外野手 右投げ右打ち
身長188cm 体重81.6kg
2019年最高レベル:A+

いやー、僕はね、この年のドラフトはエンゼルスのターンの前の全体16位でRaysがLiberatoreを指名した時点で「よし、うちはBrady Singerだ」と思ってたんですよ。Ward、Thaiss、Adellと野手の1位指名が続いていたし何より将来的なピッチャーの展望は見えてない状況だったので。しかし蓋を開ければAdellと同じようにアスリートタイプの高卒外野手。うーんとなりましたね。ちなみにSingerはそのあと全体18位でRoyalsが指名しています。

しかもアダムス(英語表記とカタカナ表記を統一すべきだよね僕)はフットボールのプロスペクトでもあったので指名したは良いものの入団するかは不透明な状態。実際、ノースカロライナ大学への内定を持っていてそこに行けば野球とフットボール両方やることになってたし。

↑はドラフト直後にまあまあ目にした彼の身体能力をアピールする動画です。

そして彼は野球をやる決意をしエンゼルスと契約。初めてのフルシーズンとなった2019年はAクラスBurlingtonで主に出場し.250/.346/.358の成績を残しました。彼の評価が一番高いところは足の速さですね。足が速い選手はインターナショナルFAで加入したその他の中南米外野手を含め何人かいるもののMLB公式でもエンゼルスのプロスペクトで一番はアダムスという評価。なおBurlingtonでの盗塁は12個でした。アデルやマーシュと同様に三振が多いバッターですがこれからの活躍に期待しましょう。

シーズンの最後はA+に上がってます。

A+クラスInland Empireでの初ヒットがこのトリプルでした。

プロスペクトランキングがハイシーリングな選手を上に並べたがる傾向にあるのだとしたら僕もハイシーリング好きなのでわりと同調できます。アダムスはエンゼルスだとその象徴のような選手かなと思ってます。

平均以上のバットスピード、それなりのパワーもあるので将来的に15本から20本打てる選手になる可能性はあると思われます。2019年シーズンは8本でしたが(A+では1本)。成長が楽しみです。2020年シーズンはA+からスタートし最終的にはAAに定着するでしょう。

4位 ジェレマイア・ジャクソン(Jeremiah Jackson)

2000年3月26日生まれ
2018年ドラフト2巡目(全体57位)
遊撃手/二塁手 右投げ右打ち
身長183cm 体重74.9kg
2019年最高レベル:ROK(Orem)

僕は以前JJについての記事は書いたんですよ。

これです。2019年の負けが先行したエンゼルスのあらゆるマイナーシステムの中で僕が一番ウキウキした選手だったので。このランキングを作る上でジョーンズの評価がジャクソンと比べてどうなるだろうと意見の分かれがあるような気がしましたが僕はわりと迷わずジャクソンでしたね。ワクワク感を大事にしました。

てかこれカタカナ表記まあまあ微妙ですね。レは限りなく薄く発音してほしいです。ジェマイアでも良いくらいだ。

さて、彼もアスリートタイプの選手で元々パワーツールの評価は高くなかったものの2019年にルーキーレベルOremで65試合に出場し291打席で23本のホームラン(ホームラン王)を打ちました。長打は14本の二塁打、2本の三塁打を含めて39本。スラッシュラインは.266/.333/.605です。盗塁は5つ記録しています。三振率はアダムスよりも高いです。

とにかく野球はホームランなので。こんなの打つタイプとは思ってませんでした。上のレベルに上がるにつれどういう成績を残していくのか今後の活躍に期待しましょう。

5位 ジャマイ・ジョーンズ(Jahmai Jones)

1997年8月4日生まれ
2015年ドラフト2巡目(全体70位)
二塁手 右投げ右打ち
身長180cm 体重93kg
2019年最高レベル:AA

ジョーンズはジャマイで良いと思うな。ジャマーイでも良い。ジャーマイは違うと思う。

父と2人の兄がNFLでプレーした経験を持つアスリート一家に生まれたジョーンズ。野球へのパッションを燃やしエンゼルスに外野手として入団。いつかのスプリングトレーニングでは絶望的なアームを披露したものの二塁手へのコンバートが決まっていたので一安心。ただ二塁手経験も高校の時に少しやっていた程度で外野手の方が適しているという評価でした。

さてこの順位。僕の単純な印象だと正直もうちょい下でも良いくらいですね。ただこれまでの期待感とまだまだあるワクワク感でここにつけました。

ジョーンズはMLBの40人枠に入ってます。ルール5ドラフトの対象だったので守った形になります(ルール5については調べるか僕に直接聞いてください)。とは言っても彼は良くて2020年終盤にMLBデビューできるかくらいの位置だと思いますね。セプテンバーコールアップの枠がかなり縮小したのでよっぽど可能性を見せてくれないと厳しい気もします。

2019年はAAクラスのMobileで過ごしました。.234/.308/.324と苦戦しホームランは5本、盗塁9個。三振率も20%超えで不安があります。アリゾナフォールリーグにも参加しました。2020年はAAAクラスSolt Lakeで頑張ってくれるでしょう。あわよくばMLBへのアピールもよろしくお願いしたいですね。

40人枠はいつまでも席を確保してはくれないので。

がんばれー。

6位 パトリック・サンドバル(Patrick Sandoval)

1996年10月18日生まれ
2015年ドラフト11巡目(全体319位)-アストロズ
投手 左投げ左打ち
身長190.5cm 体重86.2kg
2019年最高レベル:MLB

去年まあまあ投げてなかった?と思われながらもまだルーキー有資格者。マーティン・マルドナードとのトレードで2018年シーズン途中に加入した南カリフォルニアネイティブ、プホルスに憧れたキッズ時代を過ごした西海岸の男だ。

僕の期待値がまあまあ高いのでこの順位に入れちゃいました。チェンジアップが特徴的なコントロール良しな投手になることを期待してるので。

2019年はスプリングトレーニング終盤のドジャース戦に急遽登板。ドジャースタジアムでの試合で見てるファンはワクワクしただろうが制球が定まらず良い印象を与えることはできなかった。

紆余曲折があったエンゼルスの2019年シーズン途中にいよいよMLBデビュー。10試合に登板し39.1イニングを投げた。その中で三振を42個奪うも四球が19個、被本塁打6本と支配的な投球は披露できなかった。防御率は5.03で1勝も出来なかったので日本人ファンからすると初勝利を願うところだろう。

