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ジャニーズ伝説という舞台に出演していた7 MEN 侍さん

オタクです。

本当に早いもので、もう2021年が終わろうとしている。
春夏秋冬、ライブや舞台など、様々な現場に赴いた1年であったが、その締めくくりにおいて、最高の現場と遭遇してしまった。

ジャニーズ伝説 at Imperial Theatre」である。

ABC-Zさんが約10年前から座長として主催する舞台・通称「えび座」の演目のひとつであり、大まかなストーリーとしては、初代ジャニーズの結成から解散までを、生みの親であるジャニー社長の偉大エピソード等を交えながらおさらいするものだ。
例年、一幕を上記のストーリーを追う芝居パート、二幕を歴代のジャニーズ事務所からデビューしたグループたちの楽曲を用いたメドレーを歌い踊るショータイムパートとして構成されており、早い話がオタク必修の日本史の授業である(?)。

そんな意義深い舞台の、ジャニー氏の愛した帝国劇場での初上演に、バックJr.として、私が応援している7 MEN 侍さんをはじめ、Jr.SPさんと、少年忍者さんからの9人選抜が招集された。

バックJr.一覧の中で一番手に名前の並ぶ7 MEN 侍さん。
良い曲しかない(私調べ)ジャニーズ楽曲のメドレーを踊るであろう7 MEN 侍さん。
異端児と呼ばれながらも「ジャニーズ」に人一倍こだわりを持っている印象の強いメンバーばかりの7 MEN 侍さん。
(自分らがどんなグループなのかと聞かれた)メンバーの中村嶺亜さんが「ジャニーさん大好き」と語る7MEN侍さん。

率直に、『行く以外の選択肢がない』。
そう感じて抽選・一般販売を潜り抜け、なんとかチケットを手にすることができ、足を運んだのである。YEAH。

そしてこれまた率直に、『めttttttttttttttttttっちゃくちゃに良かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』のである。

ジャニーズ事務所の歴史が走馬灯みたいに流れていく舞台上の景色に心臓を撃たれたのはもちろんのことであるが、とにかく7 MEN 侍さんというジャニーズ事務所に属するアイドルの存在の尊さや素晴らしさや美しさ・・・そういったものを心の底から噛み締めて、おおいに感情的になってしまう舞台であったのだ。

と、いうわけで。

そこで得た大量のクソデカ感情を、今からここに垂れ流していこうと思う(ドチャ長導入はオタクの基本)。

※オタク特有の誇張表現はもちろん、もしかしたら幻覚も混ざっているかもしれないが、それらはもう感情表現の一環ということで受け止めて頂きたい。
※台詞の抜粋は己や友人、集合知等のメモに基づくものです。

一幕の話

バックJr.のダンスと『We're ジャニーズ!』で幕を開けるこの舞台、前情報をほぼ仕入れずに臨んだらまずこれにメttttッタメタにされた。早すぎる。初回が最終回なんか??????
大きな階段セットを降りてくるABC-Zさんが『伝えるよ ABC-Z』と歌い始まり、そこから緻密に歌詞に散りばめられたデビュー組アイドルのグループ名たち・・・舞台を囲う壁に一面に貼られたCDジャケットの写真たちも相まって、いきなりとんでもない感情にさせられる。時代の覇権ジャンルが過ぎるだろ、ジャニーズ事務所。
振り付けも面白くて、各グループの持ち曲のダンスを流用したものもあれば(Sexy Zoneなど)、グループ名からインスピレーションを受けているのであろう振り付けもあって(嵐、TOKIOなど)、見ていて面白さが止まらないし、一生目が足りない。Kis-My-Ft2さんのところとか何やってたんだろう、なんかたのしそうだったけども。

此度からはあらたに『走るSixTONES、夢は続くよSnow Man、色とりどりのなにわ男子』という歌詞が追加されていて、な~~~~~んかこれが「デビュー」ってことなのか・・・とここで一度じんわりする(オタク3秒目)、なにわ様のデビューなどは本当についこの間ですし、数あるインタビューで、7 MEN 侍さんのそれに対する思いなどもうかがっていたので、なんか・・・ここで一旦ピークがくる んだけど実際はすべてのシーンがピーク。

とにかくここの『We're ジャニーズ!』は、開演前の期待感ワクワク感を一切裏切らずに、それらの感情をすべてこれから始まるジャニーズ伝説という舞台に持って行ってくれる、招待状のようなステージングだった。ジャニーズを追いかけるオタクになってまだ日の浅い私でも問答無用で引き込まれたし、入った公演では毎度徹夜明けのしんどい頭がここで一気に全部覚醒していた(毎度徹夜明けで現場に行くな)。

その華やかさがすっと冷めたら佐藤アツヒロ様がせりあがってくる。私は光GENJIを通ってきている世代ではないが、立ってるだけでそこになんかすごい人がおる気配だけはわかるみたいな圧倒的存在感で泣いちゃいそうになっちゃった。そしてその間も後ろの大階段に並んでスッと立っている7 MEN 侍さんたち、安心感がすごい。こんな安心感のある7 MEN 侍がいるか?というくらい安心感がすごい。

本格的に一幕が始まり、物語はお芝居パートへ移行するのだが

いや7 MEN 侍さん本人役なの!???!?!?!?!?!!?!?

まじ~~~~~~でびkkkkっくりした そういう???????
しかもしょっぱなの台詞が、

中村嶺亜さん『俺達には夢がある』
菅田琳寧くん『先人たちの通ってきた道、その道を歩きたい』
本髙克樹さん『けどその入り口がどこにあるのかさえ分からない』
矢花黎さん『もちろん、地図になんか載っちゃいない』
今野大輝さん『どうやって探せばいいのか・・・それすらも分からない』
佐々木大光さん『本当にたどり着けるのかな・・・』

エ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?

