【エッセイ】授業からの逃げ方のすゝめ
授業中、眠くて眠くてしょうがない。
そんな経験を誰もが一度はしたことがあるはずだ。
今まさに、私はその状況にある。体全体の力が抜け始めているため、あと一回の瞬きで眠ってしまいそうだ。この段階まで来ると、第六感が目醒めるのか、「もういっそのこと机に突っ伏して寝てしまおう」という悪魔の囁きすら聞こえるようになる。が、私は寝るわけにはいかない。先日のテストが散々であったため、授業態度に全てがかかっているのだ。このまま寝てしまえば、きっと通知表は見るに耐えない内容になるだろう。