そんなサンドバルだが最後の6試合での登板は22試合で防御率3.68、24個の三振を奪うなど可能性は見せてくれた。

ファストボールにチェンジアップ、カーブとスライダーを織り交ぜ2020年シーズンはローテーション4番手か5番手の定着を狙う。

7位 デシャーン・ノウルズ(D'shawn Knowles)

2001年1月16日生まれ
2017年インターナショナルFA
外野手 右投げ両打ち
身長183cm 体重74.9kg
2019年最高レベル:Rok(Orem)

カタカナ表記は正直微妙だけど似たような名前の人がこのカタカナ表記にしてるからマルテとマーテイみたいな誤差は気にしないでおこうと思い追随しました。

ヤンキース傘下にいるD'Vaughn Knowlesとは双子の兄弟です(双子ってどっちが兄でどっちが弟とかあんま関係なくないっすか?)。

Knowles兄弟はバハマ出身の野球選手でこれから期待されています。バハマからメジャーリーグに定着した選手はアンディ・ロジャースさんが実働11年で最長のようですね。ちなみにアメリカで11年やったあとは日本の大洋に来て1年間だけプレーしたそうです。坐骨神経痛のため49試合の出場にとどまり退団したとウィキペディアに書いてありました。

デシャーンはまだ19歳になったばかりの若者です。18歳の2019年シーズンはルーキーレベルのOremでJeremiah Jacksonと同じくらいの64試合に出場して.241/.310/.387を記録しホームラン6本の盗塁5個でした。

この手の選手はみんなアプローチが良くて優れた脚力みたいな評価になるけど本当なんだろうか。スイングはわりと好みですが。Baseball Prospectusの2020年トッププロスペクトランキングTOP101に99位で選出されました。これからの活躍に期待しましょう。

↑ナイスキャッチ動画

8位 クリス・ロドリゲス(Chris Rodriguez)

1998年7月20日生まれ
2016年ドラフト4巡目(全体126位)
投手 右投げ右打ち
身長188cm 体重83.9kg
2019年最高レベル:A+

ケガで登板は少ないながらもその少ない成績とポテンシャルからなる期待値の高さという点で上位にしました。

期待されながらも2018年、2019年はケガでほとんど投げることができず(しかもそれがトミージョンとかじゃないんだなこれが)2020年は期待されるプロスペクト。今年のオフはルール5の対象となるだけに40人枠へのアピールが大切。2020年に何らかのケガで微妙なようなら2021年のランキングでは順位爆下げしても良いと思う。

90台後半のファストボールにカーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜた投球をする。登板したどの年もアウトはフライよりもゴロの方が多いグラウンドボールピッチャーだ。

2017年は57イニングを投げ四球14個、奪三振56個と良さをアピールしています。

2019年は3試合に先発、計9.1イニングでシーズンを早々に終えていますが3試合とも無失点。しかも3試合目では4イニングを投げて7奪三振0四球とアピールしました。その矢先の手術だったので(腰のあたりかな?)心配な部分はありますがそれ以上に期待感が高いです。エンゼルスのマイナーはノーコン祭りなので。

順位はここにしましたがエンゼルスの投手プロスペクトの中ではトップだと思っています。2020年はそれを確信させるシーズンとしてほしいです。今後の活躍に期待しましょう。

9位 トレント・デヴォー(Trent Deveaux)

2000年5月4日生まれ
2017年インターナショナルFA
外野手 右投げ右打ち
身長183cm 体重72.6kg
2019年最高レベル:Rok(Orem)

そろそろアスリートタイプはお腹いっぱいになってきたな、という人がいるかもなくらいのアスリートタイプ。ノウルズと順位入れ替えてもいいかなってくらい僕は結構タイプです。

足の速さがウリなもののルーキークラスのアリゾナリーグでは52試合に出場し.247/.332/.437、ホームラン6本を放ちました。盗塁数は14個でシーズン終盤には上のクラスのOrem Owlzに昇格し8試合に出場しました。Oremでもホームランと盗塁を記録しています。

Deveauxは外野手登録で外野手としての出場しかありませんが契約時は遊撃手をやっていたようでチームが彼を外野にコンバートさせました。

D'shawn Knowlesと同じくバハマ出身の選手です。オフにはバハマの首都であるナッソーのパラダイス島で開催されたホームランダービーに出場したようです。

WBCにはマイアミの数段上のワクワクなプロスペクトJazz Chisholm(僕はカタカナで書く時はチゾームと書きます)と一緒にバハマ代表で出るですかね。出ないかな。

これから伸びてくることに期待しましょう。

10位 カイレン・パリス(Kyren Paris)

2001年11月11日生まれ
2019年ドラフト2巡目(全体55位)
遊撃手 右投げ右打ち
身長183cm 体重74.9kg
2019年最高レベル:Rok(AZL)

ドラフト時まだ17歳での指名になった21世紀少年。エンゼルスが好きなアスリートタイプの選手です。まだまだこれからですが期待感を持っています。2019年はルーキーレベルのアリゾナリーグで少し試合に出た程度でした。

コンタクトに自信アリでアプローチの良さが武器とか。まだまだパワーが足りないものの成長に期待。Ketel Marteのような選手になると良いな。

今後に対するワクワク感はかなりあります。根拠はないです。

11位 ホセ・ソリアーノ(Jose Soriano)

1998年10月20日生まれ
2016年インターナショナルFA
投手 右投げ右打ち
身長190.5cm 体重76.2kg
2019年最高レベル:A

高い身長から投げ下ろされる平均して95マイル前後の最速97から98mghのファストボールが持ち味のハイシーリングなピッチャープロスペクトはドミニカ共和国の出身である。AクラスのBurlingtonでは主に先発として77.2イニングを投げて防御率2.55を記録。三振は84個を奪いました。これだけヤフーニュースに書けば良い評価がコメント欄に溢れそうですが、四球の数はビックリ仰天の48個。どいつもこいつもノーコンばかりじゃないか。

スピンの効いたカーブボールとチェンジアップを武器に2020年の躍進に期待。エンゼルスとしてはチェンジアップを投げる割合をもう少し増やしたい模様。入団以降どの年もゴロアウトの方が多いピッチャーである。

今シーズン後にルール5の対象になるのでチームが魅力に感じたらMaderoのように40人枠に入れるんだろうなと思ってる。今年良い位置で終わると良いな。

※2月14日追記:この追記の1週間前にトミージョン手術を受けたようです。

12位 ジャック・コチャノウィズ(Jack Kochanowicz)