こんな「「「「クソデカ感情」」」」があってええんけ?というくらいクソデカ感情なる ジャニーズJr.だなあと・・・

はっきり言って今のJr.は本当に戦国時代だ。たくさんあるグループがそれぞれの武器を磨く中で、皆それぞれにそれぞれの「立場」がある事実が暗黙の了解として存在していて、その結果隣の芝生をいろんな意味で青く感じることも少なくないような状況。「デビュー」という現実的通過点を示す言葉すら言っていいのかどうかを常に計られるような繊細な感情が入り乱れるし、どうなるのかわからないからこそ一瞬一瞬が儚いし、アイドルに人生を賭ける無我夢中な若さを応援したくなるのだろう・・・美しくて残酷な芸事の世界、それの縮図だと見ていて感じる。ただのアイドルオタクをしているだけの私からしたら、彼らはよくこのような戦国に身を置きながらも、自分らを信じてジャニーズJr.といういろいろな意味で不完全かつ不安定な立場のアイドル(今は時代的にはそうではないのかもしれないけども)を続けているもんだなあ感心感心感謝感謝・・・みたいに生きているし。

でも、彼らはそれへの迷いを口に出すことは滅多にないし、わかりやすく示すこともしない。同情を応援のモチベにさせることを選ばず、純粋に自分たちの魅力で勝負することを常に恐れない。若いのに強いなあと本当に尊敬しているし、幼いころから「ジャニーズ」に身を置いて、かつ人によっては10年近く、はたまたそれ以上アイドルを続けている人たち、伊達に続けてないな・・・と常に思う。

しかし、舞台上の演出とはいえ、ここでの7 MEN 侍さんは、明確に「どうすればいいのかわからない」と迷いをぶつけている。

念のためもう一度言うが、これは舞台上の演出であり、あくまでも台詞である。

だが、この台詞が示す「迷い」は、オタクが勝手に(勝手に)(勝手に)(重要)、7 MEN 侍さんが一人のアイドルとして抱いているかもしれない・・・と感じているリアルな「迷い」とリンクして見えた。勝手に。

これは7 MEN 侍さんに限った話ではなく、古今東西現在過去未来すべてのジャニーズJr.にもリンクする台詞なんだろうなあと率直に思うし、たまたまそれを、今回のジャニーズ伝説に出演していた7 MEN 侍さんが表現することになった、というだけのことではあるのだろうが、私は7 MEN 侍さんを応援している身なので、これらの台詞から始まる本人役のお芝居、しかもジャニーズの歴史を辿っていく流れにつながる展開って・・・もしかして・・・メチャクチャ大事オブ大事オブザセブンメンサムライになってしまうんでは?????????と戦々恐々になってしまった(結論:大正解)・・・

そこからの戸塚さん演じる「ジャニーさん」の登場。

ここもスッゲ~~~~~~~~~~んすよ・・・・・・・・・・・・・・

絶対に舞台の上では、戸塚くん演じるその人は「ジャニーさん」とは呼ばれないし、氏がお亡くなりになられた、という明言はされないのだが、初代ジャニーズのことを「一番近くで見てきた」と語らせ、迷いに暮れる侍さんたちを「Youたち」と呼ばせることで、彼が間違いなく氏であることをスムーズに全体に理解させるのは普通に綺麗な演出。

あとは何より、そのあとに続く「ジャニーズ」の概念の始まりが語られた後のシーン、ジャニーズという言葉の起源を知って喜ぶくだりの中の台詞たち。

矢花さん「話したいことがたくさんあるんだ」
本髙さん「今まで普通に話せていたのに、なぜか急に話せなくなっちゃったでしょ?」
今野さん「何から話せばいいかな、色々ありすぎてわかんないや!(一幕中最も朗らかな笑顔)」
嶺亜さん「教えてほしいんだ!僕たちがこれからどうやって生きていけばいいのか!」

ストレ~~~~~~~~~~トに、理解に容易い・・・・・・
7 MEN 侍さん(及びジャニーズ事務所のアイドルの皆様)にとっての「ジャニーさん」が、彼らを導いてくれる絶対的信頼のある存在であること、どうすればいいのかわからなくなったら真っ先にそれを聞きたくなる存在であること、そしてそんな導き手である氏と「急に話せなくなった(=氏がお亡くなりになられた)」ことも、「どうしていいかわからない」の一因になっているのであろうということ

これをスムーズに客席に理解(わか)らせられるここの脚本、えげつないし、何より今野さんの笑顔、本当に朗らかで見ていて胸が苦しくなりました・・・大好きだったんですね(深読みオタク失礼します)・・・

そんな激エモを吹き飛ばし、そこから「ジャニーさん」は、初代ジャニーズの歴史を辿る1960年代の場面を通して、いわゆる「ジャニーイズム」の根幹を、改めてこちら側(と7 MEN 侍さん)に見せつけていく。

演出に込められた、深い意図を持った企みの数々や、やっちゃえばいいんだよ!の精神だとか、ジャニーズ初心者の私でも聞いたことあるようなイズムがあちこちに散りばめられていて、本当に氏の根幹ってブレてないんだなあ・・・と感じること多々。オタク3秒目なので。

そこでも、侍さんに「今でもやってる演出だもんな~!」という台詞を言わせたり、傍観者のはずの侍さんたちにいきなり初代ジャニーズのバックダンサーをやらせて「やっていくうちにわかるから、わからなくてもやっちゃえばいい!」という台詞をかけさせたり、昔の話を「当時」で完結させるのではなく、侍さんを介して「現代」にもつなげることで、「ジャニーさん」の存在が今も昔も変わらずに偉大であるということへの理解がスムーズになっている。

橋渡しとしての侍さんの存在の活用があることで、よりこちら側への理解度が深まっているんだろうなあと思うと、マジ~で演出・上手(ウマ)だし、侍さんたちもそれを言われてきたんだろうな・・・という解像度も上がってあやうく涙こぼれそうなる(再び訪れるピーク)。

初代ジャニーズがアメリカに渡った後のシーンでは、初代ジャニーズのボーカルレッスンと称して、一緒にバンドで歌ったりもしだす。いよいよ世界観の交わりがすごいが、絵面的にはディズニープリンセスが歌う時に勝手に楽器に自我が芽生えて演奏が流れ出す・・・みたいなアレを想像して舞台のつじつまを合わせるのがよさそう(まあジャニーズの舞台でつじつま合わせようなんておそらく無駄ですが)。

しかしここもメチャクチャに泣きアニメ

そもそもバンド演奏のシーンを作っていただけただけでもうれしいし、そこで素敵な楽曲たちを7MEN侍さんの演奏で聴けることもとてもうれしいのに、さらにそこに個人個人の見せ場を、ABC-Zさんに合わせてたくさんつくってくださって・・・

河合くんと大光さんのドラムバトル、本髙さんのピアノ、矢花さんのポジションゼロでのベース×五関様のダンス、りんねくん・塚田くん・Jr.SPの皆さんのアクロバット(りんねくんアクロした直後にサックス吹いててマジビビった 肺活量どない?)、嶺亜さんと今野さんの背中合わせ金髪シンメギターをしたがえた橋本さん、という感じで見せ場が次々来るので感情が行方不明。ここの公演中のメモ本当に荒れまくりですごい。やっぱり生音最高、7 MEN 侍さんのライブとでんぱ組.incさんのライブとアイドルマスターシンデレラガールズ7thライブ大阪公演に慣らされているので生音じゃないと綺麗に成仏できない身体なんですけど、無事成仏できました(?)。
ただ同行者(矢花さんのオタク)は(ここじゃないかもしれないけど)矢花さんが歯ベースをしていたという公演に入れなくて一生下唇を嚙みちぎりそうになってた。

やっぱり7 MEN 侍さんの武器って そのひとつは絶対に楽器じゃないですか。それだけは「迷い」の中でも常に明確に持ってらっしゃるイメージだけど、同時にそれをどのように自分たちに当てはめていくかはいつも模索しているんだろうなというイメージもあるので、それをこの歴史を辿る流れで、「ジャニーさん」に侍もやりなよ!て声かけられて、そして心底楽しそうに披露するの、と~~~~~~~~~んでもね~~~~~~~~~~~エモで崩落する。自我が。

そして個人的にはこの後の『君の瞳に恋してる』の今野さんがメttttttttttttttッチャクチャにだいすきでだいすきでだいすきで脳直かつ率直に𝓘 𝓛𝓸𝓿𝓮 𝓨𝓸𝓾 𝓑𝓪𝓫𝔂________という感じであったということは強気で伝えたい。

具体的に言うと、サビのストップで立ち位置的に向かい合う場所にいる林蓮音くんと目が合った今野さんがニtッッッッッッコニコになるんですけど それが本当~~~~~~~~~~~~~~~~に 美しかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いのちだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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(同じことでも書かざるを得ないほどに)

そしてその後の物語は、アメリカンドリームをかなえていく初代ジャニーズが、日本への帰国を迫られる展開へと進んでいくのだが、このあたりから侍さんは基本見守りオンリーになる。いやはっきり言ってそりゃそう、めちゃくちゃに重要重大深刻なシーンですので・・・

アメリカでの挑戦を続けたい初代ジャニーズと、日本へ帰国して日本での仕事を進めようとする「ジャニーさん」の対立で放たれた『ぼくは君たちの人生も預かっている』という台詞の威力がものすごかった。「やっちゃえばいい」と挑戦を後押しするばかりでは、本当の意味で大人になる前の人間を守ることはできないし、後押しする以上は後押ししたという責任もついてまわるわけなので、時にはそれを引き留めなくてはならない、という瞬間も訪れるよね・・・と鋭い現実感を冷水のように浴びせられるシーン。胸が痛い(オタク5秒目)。TVアニメアイドルマスターSideM第11話のラスト5分を観ているようなグサグサくるしんどさ。でもそれは守る側としての当然のマネジメントなんだよなあ・・・だからこそしんどいんだけどさ・・・

初代ジャニーズさんたちは、結局そこから日本に帰って、認識の違いに満足がいかなくなって解散を選ぶ・・・という、どうにも聞くだけでは後味の悪い展開に落ち着いてしまうのだが、あくまでも自分たちの納得のいく結末にしようとしたうえで、自らたちが経験した数々を次世代に活かすために、「自分たちの手で決着をつける」ことを選んでいるし、「ジャニーさん」はそれを受け止めているものとして描かれている。

初代ジャニーズさんたちがアメリカに残っていた未来のことは誰にもわからないが、彼らは日本に戻ることによって、結果として、そこ以外のどこでもない日本で、「ジャニーズ」というエンターテイメント概念の種まきをすることができたんだろうし、こんな世界中どこ探しても見当たらないであろう奇妙で残酷で美しい概念は、日本の社会や文化の下でなければ生まれなかったんじゃないかというのがオタク10秒目による小並な理解なので、結論、初代ジャニーズさんの「一歩」はとてつもない「一歩」になったんだな~と、オタクはこの日本史の授業を通して、改めてすごいもの抱え込んで芽吹いた事務所好きになっちまったんだなと実感した・・・(作文)。
あくまでも舞台を観ての感想なので史実がどうかとかはしらんし、いろんな理解があるんだろうけども。

そんなかんじで、「ジャニーズ伝説」という日本史の授業が伝えたいものってこういうことなんだろうな・・・てただのオタクである私は理解したのだが、此度はさらに、それが7 MEN 侍さんにも伝わるってことを忘れてはならない。
なんせ今回の「ジャニーズ伝説」が語られるきっかけには、7 MEN 侍さんたちの「迷い」があるので、それの答え合わせで劇が締めくくられるのは最終回OPアバン伏線回収アニメの基本だ(?)。
なんなら個人的には、ここが劇中一番デデデデデデデ・デカ・重要なんじゃないかと思っているくらいで。

初代ジャニーズさんのつくった基盤、それを固める「ジャニーさん」の存在、そのすごさを目の当たりにした7 MEN 侍さんに、「ジャニーさん」が『君たちには、ただじゃ折れない強い名前をつけてあるでしょ?』と力強く言い放つシーン。

嶺亜さん『7 MEN 侍!』
大光さん『そうだね。それに、俺たちはいろんなことを学んだんだ』
矢花さん『まだ誰も見たことのない、踏み込んだことのない、そんな荒野に勇気をもって進むこと』
本髙さん『それが・・・始まりの一歩なんだ』
琳寧くん『ありがとう。俺たちの成長、期待しててね』
嶺亜さん『見ていてよ、これからもずっと!!!!!!!!』