2000年12月22日生まれ
2019年ドラフト3巡目(全体92位)
投手 右投げ左打ち
身長198.1cm 体重99.8kg
プロ未出場

2019年ドラフトの高校生の中でもかなり背が高い方に分類される投手。バージニア大学に内定していたがエンゼルスに3位指名され入団した。好みだとさっきのソリアーノよりこっちゃのコチャなんだけど未知な分したにしました。未知な分うえにするのもありだとは思うので同じくらい期待してます。

高身長のスリークォーターから投げられるファストボールは89〜93マイル(この辺の表記は同じnote内で統一すべきだね。口調もだけど)、最高で95マイルに届くとか。変化球はカーブボールを主な武器としまあまあ沈むチェンジアップもしばしば投げる。投球メカニクスを良くし多くのストライクを取れるような安定感を今後つけていきたいところだ。

13位 ヘクター・ヤン(Hector Yan)

1999年4月26日生まれ
2015年インターナショナルFA
投手 左投げ左打ち
身長180cm 体重81.6kg
2019年最高レベル:A

順位高くし過ぎかなとも思いましたがここです。ルール5の対象となり指名されないように40人枠に入れたドミニカ共和国出身左腕。95から97マイルのファストボールにとってもナスティーなスライダー、チェンジアップ、スプリットを投げる。

2016年はドミニカサマーリーグ、2017年はアリゾナリーグ、2018年はOrem、2019年はBurlingtonと段階を踏んで上がっていき、その2019年は主に先発として計26試合に登板し109イニングを投げました。四球52個の若者らしさはあるものの148の三振を奪い被本塁は5と少なく投球の期待の高さはうかがえます。

今年21歳になる若者左腕の早い段階でのMLBデビューに期待(うちでいうアンダーソンみたいなブルペンになるんじゃないだろうな)。

投げっぷりはまあまあ好みです。

14位 ジャレッド・ウォルシュ(Jared Walsh)

1993年7月30日生まれ
2015年ドラフト39巡目(全体1185位)
一塁手/外野手/投手 左投げ左打ち
身長183cm 体重95.2kg
2019年最高レベル:MLB

ジョージア大学シニアの年に滑り込んで入団した若者は大学時代から投手と野手の二刀流をこなす。ソフモアの時から投手としての登板もし、通算で37試合の登板(うち先発16試合)、計102イニングを投げた。高くない奪三振数とイニング数の2/3に迫る四球数はとても褒められたものではない。シニアの年の55.1イニング、防御率2.60がせめてものアピールになったか(四球35、奪三振44)。とは言え僕はその時代の実際の映像は見ていません。

プロ入り後は投手としての登板はほぼなく(年に2イニングくらい)、基本的には野手として過ごしどの階層でも主力として数字を積み重ね順調に上がってきた。

2018年シーズンではA+、AA、AAAでそれぞれ40試合ずつくらい出場し合計で549の打席に立ち29本のホームランに増えすぎた154の三振で.277/.359/.536の成績を残した。ピッチャーとしてプロ入り最多の計5.2イニングを投げギャメルをたまたま抑えるなどしセーブも記録した。

2019年シーズンはスプリングトレーニングで数字を残し(大谷の活躍もあって二刀流ということで話題も奪った)5月にはいよいよメジャーデビューを果たした(インディーズバンドのような書き方になってしまった)。デビュー戦のツインズ戦では3安打を放ちアピール成功(とはいえWardもデビュー戦のパドレス戦はそんなんだったよな)。

行ったり来たりしたものの基本的にはAAAのソルトレイクで過ごし野手としては.325/.423/.686のスラッシュラインに36本のホームランを放ちさらなる打高リーグになったPCLで大暴れした(元々MLBとMiLB(マイナーリーグ)は違うボールを使っていた(生産地も違う)のだが2019年シーズンからAAAではMiLBでもMLBと同じボールを使うようになった)。エンゼルスでも初ホームランを記録するなど87打席に立った。

投手としては過去最多13イニングをソルトレイクで投げエンゼルスでも5試合に登板し5イニングを投げ6四球を出すなど持ち味を発揮した。投手経験のある野手くらいの存在で思っておくのがベストだろう。ピッチャーとしての輝かしい未来は想像できない。

AAAで見せた打棒をMLBでも披露してほしいものだ。

MLBでホームランもっと打って。

MLBで通用しないAAA無双の未来はNPB行きやぞ。そうなったらそうなったで楽しむんだけどね。

15位 ホセ・ロハス(Jose Rojas)

1993年2月24日生まれ
2016年ドラフト36巡目(全体1086位)
三塁手(UT) 右投げ左打ち
身長183cm 体重90.7kg
2019年最高レベル:AAA

エンゼルスの地元アナハイムで育ったダイハードエンゼルスファンのロハスはバンガード大学より36巡目の指名で入団。

入団直後から打撃力を発揮し2018年はAAとAAA合わせて.289/.355/.501のスラッシュラインで17本のホームランを放った。盗塁も10個記録。ファーストを中心にサードを守り、セカンドや外野での出場もあった。

2019年は打高の影響もあり.293/.362/.577で31本塁打、107打点と打撃でアピールしたが三振は131個あった。守備では二塁手として325イニング、三塁手として245イニング、一塁手として132イニング、さらには左翼手として105イニングの出場があった。オフに参加したメキシコリーグでは左翼手と一塁手として出場し選手としての幅を広げている。

2019年シーズンの終盤にMLBデビューがあるのではと界隈では予想されていたがロハスが40人枠に入ることはついになかった。さらにルール5対象ながらオフに40人枠に入ることもなかったので(ただしどこからも指名されなかった)エプラーとしての評価はそこまで高くないということかも知れない。

レンドーンの加入やレンギフォ、ウォルシュ、サイス、ウォードが残ってることを考えるとロハスに限らず内野のプロスペクト達の昇格はかなり厳しい状況にあると思う。それだけに僕はレンギフォとサイスはトレードに出したかった。あとルール5対策でジャマイ・ジョーンズも40人枠に入ってます。

僕がロハスを推すのは単にアナハイムネイティブだからというフレッチャーの時と似たような理由なので他でMLBの選手として活躍できるなら他に行っても良いかなとは思ってます。エンゼルスのユニフォーム姿を見たいし着せたいなとも思いますが。まあスプリングトレーニングでは着てるんですけどね。

↑これマイナーなのにむっちゃ画質ええな

16位 アロール・ベラ(Arol Vera)

2002年9月12日生まれ
2019年インターナショナルFA
遊撃手 右投げ両打ち
身長189cm 体重77kg
プロ未出場

ベラについては今年に入ってからnoteで書いたのでそっちを見てもらえたらと思ったけどなんて書いたか分からないから改めて書くか。

ただ正直なところよく分からないんですよね。この順位につけたのは比較的評判が良いからという理由だけです。本当に評判は良いです。サイトによっては5位にしてるところもありました。それくらいのポテンシャルを秘めいていると考えてる人もいるということですね。

スイングの良い若者です。スムーズに速いスイングができるとか。足の速さがありますし何より肩が強いです。将来的にはそのままショート、あるいはサードを守るのも良いかも知れません。

試合に出て数字を残してほしいですね。何より僕はこのバッティング映像をずっと見ていられるくらい好きなので。プロスペクト感あると思ってます。

でも↓こっちの方が最近の動画のようです。

赤いの着ると印象が変わるなぁ。

今後の成長に期待しましょう。

17位 ロビンソン・ピーニャ(Robinson Pina)

1998年11月26日生まれ
2017年インターナショナルFA(2017年2月)
投手 右投げ右打ち
身長195cm 体重81.6kg
2019年最高レベル:A

ドミニカ共和国出身の高身長右腕。2019年、唯一ワンダー・フランコから2三振を奪ったピッチャーであり、Burlingtonのあるリーグ(ミッドウエストリーグ(Midwest League))のオールスターにも選ばれたもしかしたらもしかする可能性を秘めた投手。

入団後段階を踏んで昇格し2019年シーズンは主に先発として108イニングを投げ146奪三振の活躍。四球が61個あったことは忘れてます。2018年はどの階層でもブルペンをしていたものの2019年から先発になりそれがハマった形か。

2019年シーズンの序盤は91から93マイルだった直球も終盤には94から96マイルまで上昇。最大の武器のカーブボールと組み合わせて打ち取る。今後の彼に必要なのはもう一つ武器となる変化球とコントロールの向上でしょう。

MLBで投げる日を楽しみに待ってます。

18位 ギャレット・スターリングス(Garrett Stallings)

1997年8月8日生まれ
2019年ドラフト5巡目(全体151位)
投手 右投げ右打ち
身長189cm 体重90.7kg
プロ未出場

テネシー大学より入団した右腕。最速93マイル、平均して90、91マイルの速球とカーブ、カッターのようなスライダー、チェンジアップを投げる。コントロールも優れているハイフロアタイプのスターリングスは近い将来の先発ローテーション入りに期待がかかります。

ジュニアの時は16試合に先発し102イニング、106奪三振で16四球とそのコントロールの良さをアピールしている。被安打が110と多いので投球に磨きをかけレベルアップしてほしい。ノーコンを精密機械マンにするよりは簡単でしょ。

19位 カイル・タイラー(Kyle Tyler)

1996年12月27日生まれ
2018年ドラフト20巡目(全体601位)
投手 右投げ右打ち
身長183cm 体重84kg
2019年最高レベル:A+

オクラホマ大学ジュニアの時に指名され入団したグランドボールピッチャー。

平均91から93マイルの速球は最速95マイルに届くとか。スライダーと2019年に覚えたチェンジアップを組み合わせて投げる。一番のボールはこのスライダーだろうという話だ。

大学時代はブルペンとスターター両方をやり127.1イニングを投げた。三振128個、四球63個。エンゼルス加入後の2018年はルーキークラスOremで、2019年は主にAのBurlingtonで投げ終盤にA+クラスのInland Empireに上がった。2019年はスターターとクローザーの両方をやり121.2イニングを投げて106奪三振と39与四球、WHIPは1.027で防御率は2.59だった。

将来的にはブルペンでの活躍を期待されている。

20位 スティワード・アキーノ(Stiward Aquino)

1999年6月20日生まれ
2016年インターナショナルFA
投手 右投げ右打ち
身長198cm 体重77.1kg
2019年最高レベル:Rok(Orem)

2mに迫らんとする高身長から繰り出されるボールは将来的に100マイルに迫らんとする期待感があります。しかし不安定なメカニクスにコントロール。サードピッチとしているチェンジアップはまだまだ未完成でファストボールとカーブを組み合わせて投げている模様。

2017年はドミニカサマーリーグとアリゾナリーグで過ごしたものの2018年はトミージョン手術により全休、2019年はアリゾナリーグで投げたのち8月にOremに合流し4試合に先発しています。

2019年はイニングより多い奪三振数ながら3割を超える被安打率とイニング数の半分に迫る四球でWHIPは大爆発。ゴロアウトよりもフライアウトが多いようでOremでの15.2イニングでは3本の被本塁打を記録した。

今後どういう成長を遂げるのか期待しましょう。

21位 オリバー・オルテガ(Oliver Ortega)

1996年10月2日生まれ
2015年インターナショナルFA(2015年2月)
投手 右投げ右打ち
身長183cm 体重74.8kg
2019年最高レベル:AA

2019年シーズン前のランキングではチームトップ30に入っていなかったもののシーズン中の更新で一気に16位にランクイン(正確にはランキングから卒業した人がいたりするので数字は前後すると思います)。

2016年からは基本的に先発をしていてイニング数と同じくらいの三振とイニング数の半分くらいの四球を出すピッチャーであったが、2019年シーズンのA+では94.1イニングを投げて121奪三振と三振を取れるピッチャーに変貌(四球は49なので変わらず)。その年に上がったAAでは5試合に先発し16.2イニングを投げ防御率8.64ながら奪三振14(四球8)と可能性を感じさせました(?)

最速99マイルのファストボールにコントロールの悪いカーブを組み合わせ時々チェンジアップを投げる。ミドルトンになってくれ。

ノーコン集団の誰がモノになるか期待。

22位 ウィリアム・ホームズ(William Holmes)

2000年12月22日生まれ
2018年ドラフト5巡目(全体151位)
投手/指名打者 右投げ右打ち
身長189cm 体重84kg
2019年最高レベル:Rok(Orem)

ドラフト時はウィリアム・イングリッシュ(William English)くんだったがいつのまにかホームズに。その理由を本人にツイッターで聞いてる人がいたけど本人は具体的な理由は話していなかった。正直その理由は大して気にならないのでこっちに統一されるのならそれで良いです。

二刀流として育成されてるホームズは投げては最速95マイルで平均90マイル台前半の速球とチェンジアップ、カーブを組み合わせる。カーブよりもチェンジアップの方が優れているという評価。初めてのフルシーズンとなった2019年はアリゾナリーグとOrem含めて9試合に登板し24.1イニングを投げ38の三振を奪ったものの20四球と荒れに荒れた。被安打も多い。

打撃としては若いアスリートタイプにありがちな足が速く守備が良いという評価。ただしプロ入り後試合で守備についたことはない。2018年は117打席に立ったものの2019年は51打席にとどまる。投手メインでの育成になるか。少ない打席数ではあるものの2019年のスラッシュラインは.326/.431/.488だった。ホームランはOremで1本打っている。