泣きすぎて枯れ木になっちまうかと思った。。。。。。。。。。。。。。

しかも千穐楽公演では、大光さんは『ジャニーさんから』というアドリブ台詞をくっつけたりしていたし・・・というか千穐楽みんなここボロボロに泣いてるし・・・客席海になってたよ泣きすぎて・・・

この流れを浴びてからというもの、『7 MEN 侍』という文字列を見ては涙で視界がにじむようになってしまっている自分がいる。いや多分オタク全員そうだよ・・・最初はそうはならんやろ!て思った名前(正直者)だけど、世界一圧倒的無敵ナンバーワンじゃないですか・・・?こんなん

「ジャニーさん」がいなくなっても、「ジャニーさん」がつくった「ジャニーズ」は在り続けるし、そして「ジャニーさん」がつけてくれた『7 MEN 侍』という名前は、侍さんが侍さんであり続ける限りずっと侍さんのお守りになるんだと ここで涙ながらに帝国劇場で台詞を紡ぐ侍さんたちは、きっとほかの誰でもないジャニーさんに、毎公演誓っていたのだろうかと思えて限りないわけだ。というかもはや観ていた限りジャニーさんいただろうし(?)、たぶんこのシーンは、7 MEN 侍さんたちとジャニーさんだけの世界だったんだと思う(?)。でももう正直このシーンでオタクのことなど考えなくていい、浸っていてくれ・・・我々は、氏が凄くて氏がつくったジャニーズが素晴らしくて氏が名づけた強い名前をお守りにできる7 MEN 侍さんがとにかくサイコ~~~~~~~~~~~~~なんだって事実を一幕通して脳味噌に直接これでもかってほどにたたきつけられているので大丈夫です(大丈夫か・・・?)・・・

史実を伝えるだけだと、ただのオタクとしては感情移入に欠ける部分も多いかもしれないけど、今回の「ジャニーズ伝説」を観に行った7 MEN 侍さんを応援している人からすれば、「ジャニーズはすごいんだぞ、ということを改めて歴史を見て学んで、そんなすごいジャニーズの一員として、ジャニーさんに名前を貰った矜持を忘れないように決意を再び固める7 MEN 侍さん」を介してその史実を浴びるから、「ジャニーズ伝説」はジャニーズとしての7 MEN 侍さんの解像度を大いに高める高性能レンズみたいな役割を果たしていることになるわけだ。

というか冷静に考えて、ABC-Zさん主演の舞台で、しかもバックJr.としての出演名義だったのに、こんなに自分の応援しているアイドルの解像度が上がってしまってクソデカビッグ感情溢れて止まらなくなることある・・・?(今更)
ジャニーズ初心者としては、舞台構成が分かりやすいのはもちろんですし、応援させていただいている身からしても、今回、7 MEN 侍さんにこの「ジャニーズ伝説」で、この橋渡しの大役を担わせてくれたことに心からの感謝しかありません。ありがとう、ABC-Zさん・・・戸塚くんの肌、狂おしいほど美しかったです・・・

一幕の最後、「ジャニーさん」による、『若い子たちをサポートするのが生きがいだから、たとえこの身体がなくなったとしても、ぼくはきっとそうし続ける』という台詞がある。この台詞の中の『きっと』という部分は、芝居上での本人による仮定の意味と同時に、演出側であるアイドルの皆さんからの希望の意味も含まれているのかなあと 勝手にしみじみした。

私たちただのオタクからしてみれば、ジャニーさんって本当に抽象的概念みたいな存在なんだけども、アイドルの口からエピソード等を聞いて、アイドルにとってのその存在の大きさを感じ取るとき、同時にアイドルからジャニーさんへの愛も大量に感じ取って、ああどこまでも唯一無二で偉大だな、といつもいつも思わされるわけで。そうして概念のようなジャニーさんを理解しているつもりになっているが、この一幕はそれをおよそ1時間15分ず~~~~~~~っと体感することになる、クソデカ感情ストーリーだったな・・・

(あと、後に 戸塚くんのブログ(12月23日更新)を拝見して、戸塚くんによる演技としての「ジャニーさん」にいい意味で「芝居感」を感じなかった理由に納得がいったしNamidaでしたので読まれたし・・・)

二幕の話

これこれこれこれこれこれこれr~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぜttttttttttttったいに私の走馬灯はこれがいい。本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当によかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

冷静になって、ここまでジャニーズすっげえぞ!!!!!て授業を受けてきたあとで、じゃあそれを視覚的聴覚的体感的に「全部」でそれを理解”わか”らせてあげます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!みたいなジャニーズメドレーやってくるのマジで構成が凄いと思う。だってアイドルの魂はステージに宿る(持論)ので・・・

まず選曲が良い

次に曲順が良い

そして振り付け構成が良い。

何よりアイドルの存在概念が良い

率直に最高ぢゃん・・・・・・・・・・・・・・・

だし、もうこれを見ることができないのが本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当にきつくてここ最近鬱になってる(ダメ人間)ので・・・

基本的にABC-Zさんがメインで歌い踊り(ソロもある)、7 MEN 侍さんとJr.SPさんと少年忍者の9人選抜が入り乱れ、ノンストップで28曲36分、ステージ上がジャニーズ概念の美しさで彩られ続ける。

始めは一幕中でも登場する『Never My Love』をABC-Zさんが歌い上げて、一幕からの繋ぎもあり余韻にしっとりしたところでメドレー始まるから本当に心臓に悪い。最初に入った日は同行者と全く同じタイミングで心臓麻痺みたいな動きした。