デトロイトネイティブの若者の未来に期待。

23位 アーロン・ヘルナンデス(Aaron Hernandez)

1996年12月2日生まれ
2018年ドラフト3巡目(全体93位)
投手 右投げ右打ち
身長185.4cm 体重77.1kg
2019年最高レベル:A+

指名年の2018年はプロとしての出場はなく2019年にA+のInland Empireでデビュー。主に先発として72.2イニングを投げた。被安打が多く四球は46個、爆発したWHIPは1.67を記録し防御率は4.46だった。三振は81個奪っている。

ジュニアの時に(レッドシャツソフモアでは?)98マイルを記録し、平均では92から95マイルのファストボールを投げる。スライダーとカーブ、チェンジアップが武器。MLB公式のスカウト評にパワースラーブなる表記が見られるがここではその名前に触れるだけにしよう。

大学時代はそれほど支配的な投球しておらずコマンド力も悪かった(計123イニングで61四球。2イニングで1個の四球を出してたことになる)。そのあたりをどう改善していくかだろう。

ちなみに僕は制球力の改善には懐疑的である。

2019年はアリゾナフォールリーグにも参加した。

24位 エリック・リベラ(Erik Rivera)

2001年2月4日生まれ
2019年ドラフト4巡目(全体121位)
投手/外野手 左投げ左打ち
身長188cm 体重90.7kg
2019年最高レベル:Rok(AZL)

プエルトリコの学校出身で2019年のドラフトで指名された21世紀少年。全米各地で開催されているショーケースでリベラを見たいくつかのチームは野手としてではなく投手として興味を持っていたが、第二の大谷を探すことに夢中のエンゼルスは二刀流としての可能性を探りオーバースロットとなる契約金を提示して入団へ(2019年って2位のパリスも3位のコチャノウィズもオーバースロットなんだよね。1位のウィル・ウィルソンはむしろ下回っていたのだけど)。

パワーはあるもののバットに当たる可能性がとても低い。打席でのアプローチの改善が必須。ポジションは右翼手としての活躍を想定しており肩は強い。

そんな強い肩から繰り出されるファストボールは平均して90マイル台中盤、最速97マイルを記録する。カーブとチェンジアップを組み合わせ発展途上のコントロールと共に2020年シーズンより投手デビュー予定です。

2019年シーズンは野手としての出場のみで72打席に立ちました。僕は投手としての未来に期待しています。

25位 マイケル・ハーモシーヨ(Michael Hermosillo)

1995年1月17日生まれ
2013年ドラフト28巡目(全体847位)
外野手 右投げ右打ち
身長183cm 体重93kg
2019年最高レベル:MLB

僕はツイッターで散々ハーモシーオという表記にしてたのにここではNHKにすり寄ってハーモシーヨにしてます。

2018年MLBデビューした守備の良い外野手。この年は初ホームランを記録するなどし62打席に立った。主に出場したAAAでは323打席に立ち.267/.357/.480で12本のホームランを放つ。

2019年は開幕からアップトンがケガで出られないことが分かりハーモシーヨにとってはチャンスだったが自身もケガをしてしまい復帰は6月までもつれてしまった。その間に新たに加入したグッドウィンが活躍し2020年のハーモシーヨは第4外野手としての地位も危機的。

そんな2019年はAAAで296の打席に立ち.243/.331/.471で15本のホームランを打ちました。ちゃんと打高の波に乗れましたね。MLBでは46打席で特に語るような内容はないよ。正直、30位圏外にしても良かったんだけど打高なAAAでの終盤の適応っぷりを期待に変えてここに入れました。

トラウト、アップトン、アデル、グッドウィン、(さらにはドジャースよりピーダーソンが加入した)この2020年のエンゼルス外野陣に割り込むにはアデルが不調になるかハーモシーヨ自身がトラウトになるしかない。ピーダーソンは右投手専用機だと思うので実質的なライバルではないかと(ただし外野枠の都合で弾き出されるのは6番目のハーモシーヨなのでライバルとも言える)。ピーダーソンというチームにいない選手の話を突然持ち出してすまない。頭が混乱していたようだ。

26位 オーランド・マルティネス(Orlando Martinez)

1998年2月17日生まれ
2017年インターナショナルFA
外野手 左投げ左打ち
身長183cm 体重84kg
2019年最高レベル:A+

キューバ出身のマルティネスは同郷のルイス・ロバートの後を追うようにアメリカ野球界に飛び込んできました。

2018年にフルシーズンでのプロデビューを果たしOremで半月過ごすとそのままAクラスのBurlingtonへ。Burlingtonで238打席をこなし.289/.340/.394の成績を残しました。

2019年はA+のInland Empireでシーズン全体を過ごし422打席に立ちました。.263/.352/.434のスラッシュラインに12本のホームランを記録しました。三振は79、四球は36個を選びました。

平均的なスピードに平均より上のアームを持ち守備のツールが彼の一番のアピールポイントです。2019年はパドレスのトッププロスペクトであるマッケンジー・ゴアからもホームランを放ちました。

これからパワーがついてくると楽しみが増しますね。

27位 リバン・ソト(Livan Soto)

2000年6月22日生まれ
2016年インターナショナルFA-ブレーブス
遊撃手 右投げ左打ち
身長183cm 体重72.6kg
2019年最高レベル:A

ブレーブスによる16歳以下のインターナショナルFA選手との不正な契約問題によりその契約以降のインターナショナルFA選手がFAとなりエンゼルスが契約にこぎつけたのがこのソトです。

2019年は主にAレベルのBurlingtonで過ごし64試合、282の打席をこなしました。スラッシュラインは.220/.311/.253と完全に僕好みじゃない成績を残しホームランは1本でした。特徴は三振が少ないことでしょうか。40個だけでした(三振率は14.2%なのでベッツクラスですね(こう書くだけですごく打てそうな印象になる))。

守備は遊撃手として46試合、二塁手として15試合、三塁手として2試合に出場しました(指名打者の日もあったのかな)。

今年のオフにルール5の対象になります。

こうやって動画見るとわりと大きく見えるな。ちなみに僕はまだマイタン信じてます。

28位 ケビン・マイタン(Kevin Maitan)

2000年2月12日生まれ
2016年インターナショナルFA-ブレーブス
内野手 右投げ両打ち
身長188cm 体重86.2kg
2019年最高レベル:A

ブレーブスの不正入団でFAになったベネズエラ出身のかつてのナンバーワンインターナショナルプロスペクト。エンゼルスと契約した時はウキウキが止まらなかったがそのウキウキは形になる日が来ないかも知れないのが現状。

18歳イヤーの2018年はOremで過ごし284打席に立ち.248/.306/.397の成績を残しホームランは8本打った。守っては三塁手として40試合、遊撃手として21試合に出場したが、三塁手では14個、遊撃手では18個の失策をそれぞれ記録し僕に目眩を起こさせた。

2019年はBurlingtonで過ごし532の打席に立った。.214/.278/323の成績に164個の三振でうーんという感じです。12本のホームランを放ちました。守備では遊撃手としての出場はなく二塁手として21試合(8失策)、三塁手として92試合(18失策)出場しました。アームは良いもののスローイングエラーが多くポジショニングやフットワークが足りてないみたいな評価だそうです。足は遅いです。

僕はもうちょっと期待したいです。2020年オフのルール5の対象です。

人のツイートから引用した僕のツイートを貼り付けるという。

29位 アレクサンダー・ラミレス(Alexander Ramirez)

2002年8月29日生まれ
2018年インターナショナルFA
外野手 右投げ右打ち
身長188cm 体重81.6kg
2019年最高レベル:Rok(DSL)

16歳の誕生日の日にサインしたドミニカ共和国出身の若者プロスペクト。

将来的にはレフトかライトのポジションに就くだろうと予想されている。良いフットワークを見せアプローチも良いそうな。アームも走塁も良し。これからの成長に期待しましょうというプロスペクトです。

2019年はドミニカサマーリーグで154打席に立ちました。スラッシュラインは.234/.328/.429でした。4本のホームランを放ちました。盗塁は6個記録しています。

これからの成長を見守りましょう。

30位 レオナルド・リバス(Leonardo Rivas)

1997年10月10日生まれ
2014年インターナショナルFA
遊撃手/二塁手 右投げ両打ち
身長178cm 体重68kg
2019年最高レベル:A+

2014年7月にエンゼルスとサインしたベネズエラ出身。2015年よりドミニカサマーリーグに配属され翌2016年とドミニカやアリゾナで過ごし、2017年にOrem、2018年Burlington、2019年Inland Empireと何年段階を踏んで上がってきてる。

パワーがないのに三振が多い残念なタイプだが多くの四球を選べることで打率と比較すれば高めな出塁率を記録。スピードがあり肩も強く滑らかな守備が武器。ショートを中心とした守備のユーティリティーとして生きていけるかどうかといったところ。

その他のプロスペクト

以上を持ってトップ30はおわりです。あとは僕がなんとなく残したくなった幾人かのプロスペクトたちを順不同で紹介します。紹介順のポジションはなんでバラバラなのと疑問を持つ方がいると思いますがそれは僕が思いついた順に書いてるからです。

おまけ程度に読んでもらえればと思います。

エイドリアン・プラセンシア(Adrian Placencia)

2003年6月2日生まれ
2019年インターナショナルFA
遊撃手 右投げ両打ち
身長180cm 体重70kg
プロ未出場

ドミニカ共和国出身の遊撃手。2020年に17歳を迎えるまだまだこれからの若者は2019年のインターナショナルFAでベラと共に入団した。

この手のバッターみんなが言われてるアプローチの良さはもちろん彼も評価されています。平均以下のスピードに平均的なアーム、クイックの足りてない動きから将来的にはセカンドへシフトされるだろうと今から噂されている。

パワーをつけてベラと二遊間を組む日が今から待ち遠しい。

ホセ・ボニーラ(Jose Bonilla)

2002年4月2日生まれ
2019年インターナショナルFA
遊撃手 右投げ右打ち
身長183cm 体重84kg
2019年最高レベル:Rok(DSL)

2019年入団のドミニカ共和国出身プロスペクト。オフェンシブな面にポテンシャルを感じさせる。足は速くない。将来的なポジションはこのままショートをやるかもしくはサードか。

2019年のドミニカサマーリーグでは74打席に立ち.284/.402/.405の数字を残した。三振の数は19。四球は14個だった。

すくすく育ってほしいですね。

ジャック・クルーガー(Jack Kruger)

1994年10月26日生まれ
2016年ドラフト20巡目(全体606位)
捕手 右投げ右打ち
身長185.4cm 体重88.5kg
2019年最高レベル:AA

球界を見回しても量が多くなくエンゼルスとなると余計に少ないキャッチャープロスペクト。高校生の時にドラフトされずオレゴン大学に進学、2014年のフレッシュマンシーズンのあとにオレンジコーストカレッジ(コミュニティカレッジ)に編入し、コービー・ブライアントが亡くなったヘリコプター事故で同乗し共に亡くなったジョン・アルトベリの元で野球をした(余談だがこの事故を受けてコービーと同じ24もしくは8の背番号を敬意を表し違う数字に変える動きがNBA界では見られていたが野球界も例外ではなく、エンゼルスのアップトンも8から10に変更した(コービーの8とコービーの娘ジアナの2を足したもの)。2016年のジュニアシーズンはミシシッピ州立大学で過ごし.344/.435/.550のスラッシュラインを残した。

入団から順調にレベルを上げていき2018年シーズンにAAに昇格し2019年シーズンはAAでフルシーズンを過ごした。ホームランを量産できるパワーはない。AAに上がってから四球率が下がっている。足の速さも武器ではあり2018年にA+で11個の盗塁を記録しているがその年の途中に上がったAAでは2個、2019年も2個と持ち味を活かさないでいる。

2020年のスプリングトレーニングにマイナーからの招待選手として参加するのでアピールに期待しています。2019年にはホームランも打ちました。

カイル・ケラー(kyle keller)

1993年4月28日生まれ
2015年ドラフト18巡目(全体536位)-マーリンズ
投手 右投げ右打ち
身長193cm 体重90.7kg
2019年最高レベル:MLB

2019年マーリンズでMLBデビューしオフにトレードでエンゼルスに加入した。

90マイル台中盤のファストボールとスライダーのコンビネーションが武器。マイナー時代は奪三振率がたかくブルペンでの経験も豊富に積んでいるがコマンドに問題がありそこが課題だ。

2020年にMLBで投げてるところを見る機会はあると思います。

ジェイク・リー(Jake Lee)

1995年6月30日生まれ
2018年ドラフト9巡目(全体271位)
投手 右投げ右打ち
身長193cm 体重97.5kg
2019年最高レベル:A+

オークランド大学よりレッドシートシニアの年に入団したリーは大学時代に通算220.2イニング(オークランド大学歴代5位)を投げ235奪三振(同歴代3位)、82四球の成績を残している。オークランド大学の前にはヒルズデールカレッジに通っていた。