1.D.D. / Snow Man(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

まじ~で心の準備をしてなさ過ぎて初回公演では見事にコココを見逃した。それくらい突然始まるし、あのイントロは心臓に悪い・・・でもたぶんそれを狙ってやってるから悔しい、効果てきめんすぎるので・・・!一気にジャニーズメドレーが始まるという高揚感に襲われるし、いきなりSnow Manという新しい側から引っ張ってくることで何がどこで来るかマジでわからんですよ~!ということを周知されてしまう怖さ。
実際初見で入ったときは爆上がりして思わずUO折りそうになったんで・・・(未所持)(レギュ違反)
オリジナル振り付けなので、推しのコココバーンバンギンバンギンも見られてとてもたすかる。
ちなみに、侍さんの立ち位置は、基本的に下手から今野さん大光さん嶺亜さん琳寧くん本髙さん矢花さん という順番。安定のシンメトリーフォーメーションである。

2.仮面舞踏会 / 少年隊 (ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

であえ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
実家のような安心感とはこのことか・・・という人生最高のアハ体験をした。令和のD.D.と並んでも全く劣らないの普通にバケモンソングすぎる
これもオリジナル振り付けでサビをまるまるやってくれたのだが、今野さん、腰が めっちゃ小刻みに揺れてて 軽やかでおもしろかった・・・(?)どの公演でもそうだった・・・
どうでもいいけど私が初めて意識して聴いたジャニーズの曲は仮面舞踏会です(アイドルマスターで菊地真さんがカバーした音源が発売されていたため)。

3.AMBITIOUS JAPAN! / TOKIO (ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

泣き曲。
イントロ聴こえた瞬間本気で涙が止まらなくなった。やっぱりジャニーズ、すげえよ・・・曲の力が強すぎる トリガーがすごい
正直どの公演でもAJ来た時の私はただの楽曲派オタクになり果てていたので””ガチ””で記憶がない、でも本当に本当によかったんだよ・・・侍さん一回少クラで歌っていらしたけども、今の侍さんにこれを歌って欲しいんだと思わない日はない。
この曲で初めてデカい移動があって、次の曲はみんなが四方に散らばる感じのフォーメーションになる。上手だと矢花さん、下手だと今野さんがめちゃくちゃ手前に来てくださる(来た)。

4.NEWSニッポン / NEWS(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

四方のフォーメーションこれのためか~い!!!
散らばったABC-Zのそれぞれのメンバーを数人で囲んで、その周りをグルグル回る振り付けがあったのだが、今野さん大光さん嶺亜さんに加えて林くん和田くん等が大はしゃぎで戸塚くんのまわりでぴょんぴょんしていてとてもかわいかった。今野さんはしたりしなかったりだったけども、大光さん嶺亜さんとかはいつもぴょんぴょん楽しそうで、大光さんは次の曲への移動の時に毎回戸塚くんに絡みに行っていた。かわいいね
あとこのへんから気づき始めたが、今野さんはショータイム中、Jr.SPの面々とすれ違うとものsssssssっそい笑顔になる。ニヤニヤ・・・とするので本当にわかりやすい。なかよしとすれ違ったらうれしいもんな、わかるよ 2019のサマステでもギター弾く矢花さん見てニヤ・・・してる姿カメラに収められてたもんな、わかるよ____世界平和だって________

5.愛なんだ / V6 (ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

ラップパートからサビまるまるやってくれた!好きすぎる
ラップパートは決まった振りもなく、みんながひたすらイェイイェイする時間なのだが、今野さんは林くんと肩組んで一緒にジャンプしていたし、途中何回か腹抱えて笑いすぎてしゃがみこんでました わかるよ____世界平和だって__________
この曲までは、基本的に前から侍さん、Jr.SPさん、少年忍者という並び順だが、この曲のサビからはそれが逆になる。
侍さんの本家愛なんだステップ、拝めてよかった・・・

6.Lucky Man / 嵐 (河合くん、戸塚くん、Jr.SP)

急にマニアック選曲ぶちかまされた(by 嵐担同行者)
お二人がJr.SPを引き連れて横一線になってステージ上を移動するの、めっちゃかっこよかったし貫禄に満ち溢れておられた

7.ファンファーレ! / Hey! Say! JUMP(橋本さん、塚田くん、五関様、7 MEN 侍)

下手からくるぞ!気をつけろ!てなった
本家の振り付けじゃなかった記憶はあるけどこれに関しても侍さんのファンファーレ拝めんのか・・・合掌・・・になってしまって記憶全部消し飛んでる
あといつもこのへんで、今野さんがショータイム中に曲の歌詞を口ずさんでいるのがスゲ~好きだな・・・・・・・・・・・・という感情が芽生えてしまうので狂ったように口元見てる、『恋だと気づいた』と口ずさむ今野さん、本当に最高だと思う・・・・・・・・・・・・・・・・

8.Big Shot!! / ジャニーズWEST(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP)

ファンファーレ!からの移動で、侍さんは上手側、Jr.SPさんは下手側にいて、そこから手拍子しながら移動、基本のシンメフォーメーションに戻ってサビ の流れだった記憶。Big Shot!!の今野さんはいつもサビ入りでニコニコになっていてすごくいのちあたたかなる。本家振り付けなので、大きく手足を動かしながらニコニコな今野さんが見られました。すごくいのちあたたか。手拍子楽しかったな

9.華麗なる逆襲 / SMAP(ABC-Z)

めちゃくちゃ良い曲持ってきてくださる・・・
歴代メドレー中この曲だけバックが一切ついておらず、5人だけで披露するので、そこは格別な本家へのリスペクトなのかなあと思ったり思わなかったり。赤いお衣装との相性も抜群だった。

10.SNOW DOMEの約束 / Kis-My-Ft2(戸塚くん、五関様、7 MEN 侍、Jr.SP)

冬曲入れてくるやつ・・・・・・・・・・・・・・・・・
オタクは冬曲が好きって古事記にも書いてある。
サビだけじゃなくて、曲のイントロ部分も入っていたため、そこでステージに駆け込んできて、サビ前の一瞬の空を見上げる侍さんたち、薄い氷のようなアイスブルーの照明も相まって本当に雪の降る中寒空の下にいるみたいで綺麗・・・だった・・・

11.Heartful Voice / タッキー&翼(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP)