90マイル台中盤のファストボールにチェンジアップ、カーブのコンビネーションが持ち味。スライダーも投げられるが現在はその精度に磨きをかけている最中。

2019年は6月以降投げてないがそれまでは35イニングで49の三振を奪った。

ルイス・ゴハラ(Luiz Gohara)

1996年7月31日生まれ
2012年インターナショナルFA-マリナーズ
投手 左投げ左打ち
身長190.5cm 体重120kg
2019年最高レベル:登板なし

ブラジルのサンパウロ州出身の左腕は16歳の時にマリナーズと契約した。トレードでブレーブスに入団後も期待されていたプロスペクトは2018年の左腕プロスペクトランキングでトップ10に入り、MLB全体のトップ100にもランクインしていた。

2017年、2018年とMLBでの登板も果たしており49イニング投げている。2019年は肩の怪我で登板がなく夏にリリースされた。その後エンゼルスがマイナー契約を結んでいる。

かつては100マイルに迫るファーストボールを投げ、スライダーと組み合わせてアウトを量産していたが怪我の影響はどこまであるのか。仮にもうダメだったとしてもエンゼルスとしての投資は少なくローリスクでハイリターンを期待できるのでこの契約は良いと思います。2020年はスプリングトレーニングから招待選手として参加します。ケガからの復活に期待しましょう。

デービス・ダニエル(Davis Daniel)

1997年6月11日生まれ
2019年ドラフト7巡目(全体211位)
投手 右投げ右打ち
身長185.4cm 体重86.2kg
プロ未出場

オーバーン大学より入団した投手プロスペクト。前年2018年ドラフトではブリュワーズより11巡目で指名されている。その際は2018年シーズンでの投球に手応えを感じたことなどもあり自らの価値を高めより高い順位で指名されることを目指し大学に残る。

2019年ジュニアでのシーズン開幕戦に登板したダニエルは2イニングを投げ4個の三振を奪うもそこでケガのためシーズンを終えた。その後トミージョン手術を受けたため今はアリゾナ州テンピの球団施設でリハビリを続けている。

ブレット・ハネウィッチ(Brett Hanewich)

1994年12月15日生まれ
2017年ドラフト9巡目(全体265位)
投手 右投げ両打ち
身長190.5cm 体重90.7kg
2019年最高レベル:AA

スタンフォード大学より2017年のドラフトで入団した右腕は最速100マイルの速球を投げる。スライダーとチェンジアップを投げるがもう少しレベルアップが必要。コントロールとコマンドが非常に悪い。大学時代からずっと悪いまま。

2018年のアリゾナファールリーグのオールスターでお茶の間のMLBファンにもしかしたら知れ渡ったかも知れない。多分ファンしか見てないでしょうけど。

ブルペンを主戦場とし2018年シーズンは42試合で69イニングを投げた。三振74個と爆発的に優れた数値を残したわけではなく四球46個はとても多い。

2019年シーズン途中にはAAに昇格したが19.1イニングで四球19個、奪三振22個とうーんな内容。逆にAA昇格前のA+では同じく19.1イニングを投げ四球7個に奪三振28、防御率は0.93と良い感じだった。今後は何か良くなるキッカケが欲しいところ。

将来はロングリリーフもこなせるブルペンタイプ。

↑2018年アリゾナフォールリーグでの動画です。

ライアン・クラーク(Ryan Clark)

1993年12月9日生まれ
2015年ドラフト5巡目(全体150位)-ブレーブス
投手 右投げ右打ち
身長195.6cm 体重99.8kg
2019年最高レベル:AAA

2017年3月にブレーブスにリリースされ即エンゼルスが契約した大型右腕。93マイル前後のファストボールとスライダーを組み合わせる。

ブレーブス入団後、エンゼルス初年度の2017年までは先発をやっていたが(学生時代もフレッシュマンの時はブルペンだったもののソフモア、ジュニアと先発として投げていた)、2018年シーズンからはブルペンに専念。A+、AA、AAA合算で49試合65.1イニングを投げ76奪三振、32四球だった2018年だが、2019年シーズンはAAで30試合、45.2イニングを投げ64奪三振、12四球とアピール。AAAでは3試合の登板だけだった。

2018年だがアリゾナフォールリーグに参加。2019年オフはドミニカウィンターリーグに参加した。2020年MLBデビューの可能性あり。

余談だが2018年はAAでキャニングらと継投でのノーヒットノーラン達成に貢献している。

ブレナン・ルンド(Brennon Lund)

1994年11月27日生まれ
2016年ドラフト11巡目(全体336位)
中堅手 右投げ左打ち
身長175.3cm 体重83.9kg
2019年最高レベル:AAA

ソルトレイクネイティブであり地元ユタ州のブリガムヤング大学から入団した外野手。

2018年にAAで453打席に立ち.264/.343/.404の成績を残すと2019年にはついに地元ソルトレイクに帰還。96試合397打席に立ち.284/.350/.455の成績を残した。しかし打高リーグの打高ボールの影響は特に受けず8ホームラン。2018年に21個記録した盗塁も2019年は6個とAAとAAAの差があるとは言え物足りなさは残る。しかし、打率2割に届かなかった4月、.203の5月を考えれば徐々に順応していったとは思える。

2020年はAAAで無双しMLBを狙うシーズンとしたい。

ジョン・スワンダ(John Swanda)

1999年3月18日生まれ
2017年ドラフト4巡目(全体115位)
投手 右投げ右打ち
身長188cm 体重83.9kg
2019年最高レベル:A

去年や一昨年はまあまあな期待感と共にその名前をプロスペクトランキングの下位ながら登場させていたアイオワ州デモイン出身の投手。

2017年入団イヤーのアリゾナリーグから2018年のOrem、2019年はAクラスBurlingtonと段階を踏んで上がって行ったものの2019年は4試合に先発し終了。

2019年5月にトミージョン手術を受けた。

ハリソン・ウェンソン(Harrison Wenson)

1995年4月21日生まれ
2017年ドラフト24巡目(全体715位)
捕手 右投げ右打ち
身長190.5cm 体重106.6kg
2019年最高レベル:A

ミシガン州ファーミントンヒルズ出身のウェンソンは高校卒業年の2013年に地元のデトロイト・タイガースより38巡目で指名を受けるがそれを断りミシガン大学へ進学。ジュニアイヤーの2016年にはパイレーツから39巡目に指名されるも大学に残り、いよいよ2017年シニアイヤーの年のドラフトでエンゼルスに指名され入団した。