推し曲。ガチで楽曲派になってそのままぶっ倒れるかと思った。
これ~~~~~~は本当~~~~~~~~~~にいい歌なんですよ、狂おしいほどに”””推し曲”””です・・・・・・・・・・・・
けどおかしい、これの演出だけはなぜか鮮明に覚えてる、暴れたはずなのに・・・いつもこうであってくれんかな・・・
『君が好きと~うなずいた』までで、上手下手にバラバラにいた全員が、少しずつ歩み寄りながら中央一列に整列して並んで(前から嶺亜さん本髙さん琳寧くん今野さん矢花さん大光さんその後ろにさらにJr.SP の順番だったはず)、『明日だって~』からで一気に花開くように両側に分散して広がって全員前に出てきて、『ずっとそうずっと~』で、横一列になって両腕を交差させてふわ~っとその腕を上げる・・・という・・・で、ここで今野さんは本髙さんと松尾くんに挟まれていて、本髙さんとは手をつないでいないのに松尾くんとは手をつないでいる、という回があった(あった)。

12.ガラスの十代 / 光GENJI(佐藤アツヒロ様、7 MEN 侍、Jr.SP)

やるとわかっていたけどいざやられると曲が強すぎて全部粉々になってしまった曲。
前曲の横一列から、全員が素早く駆け出して、後ろからイントロを歌いつつ登場してくるアツヒロ様を囲んで、放射状に楕円を描き片膝立てて座り、片腕を差し伸べている・・・という構図になるのだがこれがメttttttttッチャメチャに美しい、絵画、日本絶景百選。焚かれたスモークにバックの顔が少しぼやけて見えるのすらも美しい。
前奏になる前にまた移動があり、ここでショータイム中ほぼ初めて今野さんが上手側に来て、前奏を全員でバッキバキに踊り散らす。ハチャメチャにかっこいい。ジャニーズの過剰摂取ってかんじ。
そしてサビ前でさらにまた移動するのだが、ここでは、アツヒロ様の両脇を本髙さんと大光さんのシンメが固めるという大事件が発生する。そしてサビもバッキバキに踊り散らす。もう『集めてしまうよ』の『よ』の脚上げなど全員これでもかってほど脚上がっててしぬほどかっこいい。今野さんも信じられんほど脚上がっててすごい。毎回このガラスの十代の今野さんで今野さんカッケ~~~~~~!(小学三年生男子人格)になってしまっていたな・・・

13.Graduation / 光GENJI(佐藤アツヒロ様)

ミラーボール先輩による渾身の援護射撃が凄すぎてびっくりした。おまえ今までどこに隠れてたん?

14.太陽がいっぱい / 光GENJI(佐藤アツヒロ様、ABC-Z、Jr.SP、少年忍者)

太陽がいっぱい~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!とクソデカ大声で叫びたくなる。無垢な心が蘇るようでした。
ABC-Zさんと肩組んで歌う楽しそうなご様子が完全に「貴族」だった、あとあの清らかな歌声、御年齢を聞いてもとても信じられなくてすごい、永遠に青春時代を生きてるんかもしれん、、、、、

15.NAVIGATOR / SixTONES(ABC-Z、7 MEN 侍)

ストーンズの申し子たち・・・期待を裏切らなさすぎて最高だった・・・
これは本家振り付けだったので、まるまるサビを堪能させていただき、『NAVIGATOR』の部分も収めることができました 大変な感謝
今野さんの『NAVIGATOR』は真っすぐにこちらを見つめてくる感じの癖のないものだったが、矢花さんの『NAVIGATOR』は煽り構図気味でのもので、同行者が公演後のマックでずっとそれがどういうものだったのか完コピ再現してくれてすごく面白かった。すごくかっこよかった。しっかり。

16.Roar / KAT-TUN(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP)

今野さんがかっこよかったという漠然とした記憶しかない 何故

17.Naughty Girl / King&Prince(橋本さん、7 MEN 侍)

で 出~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは本家振り付けだった、それは覚えている、例の腹チラ振り付けしてたし、キレキレに動いていたので
ノリガの今野さん、境地にいるので好きなんですが、20日夜の公演では『気になってキリない』のところで首撫でてた さすがのセクシー担当だなあ(こなみかん)

18.お祭り忍者 / (塚田くん、7 MEN 侍、少年忍者)

侍さんのお祭り忍者見られる世界に来てしまったのか・・・
侍さんは一瞬で捌けていかれましたが、今野さんが久保くんとサムズアップを交わしていたのはしっかり目に焼き付けた 矢花さんは山井くんに奇怪な動きで近づいていったらしい
私はワッショイ連打のところの肩圧ダンスを生で見られたのでだいぶ満足

19.キング オブ 男!/ 関ジャニ∞(戸塚くん、Jr.SP)

推し曲。UO折った。
曲始まりと同時に、林くんと松尾くんが同時にアクロを決めるのがすごくかっこよかった。そしてそれを従えて闊歩してくる戸塚くんもかっこよかった。
キングオブ男!の音ハメで手拍子するの本当に楽しい

20.男 never give up / Sexy Zone(五関様、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

推し曲・・・・・・目と耳で摂取する抗うつ剤・・・・・・
本家振り付けだしセクバがたくさんいるし推し曲だしでオイオイ泣きながら振りコピ(小さく)オタクになっていた・・・
みんなショータイム中だからってのもあってきりっとした顔で踊ってることが多く、大光さんとかがそうだったのだが、大光さんの『3 get together』での三本指をほっぺたに突き刺す振り付けがあまりにも「「「おもち」」」すぎて、でもきりっとしたお顔やキレキレの動きや長い手脚とのギャップがすごくてたまげた

21.ダイヤモンドスマイル / なにわ男子(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

初心LOVEじゃないの!?!?!?!?という動揺と、侍さんのダイヤモンドスマイルを拝めるという嬉しさで頭がグtttttッチャグチャになって戻ってこれなくなった曲。
これは河合くんが各バックグループから二人ずつ(嶺亜さん本髙さん海琉くん山井くん和田くん松尾くん だったと思う)選抜して、キラキラアイドルで歌うぜ!みたいな感じのダイスマだったので、そのメンバーは本家の振り付けで、ほかのメンバーはみんなで違う振り付けで踊っていた。
で、これは圧倒的に中村嶺亜様の大勝利。双眼鏡の画角的に、今野さんを見ようとすると必ず嶺亜さんが視界に入る立ち位置だったのだが、どうがんばっても双眼鏡が嶺亜さんを見ようとしてしまう・・・という程度には、嶺亜さんの輝きがダイヤモンド級だった。今野さんは今野さんで、ダイスマの歌詞を口ずさみながら踊っていてとても・・・よかった・・・なにわ様の手にかかればかわいらしい振り付けを踊る推しを拝むことも容易・・・