大きな身体で2017年入団イヤーのOremでは167打席で.286/.413/.623の成績を残しホームランは13本だった。2018年はAのBurlingtonでの適応に苦しんだのか良い成績は残せず、2019年も同じくBurlingtonで過ごし308打席で.191/.321/.397、ホームラン12本だった。

招待選手として2020年のエンゼルスのスプリングトレーニングに参加する。

フランクリン・トーレス(Franklin Torres)

1996年10月27日生まれ
2013年インターナショナルFA
捕手/二塁手/三塁手 右投げ右打ち
身長183cm 体重79kg
2019年最高レベル:A+

2013年に契約したベネズエラ出身のトーレスは遊撃手から二塁手に、その次に三塁手になったかと思えば二塁手になり、2019年は捕手としての出場も増えてきてついには二塁手としての出場機会を超えた。そして捕手としてエンゼルスのキャンプに招待選手として参加する。

打撃はホームランこそ少ないものの2019年最高レベルであるA+では405打席で.257/.359/.344のスラッシュラインを残した。秋にはアリゾナフォールリーグにも参加し捕手として試合に出場した。

今後の可能性に期待。

ケナー・ピーニャ(Keinner Pina)

1997年2月12日生まれ
2013年インターナショナルFA
捕手 右投げ右打ち
身長180cm 体重79kg
2019年最高レベル:A+

打撃面より守備面の方が優れているという評価。送球のコントロールも良い。将来的にはバックアップキャッチャーだろう。

評価の低い打撃では2019年ついにマイナー生活で初めてのホームランを打った。アベレージタイプというわけでもなく三振はそれなりに多い。四球はそんなに多く選ばない。

トリー・ハンター・ジュニア(Torii Hunter Jr.)

1995年6月7日生まれ
2016年ドラフト23巡目(全体696位)
外野手 右投げ右打ち
身長188cm 体重81.6kg
2019年最高レベル:A+

9回のゴールドグラブ賞に2回のシルバースラッガー賞受賞、5回のオールスター選出、日米野球で来日したことで日本の茶の間でもお馴染みの通算2452安打、353本塁打のMLBのレジェンドの1人トリー・ハンターの息子のジュニアはノートルダム大学よりエンゼルスに入団した。

アメリカンフットボールの名門ノートルダムでワイドレシーバーとして活躍していたジュニアは大学生活で14打席しか立っていないもののその身体能力を買われてか父と同じ野球の道に進んだ。しかし入団から数年、未だに低いクラスで苦戦している。

自慢の脚力で2017年に13盗塁、2018年には29盗塁を記録した。ケガの影響で2ヶ月の離脱があった2019年はもがき苦しみながらもA+クラスInland Empireで306打席に立ち.251/.361/.320のスラッシュラインに16個の盗塁を記録した。ホームランは1本。76個三振したが四球は38個選んだ。

彼は決して父親のようなレベルの選手にはなれない。だがその守備の高さは評価が高く将来的に第4外野手の座を狙う。

ダニエル・プロコピオ(Daniel Procopio)

1995年9月18日生まれ
2017年ドラフト10巡目(全体295位)
投手 右投げ右打ち
身長183cm 体重86kg
2019年最高レベル:AA

カナダ出身でナイアガラ大学(アメリカ)より入団。最速95マイルで平均して90から93マイルの速球、そしてカーブボールを組み合わせて投げる。

2019年オフに開催されたプレミア12ではカナダ代表として出場し本戦前の侍ジャパンとの練習試合で登板。2イニングを投げ3四球を与えるなどし負け投手になった。多くのエンゼルスファンは見なかったことにしただろう。本戦での登板はなかった。

2017年、2018年シーズンはイニング数の1.5倍はあった奪三振数も2019年シーズンではイニング数に満たないまでに減ってしまった。その代わりイニング数の2/3くらいあった四球は1/3くらいの減った。

2018年にアリゾナフォールリーグに参加しました。2019年オフはオーストラリアンベースボールリーグ(いわゆる僕たちがオーストラリアのウィンターリーグみたいに呼んでるオーストラリアの国内プロリーグ)に参加しました。将来的にブルペン要員として成長できるかどうか。

ガレス・モーガン(Gareth Morgan)

1996年4月12日生まれ
2014年ドラフト戦力均衡ラウンド(全体74位)-マリナーズ
外野手 右投げ右打ち
身長193cm 体重120kg
2019年最高レベル:AA

2019年4月にマリナーズからリリースされ同月内にエンゼルスとマイナー契約を結んだカナダ出身外野手。

2017年の17本塁打、2018年の19本塁打と一見アピールしているように見えるが2017年は185三振、2018年は187三振と高すぎる上に改善されない三振率が評価を下げる。

2019年のエンゼルス加入後はA+で196打席に立ち20本のホームランを放ったものの三振数は95を記録した。しかしスラッシュライン.290/.327/.645はこれまでで最も高い。しかし上がったAAでは116打席でホームラン1本、55三振で.206/.267/.262と元に戻ってしまった。今後も上のレベルで対応できないようなら未来はないだろう。

2019年オフのプレミア12にカナダ代表として選出され日本との練習試合で2試合共に途中出場したが3打席でファールフライ、併殺、三振だった。本戦での出場はなかった。

これ本当にそんなに体重あるのか?

総括

エンゼルスのマイナーシステムは正直うーんといったところです。トッププロスペクトと呼べるのもアデルだけですし。2020年シーズンのアデル卒業後に待ってるファームのランキングは目を覆いたくなる内容かも知れませんね。

かと言ってトラウトやレンドーンとの契約があるとおり僕たちは再建モードには入れないので(それがなくても入れないと思ってるけど)プロスペクト集めはできません。ドラフトでコツコツ指名して思わぬ未来に期待しましょう。

すごい山だ。

おわりに

MLBにたどり着けず野球を辞めていく多くの選手が世の中にいて今回書いた何人もの選手たちもその中に含まれることでしょう。

最近はソーシャルメディアの発達で選手自身の発信をより見やすくなっており、マイナーながらオールスターに選ばれてたのに引退なの!?といったことも含め引退を目にしやすくなっています。

引退は残念なことではありますが選手たちのその後の新たな人生はそれはそれで楽しみですし彼らは野球だけでなくまた別の何かのプロスペクトでもあるので悲しいことではありません。

贔屓に見ている組織の今いる選手たちに一喜一憂しながら未だ見ぬ景色を夢見て毎日をウキウキしながら過ごしましょう。

ごきげんよう。

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