22.シンデレラ・クリスマス / KinKi Kids(ABC-Z、7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者)

推し曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オタクは冬曲が好きだと古事記に書いてあるが(2回目)、これはその中でも特に概念が凄い冬曲、楽曲派不可避だった。
しかも、これでもしっかり今野さんが歌詞を口ずさんでいるのが見えて・・・『普段着のままのキミ 愛してるよ』と口ずさむ今野さんを拝むことができ、本当に感無量以外の何物でもなかった
クリスマス前のこの公演、歴代メドレーに冬曲を挟みつつ最後にこれを持ってくるのは本当に選曲が天才としか言いようがない。。。

23.罠

私の死因。メチャ~・・・・・・・・良・・・・・・・・・・・・・・・
シンデレラ・クリスマス終わりから、暗転した中で次曲の演出の準備のために赤い幕が下ろされて、その前でJr.全員が一斉に踊り始めるのだが これがンマ~~~~~~~~~~~~~~~~~かっこいい。これもジャニーズの過剰摂取ってかんじ。いや、ジャニーズの暴飲暴食かな・・・
最初は全員、AメロをJr.SP、Bメロを少年忍者、大サビ前ラップパートを7 MEN 侍、大サビから全員横一列のラインナップ、大サビ後半から全員で再びダンス、という構成で、侍さんたちのフォーメーションは基本のシンメトリー。
もちろんダンスもブラッシュアップされたバージョンで、右手首を左手で握って『罠仕掛けて』を表現しているのとか、『Gimme Gimme その唇』で冷静に自分の唇を人差し指でたたくのとか、諸々すご~~く良かったのだが、死因は主に大サビラインナップである。
ラインナップでは、今野さん大光さん嶺亜さんが下手側に来てくださるのだが、今野さんは毎度毎度、衣装のジャケットを脱いで、肩を見せてくる。最初は片方だけだったが、後半になっていくと両方になっていてめっちゃ面白かった。やすやすと脱ぐな。
しかも次に観たときは脱いだうえで一人だけ腰を振ってたし(なんで?)、さらに次に観たときは脱いで立膝ついたうえで腰を振ってた(なんで?)、そのときのメモを見ると「田中樹」って書いてある(?)。ちなみに同じものを見ていた友人のメモには、不特定多数を心配する言葉が書いてあった。
曲終わりにもいつも舌ぺろ~ってしていたし、さすがのセクシー担当だなあ(こなみかん)。でも罠の世界観(世界観?)にすごく今野さんの雰囲気が合っていて、いちオタクはすごくうれしかった・・・

ここまでが歴代メドレーで、ここからはABC-Zさんのメドレーを経て、Jr.紹介のコーナーに入る。ここでも泣いた。ここでもピークが来る。

6人でフォーメーションくるくる変わりながら踊り、一人ずつ順に前に出て自分の名前を言う、というシンプルイズザベストな紹介コーナー(BGMはZa ABC)なのだが、これが本当に泣きアニメ
みんな自信に満ち溢れた表情をしていて素晴らしいし、矢花さんは毎回違うことをしていて楽しいし、嶺亜さんは絶対的センターで「世界」になってるし、何より最後に6人そろって『7 MEN 侍!!!!!!』と名乗るのが本当に心にくる。

一幕であれだけ『7 MEN 侍』というグループ名の持つ重みを実感させられて、ジャニーズメドレーのなかで、偉大な先輩たちの楽曲を眩しい笑顔で輝きながら踊り、7 MEN 侍さんがジャニーズ事務所のジャニーズJr.としてどれほどまでに素晴らしい存在なのかを身に染みて実感してからのこの名乗りなのだ。

私は、アイドルによる「名乗り」には自己肯定の意味が大きく含まれていると信じて疑わないタイプのアイドルオタクなので(でんぱ組.incとかそう)、この「ジャニーズ伝説」の舞台で、「ジャニーズのアイドル」としてステージに立つ自分たちに対し、彼らは何より自信を持っているんだということを、この名乗りから痛いほど実感して無限に涙が出たし、クソデカ拍手も出た。拍手しすぎて手割れたので、千穐楽とかまともに拍手できなかったレベル(してたけど・・・)。

ラストの『You...』はあまりにもアイドルからジャニー氏へのクソデカ感情ソングすぎて、ちょっといち初心者オタクが何か感想を述べるのすらおこがましいと思えるレベル。スポットライトの照らす先には、アイドルの皆さんにはきっと、見えているんだろうなあと それだけで・・・

千穐楽の話

『You...』が終わると、通常公演ならばそのまま三方礼からの閉幕だが、千穐楽公演では、そのままカーテンコールとして、各バックグループからの挨拶と、ABC-Zの皆様それぞれからの挨拶があった。

そこでの中村嶺亜さんの発言、今考えてもすごかったなあと思う。

嶺亜さん『ぼくたち7 MEN 侍、まあジャニーズJr.みんなそうなんですけど、夢に向かってまっしぐらで突き進んでいます。そうして、いつか、ジャニーさんに誓ったように、僕たちも、ラストのショータイムのジャニーズメドレーに名前を連ねられるように、絶対にCDデビューをして、大きく輝いていけるように頑張っていきます』

オタク、全員号泣アンド全員爆拍手(マジで冗談抜きに1分間くらいずっと拍手鳴りっぱなしだった)。

終演後も、嶺亜さんのこの挨拶は爆速拡散されて、「CDデビュー」という単語が何度目かのTwitterトレンド入りを果たすほどだった。

そもそも、なんでこの発言がそんなに話題になったのかという根本から振り返ると、一番大きなきっかけは、やはり2021年夏のなにわ男子様のデビュー発表だろうなと思う。それを火付け役としたのか、今年の夏以降は、いろんなグループが、それまで遠慮していた部分もあったであろう発言を大きく声に出していくようになった印象がある。

やはりその前のSixTONESさんやSnow Manさんに比べると、今のJr.をけん引する立場にあるグループ所属組からすれば、なにわ男子様は年齢や芸歴の近い子たちが多くて、刺激を受けるJr.たちがたくさんいたのだろうな~と感じるし、実際に「次は自分たちが」という言葉を、それまでしてこなかった印象のあるグループがするようになっていて、皆さんのハングリー精神には本当に畏れ入る。

それは7 MEN 侍さんも例外ではなかったと思う。実際、サマステの頃には、なにわ男子様のCDデビュー発表に言及しつつ、自分たちの目標が「CDデビュー」と「武道館での単独ライブ」であると明確に示した内容のブログが、有料会員向けには公開されていたし、皆それぞれ、ブログのほか、雑誌のインタビューなどで、デビュー発表について、はたまたそれに対するほかのグループの強気な発言についてなど、現状に対する気持ちや目標を話している媒体は多かったように感じる。

そんな中で、嶺亜さんは、7月末のブログで、『自分たちはこれまでオンリーワンを目指しがちだったけど、やっぱりナンバーワンをとりたいと思うようになった(有料コンテンツなのでニュアンスのみ)』と話していたり、

なにわ男子のデビューの話を聞いた時は、「まあ、なにわだよね」って納得してた自分が一番イヤで、なんで俺らじゃないんだって思える位置にいなかったことが悔しかった・・・。俺らももっとデビューについて具体的に捉えようって話したよね。次は、俺らが掴みにいくくらいの気持ちでいないと
(anan No.2278より)

と、こんな発言をしたりしていた。

7 MEN 侍さんは、メンバーがみんな「7 MEN 侍の中心は嶺亜さん」だという認識の下で一体になっているところがまたすごいなと常々思うのだが、それを背負った上で、年齢的にも芸歴的にも最年長の嶺亜さんは、飄々とされているようで、すごく熱い気持ちをもっていらっしゃるんだと、夏からずっと尊敬がやまない。

で、これ以外にも各所であった激アツ発言を経て、そういった思いを公にぶつける場所がこの「ジャニーズ伝説」の千穐楽であった、、、というのが流石にクソデカ感情発生案件すぎるのだ。

オンリーワンだけでいたいわけじゃない、6人の個性は大事にし続けたい、アイドルとしての一線は超えたくない、そんないろんなきもち、それらはすべて、ジャニーズ伝説の一幕の始まりの「迷い」に重なる部分が大きい。しかしその迷いは、一幕の結末として払拭されるし、二幕のショータイムでは満点の自己肯定を以て、ジャニーズの中の『7 MEN 侍』だと名乗る。

夏から嶺亜さんが少しずつ吐露してきた感情の伏線の少しずつが、このジャニーズ伝説という舞台の美しい構成に回収されて、千穐楽の挨拶で発現していると理解できるわけなのである。さすがに美しすぎる。

過剰な自信に基づくものでもなく、ただただ純粋に「ジャニーズの一員として」、『CDデビューがしたい』と、この舞台を経てこんなきれいな伏線回収みたいに、でも大体的に発言できることなんて、たぶんなかなかない。どこで発言してもいろんな界隈が姦しくなるような繊細な界隈だけど、この舞台を経た後の場所でなら、これ以上なく自然な流れとして決意を表明できる。そしてその回収のベストタイミングを、嶺亜さんは逃さなかった

そして何より涙腺を刺激したのは、その言葉を聞いた時の矢花さんの表情
すごくうれしそうな、気恥ずかしそうな、なんかいろんな感情が混ざって泣きそうな顔になっていらっしゃったように見えたんだけど、矢花さんは矢花さんで、以前にこんな発言をしていて。

(髙橋優斗さんのデビューに関する発言を聞いて)
『あの言葉を言うには、自分たち自身への信頼と自信が必要だったと思うし、それがあるというのがカッコいい。』
『あの発言って、いろんな意見があると分かった上で、覚悟して言ったと思うんだよね。一歩間違えるとファンの人との関係性が変わってしまう気がして。僕は関係性を変えたくないんだよね。』
『だからあの発言は簡単にできることじゃない。すごいなって思うんだよ。』
(STAGE navi vol.61より)

このテキストを読んだ後でこの顔を見てしまったから(同じテキスト内で、そういう発言をするなら嶺亜さんだね、という話もされている)、私もそれを見て勝手に主観的に感情を揺さぶられてブワァーーーーーーーーーーーーーーーー涙出た。滝。

今回の舞台はとにかく、「7 MEN 侍さんがジャニーズのアイドルとしてステージに立つこと」の美しさありがたさを再実感することになったし、さらに深く7 MEN 侍さんのことを好きになる舞台だった。
そしてABC-Z様には本当に頭が上がらないし脚を向けて寝られない。

ミーハーな兼任オタク(ド偏見)もたくさんいる界隈だし、侍さんたちのこの「ジャニーズ伝説」への出演やデビューに関する挨拶が、どのような受け取られ方をしているのかはマジで全くわからんけど、少なくとも私にとっては、今年で一番、この目で観ることができてよかった、わが人生に一片の悔いなし状態になった現場だし、ジャニーズ初心者オタク20秒目の私からしても、侍さんにはジャニーズとして、天下を獲ってほしいな、そのために応援し続けたいなと思わせられる素敵な舞台であったのや。

映像化・円盤化して欲しい~~~~~~~~~~~~本当にこの舞台をもう観ることができないのが寂しくて泣ける~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

し、そのあとに観た少クラクリスマスSPではバチボコの余韻の中で侍さんの歌う『終電を超えて』を浴びてしまって情緒が流石に逝った。さよなら。

そんなかんじで迎えた年末でした。

素敵な気持ちを与えてくださる全方面に感謝を忘れず、2022年もいろんなオタクをしていきたいと思います。

ジャニーズメドレーに7 MEN 侍さんのオリジナル楽曲が加わる日が待ち遠しいなあ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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